むこう川 part2

〜 ポニタの独りつぶやく 〜



2016.12.22

今年は奇跡のようなことがたくさん起こったなあー。
最後にまたどかんと来たなあー。十年かかると思ってたのになあー。
このとこすっかり忘れていたヤツ(特別天然記念物)にいきなり出会うとは!


2016.12.18

今年の演奏も忘年会も終了。自分の人生も押し迫ってきた気がする歳の暮れ。
この1年は何かと『組織』というものについて考えさせられたなあと思う。
私は人と共同作業するのが苦手で文化祭とかも嫌いだったし、大人になっても
自分から進んで人の輪に入ることはしなかった。まあいい歳をして苦手とか
嫌いとか言ってるのはどうかという気はしてたけど。
それが最近ミゲルに引っ張られてやたらいろんなところに首をつっこむことになり、
内心めんどくさ、と思ってたのが、やってるうちに面白くなってきたりもした。
しかし集団というのは、一番最初の段階で何か間違うと、修正がきかないのね。
もはや解体するしかないと思うことがある。いや、解体したところで、同じ材料で
組み立てればまた同じものができあがるだけでなんの意味もない。
先週、立て続けにいくつかの縁がぷつぷつと切れた。潮時と思う。
東京都のごたごたのニュースに思いを馳せながら、いい勉強をしたと思う。


2016.12.5

駅で退屈して、本を読みたいと思った。
今、家で読んでる本は分厚すぎて持ち歩く気にならない。
本屋さんに行くと情報が多すぎて絶望的に疲れてしまう。

本当に必要な言葉だけが書いてある本があればいいのに。

でもやっぱり、大吉しかないおみくじじゃあダメなんだろうな。
いろいろある中から今日必要な言葉を今日引き当てなくては。

陸上選手が「ゴールした瞬間が最高の気分でした」と言ったとしても
「じゃあゴールだけいっぱい作っとくね!」って、それじゃダメだしなあ。


2016.11.22

てぶくろ無しでバイクに乗れる小春日和。きょうの洗濯ものは幸せもの!


2016.11.12

11月5日(土)6日(日)は宇治市の植物公園で大きなフォルクローレのイベントがあった。
この夏はいろいろと、胸をえぐられるようなできごともあって、当日は風邪も引いていて
体力的にとても不安だったけど、まあまあ事故もなく終了。
今回は実行委員として参加していたので、演奏の出来がどうたらたら考える余裕はなかった。
やけくそで開き直りつつ、でも今までやってきたことの積み重ねを信じつつ、演奏した。
歌がよかったと言ってもらったのと、ペルーの人にワイノのギターを褒めてもらったのが
何より嬉しかった。しみじみ感謝!
しかし、いつもならカラフルな衣装に釣り合う濃いめの化粧をするんだけど、長丁場で
ぐだぐだに崩れることを危惧して(朝5時起きだったし)日焼け止めのみのほぼすっぴん顔
で舞台に出てしまったのは悔やまれる。ステージとお客さんの距離がかなり遠かったので
油断してたけど、カメラの存在を忘れてた。気が滅入る。。


2016.11.8

京都の路地はひとすじ間違うと一方通行だの右折禁止だので迷宮にはまりこんでしまう。
今日もしっかり罠にかかってしまった。
しかも大粒の雨がダバダバ降ってきたのでバイクを止め、民家の軒でちょいと雨宿り。
小降りになったので走り出すと、また強く降り、もはや雨宿りできる場所も見つからず、
どうしようかと思ったところに稲荷神社の道しるべ。

なんとなく鳥居をくぐる。こんもりと木が茂っているので雨のかかりようがましに感じる。
合羽姿でぶらぶら歩く。すぐにひと回りしてしまう小さな神社だけど、清潔にしてある。
雨音を聞きながら、しばし拝殿の軒下でぼんやり佇む。

絵馬の掛かっているのをぼうっと眺める。
『M(女性の名)が幸せになりますよう よろしくお願いします。Y(男性の名)』
ふうん。ふだんは他人の書いた絵馬など読まないんだけど、こういうことを書くものなんだ。

