むこう川 2009


2009.1.1

謹賀新年。今年の抱負は、寝酒を減らすこと。
そんなわけで朝からグビグビ、、、サルゥ〜♪


2009.1.2

聴くたび、口ずさむたび、歌詞の意味を考えるたび、泣きそうになってしまう歌。
・・・きっと人それぞれにそういう歌があるんでしょう・・・
へたでもいいからそういう歌を歌いたい、なぁー。


2009.1.3

本屋の新書コーナーには笑っちゃうほど面白そうな興味ひかれる書名がずらりと並んでいる。
けど読んで面白いのは何冊ある? ・・・本に限らず、選びたくはないけど選ぶことは必須。


2009.1.8

某会の関係で LPレコードを引っ張り出す用事があり、ついでなので何枚か聴いていたら、
リラ・パウシーナのワイルドな演奏にあらためて驚嘆! 久しぶりに大きなスピーカーで
聴いたせいもあるけど、いや〜スゴイ、ほとんどロック!?みたいな勢いに圧倒されました。
まったりもいいけど、ベケベケもね!って感じです。
といいつつ、裏腹にアヤクーチョ南部の超まったりアルパをギターで模倣している私。


2009.1.11

朝から喉の調子が変で、“低音なのに裏声”みたいな、普段なら“出そうと思っても
絶対出せない”ふしぎな声になってしまった。高い声を出すと、ピッチがニョロつく。
おもしろいから今のうちに録音しとこかという思いもよぎるが、実行する気力も無く、、
確実に風邪菌が喉もとでくすぶってる感じでヤバイ。
ここ数年、風邪をひくたび、咳が1ヶ月以上止まらなかったりするので本当にヤバイ。


2009.1.12

今日は昨年11月にチャリティーコンサートでお世話になった団体のS氏のお宅へマルビータス
のメンバーでお邪魔してきました。S氏はとってもおもしろいアメリカ人で、山の中腹にある
自然に囲まれたお宅は和風の造り、インテリアは和洋折衷のこてこてな骨董品がてんこもり。
ロッキングチェアーに暖炉まであって、思わずきゃあきゃあ言ってしまいました。
おでんや地酒や鯖のへしこやアロス・コン・レチェ(ペルーのデザート)などを戴きながら、
楽しく談笑いたしました。
それにしても寒い日で、朝は吹雪いてどうなるかと思ったほどでしたが、午後は晴れでした。


2009.1.15

薬は薄い毒。香水は薄い悪臭。芸術は薄い暴力。


2009.1.16

能ある鷹は爪隠して尻隠さず。


2009.1.17

サンファニートは音もなく降る雨に似ている。


2009.1.18

1週間くすぶっていた風邪が、本気を出し始めた。
しかし今回はこの1週間の間に熱をうまく封じ込めたようで、本格始動とともに末期症状。。
すなわち、いつもは熱が引く頃から始まるあのしつこい咳が、いきなりやって来たのだった。
これはなんとしても阻止しなければ!!!先手必勝!気合いだ〜!!!
咳のしすぎでいったん喉の粘膜が過敏になってしまうと、ちょっとした刺激(息を吸うとか)
だけで咳が出て止まらなくなって、薬も全く効かなくなってしまうので、そうなる前に、、、
こうなったら、どんな汚い手を使ってでも治す!!!(いや、汚い手は消毒した方がいいかも)


2009.1.21

自分の小さな頭の中にあるちっぽけなイメージを、人の手を借りて具象化しようとすると、
たいてい“ガッカリ”なものしか出来上がらない。
それもそのはず、、全工程を自分一人でこなすのならまあ正確に再現できるだろうけど、
人に伝えて作業してもらうという過程でどんどん劣化コピーのようになっていくわけで、
到底、本物(頭の中のイメージ)に及ぶはずがない。
それならいっそ、正確なクローンを作るよりも、交配や突然変異に因る進化を期待する方が
ずっと面白い。すなわち、一人でやるにしても即興や偶然の産物を重視するとか、そして
せっかく他人と一緒にやるのなら、もっともっと未知の発想と融合させたいと思う。
設計図に忠実で従順な技術屋さんなんて、私には不釣り合いでござんすわ。
まあ、その意味で、予想不可能なミゲルのケーナは最高に面白いとも言えますね!


2009.1.26

かすかな情報、曖昧な記憶、いくつかのキーワード・・・
興味を惹かれたものはとりあえずどこかに保存しておいて、、、そのまま何年も忘れてたり
するのだけれど、その蓄積の中からある日ふと、ぴぴぴっと、バラバラだったキーワードが
つながって、ひとつのかたまりになる。まるで考古学の謎が解けるみたいに・・・

・・・解けるみたいに固まっていく・・・か。ふふふ。


2009.1.28

最近の主食は、りんさんこでいん、えんさんぶろむへきしん、えんさんめちるえふぇどりん等。


2009.1.29

最近しばしば少年Xのことを思い出す。私が15歳の頃に出会った天才的キ○ガイ少年だ。
(いまや、ある種の世界でカリスマ扱いされているらしいが、さもありなん...)
15歳からの3年間、私は彼からどれほどの影響を受けただろう?
奴はなんでもスパスパと本当のことを言った。なので私はしょっちゅう傷ついた。
けれど奴の言うことはいつも真理を突いていて、その点では誰より信用できた。
それまで優等生だった私は、自己改造(自己破壊?)を始め、アホンダラを目指した。
今になってそんな子供の頃のことを思い出すのは、念願のアホンダラとなった今の私が、
ある意味であの頃の奴の立ち位置に近いところに居るからなのかもしれない。
今になって奴の気持ちが少しわかったようなところが、あるのだった。
(元カレとかじゃねいですよ、念のため。オカマ同士の友情、みたいな感じだった...)


2009.1.30

非回転性眩暈がひどい。くすりのせいかな? そろそろ減らそか。
どうでもいいけど私の後頭部って陥没しているな。こんなに長く生きてきて初めて気づいたけど。
生まれつき? それともひょっとして年末のアルパ激突のせい? まさか幼児期に虐待とか??


2009.2.1

誰でも共感者が欲しくて自分の好みやら考えやらを人に話すんだろうと思うけど、
強調しすぎて誤解を生んでもいけないので、念のため・・・
「きつねうどんが好き!」と言ったからといって、べつに天ぷらうどんが嫌いなわけ
ではないし、もちろんフランス料理を否定しているわけでもない。
だから、「中華料理好きな私のことなんて、軽蔑してるんでしょ!?」とか
思わない下さいねっ。(←そんな人、いないか)


2009.2.3

ホンモノがいつでも人の心に響くわけではない。
またもや昔の話をするけれど(いよいよ私も年寄りになったのか?)
高校生の頃、必須の部活というのがあって、特にやりたいこともなかったので
(学外でロックバンド組んでた私は学校に興味が無かった)発声練習が役に立つかも
と思って演劇部に所属してました。ほいで、あるとき顧問の先生が「泣いてみなさい」
と言いました。みんな頑張ったけど、せいぜいウルウルする程度で涙は流れません。
ところが、ひとりの女の子が、ボロボロと涙をこぼしてワンワン泣き出しました。
先生が「もういい」と言ってもぜんぜん泣きやまないのでどうしたのかと訊いたら、
大好きだったおじいちゃんが最近死んで、そのことを思い出したのだという。。。
つまり彼女は演技ではなく本当に悲しくなって本気で泣いていたのだった。けれど、、、
アニメが大好きで普段の言動がいちいちアニメちっくで芝居がかった彼女の泣き方は、
幼稚園児の嘘泣きのように、両手の甲を目に当てて「えーん、えーん」という泣き方で、
見ていて心を打たれるどころか、気恥ずかしくなるだけなのだった・・・。
みんな苦々しい思いで、彼女の嘘泣きより嘘っぽいマジ泣きを見ていました。
『真実』が良いとは限らないという現実を目の当たりにして、驚愕でした。
同時に、『パーソナリティの重要性』について、考えました。
何をするにしても結局は。。。
パーソナリティ・・・本人が意識しなければ、決して変えることはできないんだろうなあ。