ふと見ると、隣の絵馬も同じ筆跡で同じことが書かれている。あら、2枚も書いたんだ。
と思ったら、そのまた横にも、多少言葉は変わっていても、同じようにYさんがMさんの幸せを
願う絵馬。『Mが元気で幸せに暮らせますよう…』『Mがこれからは幸せになりますよう…』
もしやと思って一歩下がって見回すと、掛かっている絵馬の6〜7割がた、Yさんが書いた
Mさんの幸せを願うものだったので、ちょっとたじろいだ。
木の色が黒ずんだ古いものもある。何年も通ったのかもしれない。
絵馬は何重にもかさねて掛けられてるから、この下にもYさんの絵馬がびっしりなのかも
しれない。ちょっと怖くて、めくって見る気にはならなかったが。

しかし深い愛情と信仰心だなあ。他人のことながら、ここまで熱心に幸せを願われるMさんは
いったいどんな不幸な境遇にあるというのか、重病でも患っておられるのだろうか。
でもこれがもしYさんの一方的な思いだったりしたらちょっと悲しいよね、などと思いながら、
一番高いところ、右上の角に掛かった絵馬を見たとき、私は安堵した。
そこには、『ありがとうございました Y M』と連名でお礼が書かれていたのだった。
なんかしらんけど、良かった良かった、ほんとに良かった。


2016.10.17

雨の朝、傘をさして燃やすゴミを出しに行く。
上目遣いに空を見て、けっこう青空でてるやんと思った。
でもすぐに気づく。青い透明ビニール傘をさしてることに。
傘をはずして見た空は灰色。はは、能天気だね。


2016.10.13

スーパーでじゃがいもやらかぼちゃやら豆腐やら納豆やら、あと炭酸水とミックスナッツを買ったら
支払い金額がぴったり千円(税込み)だった。
レジの人が、「わあ、税込みでぴったりはなかなかないですよ!ぴったり賞ですね!何も出ませんけどー。」と言った。
その直前に思わぬ出費(予想はしてたけどそれをはるかに上回った)でがっくりきてたところ だったので、
ぴったり賞が嬉しくレシートの写真など撮ってみる。何ももらえませんけど。


2016.10.9

2年ほど前に火事で全焼した大阪・十三の飲み屋街『しょんべん横丁』が リニューアルオープンしたという噂を聞いた。
「このさい、しょんべん横丁なんていう名前も変えたらいいのに、、、」
「そうやなあ。もっとおしゃれな感じにしたらいいのになあ。しょんべんプラザとかしょんべんストリートとか、、、 そやっ!しょんべんロード!?」
「・・・そっち?」


2016.10.8

ナイスミート・イン山科駅という月1回開催のイベント(@京都市営地下鉄)で
ラス・マルビータスが演奏させていただきました。1時間、11曲。10月というのに
夏のような暑さでした。私としては結構とちってしまったのだけど、にこやかに
最後まで聞いて下さる方もおられてほっとしました。ありがとうございました。


2016.10.6

今日、重たいマッサージチェアをみげるが動かしてくれました。
毛抜きはありませんでした。ああ、毛抜きは、どこから来てどこへ消えたのか?


2016.9.29

今日、変なことがあった。うまく文章にできるか自信ないけど書いてみる。

みげると近所のスーパーに買い物に行った帰りのこと。米やら牛乳やら重いものをどっさり
持ったミゲルは、階段を手すりにつかまりながらヨイショヨイショと昇っていた。
途中で、うわあとかなんとか声を上げるもんだから、何かいな?と思って見ると、手すりに
つかまっていた右手の薬指だったか小指だったか忘れたけど、みげるの太い指に『毛抜き』が
はさまっている。「なんじゃこりゃあ!」と叫ぶみげる。
私はてっきり、みげるが自分のポケットに入れてた毛抜きをふとした拍子に指にはさんだのだ
と思い、「何やってんの?(変なひと!)」とヘラヘラ笑っていた。
でもみげるは「なんでこんなものが!?どこにあったんや!」と本気で気持ち悪がってるので
「自分のとちゃうの?」と訊くと、「しらん。ただ手すり持って階段昇ってただけやのに
勝手に指にくっついてた!」と言う。何じゃそりゃ、そりゃあ気持ち悪い。
で、家に着いて、みげるは「捨てるでー」と言ってゴミ箱に向かったが、ちゃりーん、と
音を立てて床に落ちた。そして、消えた。探しても、もう毛抜きはどこにもない。