2009.2.9

昨日は新大阪にて、フォルクローレ演奏者が20組ほど集まる大きなイベント
『第6回 吹田フォルクローレ・フェスタ』が開催されました。
普段の地味で退屈な日々と、もうちょっとなんとか平均できたらいいのに、、と思うほど
いっぺんにたくさんの人に会える1日で、、いや〜もう目が回りそう!
去年倒れられてから初めてお会いしたカサデラパパの前田さんがお元気そうで何よりでした。

このイベントには第1回以前の試験的開催から参加させていただいていて、今回もアウトクトナ・
カンチャイと、シン・マルビビール改めラス・マルビータスの2グループで出場させていただいた
のですが、私個人の今回の演奏の出来は、アウトクトナ80点、マルビは 5点くらい・・・。
しかし最近は、他の人のうまい演奏を聴いたり、自分の演奏が失敗したりしても、昔のように
焦燥を感じることはなくなりました。。。それが良いことか悪いことかは微妙ですけども。。。
ある意味、こんなものか、という自分たちへの諦めや、慣れというか麻痺?もありますしね。。。
でもそれ以上に、自分の目指してるものへの確信が強まったことや、長年いっしょにやってきた人
が本番でグダグダな演奏をしても、たまたま調子が悪かっただけで本当はもっと気持ち良い演奏も
できる人だってことを、ちゃんとわかっているからこそ、落ち着いていられるのかもしれません。
(“たまたま”が結構多かったりはしますけども...笑)
そして、「諦める」ということも、必ずしもマイナスなことではなく、いくらやってもダメな
(好きになれない)ものには、いい意味で見切りをつけて、もっと好きになれる方向へと、
新しい活路を見出すきっかけにしてやろっと思っているのです、今年の私は。


2009.2.10

もし自分が神様で、雲の上からヒトの運命を自由に変えられるとしたら・・・・・・
何もない平坦な道をつまらなそうに歩いてる人を見つけたとき、きっと誰でも、
その道に山や谷をつくったり大きな岩を障害物として置いたりしたくなるのでは?
きっとね。それは決していじわるではなく。。。
そんなわけで、いろんなことがあったんだろう、私にも。ああ、おもしろかった。
私の運命を操ってる神様は、きっと根が善人だろうと思うんよ。知らんけど、たぶん。


2009.2.13

人気ブログに写真は必須。というわけで? 人気でもブログでもないけど写真掲載!
「これ、欲しい?」と訊かれたら、「う〜〜〜〜ん」と悩むけど、
「じゃあ、捨てよっかな。」と言われたら、「ちょっと待って!
捨てるんだったらちょうだい!」と言ってしまうセコイ私・・・。
そんなこんなで我が家にわけのわからないものが増えていくのだった。
20弦チャランゴ、4重弦×5コース。なんと、ヘッドだけで長さが
36センチもあります! 弦の本数だけじゃなく長さも倍いるや〜ん!
弾き方はまあ、一緒だろうな、5コースであることに変わりないし。
しかし、、、重いです。物凄く・・・。
横にある太鼓も貰った。カラフルなペイントがとってもかわいい!


2009.2.16

傷口は、ちょっとしたことで何度も開く。

あの頃、みんな笑っていたけれど、私には何が面白いのかわからなかった。
私にはみんなが“楽しい教”の呪文に操られて意味もわからず笑っているように見えた。
そしてにこにこしているうちに本当に楽しいかのような錯覚に陥っているだけに見えた。

本来の能天気な私に戻って、性善説に則り、のほほんと生きてゆきたいものです。
とはいえ、二度と裏切られるのはイヤなので最低限に自分を守ることは忘れずに。。


2009.2.17

或る日の変な会話。
「今日、公民館の支払いに行って来たけど、受付に初めて見るおっちゃんがいたわ。」
「へえ、どんな人?」
「いつものおっちゃんがケチュアの人としたら、今日の人はアイマラ系やったわ。」
「ああ〜、はいはい、あのおっちゃんね!」


2009.2.18

「ペルーの曲は大好きで、自分でもやってみたいとは思うけど、マンドリンやバイオリンや、
ペルー型チャランゴも持ってないから、なかなかできないんですよね〜。」とおっしゃる方
がたまにいらっしゃいます。・・・まあそういう考え方もあるのかもしれませんが・・・
私の個人的な見解では、ギター1本でも、ケーナ1本でも、なんなら歌と手拍子だけでも、
その気になれば、できると思っています。(もちろん、その気にならなきゃ、ダメですが。)


2009.2.19

滅多にないとは思うけど、このページを読んで私の言葉に共感してくれた人がいたとして、
その人がラス・マルビータスの演奏を聴きにきてくれたとしたら、
「このポニタという人は、言ってることとやってることが全然ちがうじゃないか!」と
立腹されるかもしれませんね。
・・・・・・・・・開き直りと葛藤のジェットコースター・・・・・・・・・
痛みを振り切って、深呼吸。。。潜伏期間が長すぎるけど、確かに現在進行形です。


2009.2.20

私は歌が下手だ。どれくらい下手かというと、『マルビでポニタがリードボーカルをやりたいと
言った曲はいつも、未完成のまま(もちろん未発表で)お蔵入りしてしまう』というジンクスが
成立しそうな勢いで、下手だ。
それでも、どうしても、歌いたい歌がある。それは、“上手い人に歌ってもらう”のではダメで。。
なぜなら、自分で一方的に、ではあるけれど、心の中に『約束』があるから・・・


2009.2.21

人と競争したり張り合ったりするのはとても面倒くさくて性に合わないので、勝負を吹っかけられたら
たいていその場で降参してしまいます。
最近、古い楽器仲間と久々に会ったとき、「ずっとライバルと思ってる」と言われてびっくりしました。
もちろんそれは良い意味で言ってくれたのであり、とても光栄で、嬉しく感じました。
でも、スポーツでもないのにライバルっていっても何を競うのかよくわからなくて、、、
そりゃまあ音楽にも技術の高い低いはあるだろうけど、しょせん趣味人の私は、技術で人と張り合う
気持ちはまったくないし(だから上達しないのね!本当に!)、技術面以外には、相違があるだけで
優劣なんてつけられないものだと思うし。。。
愛好家にとっての目標というのが、「自分の好きなことを、好きに実現していくこと」だとしたら、
その「実現の度合い」が勝負の基準になるんかなあ?(←私はまだまだですわ・・・笑)
いかに、好きなこと、やりたいことを、ほんまにやってるか!? って、、、道楽ですねえ。。。


2009.2.22

生まれてからずっと、どの集団に属していたときも何故かしらマイノリティだったので、
今さら大勢の人に賞賛されたいなんて望まない。私の趣味はことごとく一般受けしない、
と、今までの経験からじゅうぶん知っている。
私はただ、どこかにいるかもしれない(いないかもしれない)私に似たような人に、
「ここにもこんな人間がいるよ〜」と伝えたいだけ。


2009.2.23

深夜お酒を飲みながらミゲル・マンシージャ・ゲバラを聴いていたら・・・
アヤクーチョをうたわずして、何がペルーの音楽だ・・・!という気がした。
今まで何気なく聴いてきたよく知ってる曲も、この人のギターと歌で聴くと、
「なんていい曲だ〜。ああ〜、この曲、好きだなあ」と思う。