まあ多分、ちっとやそっとで動かせないマッサージチェアの下にもぐりこんだんだろうよ、
掃除のときにいろんなものが出てくるのはわが家ではよくあることだ。それはいいとして、
どこから沸いて出たんだ? そしてなんで指にはさまる? ふと自分の手を見たとき、指に
見ず知らずの毛抜きがはさまっていたら相当気しょく悪い。私だったらもっと大騒ぎしている。
みげるはわりと動じなかったので、最初何をやってるのかしばらく私には理解できなかった。
意味はないただの変な出来事だけど、『毛抜きの怪』として書き留めておく。
じつはもっと変な、きつねやたぬきに遊ばれてるような日常もあるんだが、改定鋳物やら。


2016.9.26

ひさしぶりの空。ずっと降ってたわけじゃないけど、ずっと雲に覆われてたもんなあ。

秋の救急車の音がする。飛行機もヘリコプターも、夏とは違う音で飛ぶ。


2016.9.22

今日はフォルクローレ仲間のグルーポ・ウヌの15周年ライブに行ってきました。
大人数(7人)でなにかと大変だろうに、うまくやっておられる素敵なグループです。
ウヌさんはメンバーの年齢が比較的幅広いグループですが、集まってきたもっと古い
知り合いはみんなそれなりの年齢になってきております。
ひとつの趣味を長く続けているとどういうことになるかと言いますと、、、
いつしか身体の不調の話になり、会場が病院の待合室のようになってしまうのでした(笑)。
私もまあまあ強いカードを持ってはいるけど、病気自慢に勝利してもあれだからしまっとく(笑)。
いやはや、一寸先は病み。気持ちだけでものほほんと楽しく過ごしたいものです。


2016.9.12

この夏よく履いたサンダルは、足の甲のところで紐が編み上げになっている。
それで毎日出歩いたので、足の甲が網目模様に日焼けしてしまった。

みげるの前に足をにゅっと出して、「見て。キリンのような足。」と言ったら
みげるは何を思ったのか、「聞かなかったことにしといてやる。」と言った。

そういえばずうっと昔のことだけど、ちょっと太ったかなあと思ったとき、
今日と同じようにみげるの前に足をにゅっと出して、「私の足、太い?」と
訊いたことがある。そのときのみげるの答えは、ちょっとの沈黙の後、
ひとこと、「みじかい。」だった。


2016.9.10

もくもくしているから、雲。
じゃあ、バネはねばねばしているか?


2016.9.9

今日もテレビのニュースを明るくソラミミ。
原発廃炉負担 → 原発敗北感
工期を短縮できる → 工期を楽しくできる


2016.9.8

ちょっと前、身体的事情により右腕があまり動かせないことがあって、
洗い物をするときスポンジを持った右手は動かさずにお皿やお箸を持った
左手のほうを動かすようにするなどしていた。それが結構うまくいくもんだから
右手を動かさずともいろんなことができる気がした。

でも、顔をぶるぶる左右に振って歯を磨くとか、チャランゴの胴を上下させて
ワイノのリズムを弾くとか。やろうとしたけど、無理だった。


2016.9.7

8月の空を見て思ったこと。雲を「くも」と名付けた人のセンスの良さよ。

9月の雨の日、雨を「あめ」と呼んだ人にも感心する。
「あむ」とか「あも」だったら湿度が高いだけでうっとおしいけど
「あめ」の「め」がいい。水のしっとりとしたたる感じ。めそめそ、おちる。


2016.9.3

本日の聞きまちがい。

日露首脳会談 → 未知の手動階段

手動のエスカレーターでしょうか。疲れますね。まったくもって未知です。


2016.9.3

テレビをつけたままパソコン画面に集中してたりすることが多いので、
文脈がわからないままふいに言葉の一節が耳に入ってくる。
こういうとき脳はしばしば誤認識をする。

ちょっと前のこと。「くるおしいほど切ない安倍総理」と聞こえて、
は? と思って画面を見ると、テレビドラマの予告宣伝で、
正しくは「くるおしいほど切ないラブストーリー」だった。
だよねえ。どんなドラマじゃ?と思ったよ。
ま、総理もいろいろ切なかろうが。


2016.9.2

『むこう川』を放置してずいぶん経った。
半年ぐらい?と思って、今見たら9ヶ月以上経ってるやん!
もうじき1年やん!

じつは今年の5月頃まではぽちぽちと書いてはいたんだけど。
アップロードしそびれて、もはや没。
なんだかいろんなことに対して、うんざりしてしまった。
どうでもいい情報が溢れ返った世の中とか自分自身の惰性とか。

で、なんで再開かというと、変なメモが溜まってきたから。
誰ともつながっていないこの川に、こっそり流すことを、見逃しとくれ。


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