2009.2.28

今日は、長年「きょうと土曜サロン」を運営されてきた野々口さん(現在は「音楽と美術の部屋」と
して活動)のご紹介で、滋賀県大津市の長良商店街でラス・マルビータスが演奏させていただきました。
いわゆる“商店街おこし”のイベントで、いろいろな人に親切にしていただき、いろいろなものを食べ、
おいしかったです(笑)。遠くからわざわざ見に来て下さった知り合いもいて嬉しかったです。
商店街のアーケードの中で、特に時間制限がなかったのをいいことに、少しの休憩とたっぷりの
MCを挟みながら、2時間近く演奏しました。(曲は13曲しかやってないんだけど!?)
このところずうっと雨 or 雨模様でしたが、今日は久しぶりに爽快な青空で気持ち良かった〜。
京阪電車京津線が、ちんちん電車の趣きがあって素敵でした。
手書きの張り紙
有難うございました!
ポンチョ着てギター弾いたのは初めてかも。(防寒用) 無人駅の発駅証明書。市バスで言うところの整理券


2009.3.1

今日は今年最初の、ロス・ムシス練習会でした。いつもは1月から始めるんだけど、
いろいろあって遅いスタートになってしまいました。
欠席届が多くて心配したけど6人集まったし、気持ちよく歌えて、生ビールも飲んで、
おかげさまで、元気で幸せな気分です。ビバ!ロス・ムシス!ですね〜。


2009.3.2

ここ数日、寝つきはいいんだけど(←酒飲むから?)2〜3時間でふと目が覚める。
そのとき異常に覚醒した感覚があって、金縛りではないけど、しっかりはっきりと
目覚めている意識を持ちつつ、閉じてるまぶたにくっきりと映像が見えている。
きょろきょろしても凝視しても消えないから、夢よりずっとちゃんと細部まで冷静に
観察することができる。今夜見たのは、歯医者さんか手術室にありそうな触手っぽい
ごちゃごちゃした大きな機械が、くきくきと、その腕を動かしているのでした。


2009.3.3

土日のイベントを終えてホッとするのか、月曜はいつも微熱が出る。
咳が止まらないのも、ついに7週間を超えたし、、、
で、病院に行ったら、血をとられ、レントゲンをとられ、お金までとられた。。。
気管支拡張剤って、呼吸が楽になるけど、鼻の穴が大きくなったりしないんだろうか?
それにしても、恥ずかしい問診票...(-_-;


2009.3.8

何がツライって、歌がじぇんじぇん歌えない。

腕の神経根圧迫で常に手がしびれている私は、いつまでギターが弾けるんかなあと不安で、
それならば、歌おう、と思った矢先、今度は“咳が止まらない病”ときた。ひどい。。

体の病気、心の病気、社会の病気、、すべての病気が無くなればいいのにと切に願う。


2009.3.9

気にかかるのは、離れていった葉っぱの舟...
いつかまた近くに流れつくのだろうか...


2009.3.11

球根のイメージが湧き起こる。球根から伸びた茎の先に、大きな花。
黄緑がかった薄茶色のカサカサした渋皮の中に、夢のような栄養と、緻密な記憶。


2009.3.13

好きな人の歌は、いつまでも聴いていたい。好きな人の声は、心地よい。
と、思いませんか?


2009.3.14

クレバーでクリアーでブライトな女の子たち。スパスパと意見を言える賢さが好きだ。


2009.3.17

昔は2月から4月の丸3ヶ月間、人間を辞めて鼻水製造機になってしまったかのような
ひどい花粉症だったのが、ここ数年はずいぶん軽症で済んでいたので、知らないうちに
体質改善したのかしらん♪ と喜んでいたんだけども・・・
代わりに出てきたしつこい咳は、なんと、アレルギー性の咳だそうで・・・。何それ〜?
結局、アレルギー体質に変わりはないんじゃん!!! 鼻から喉に移っただけじゃん???
・・・と思ったら、今週から普通の花粉症も出てきて、咳と鼻のダブルパンチ! 助けて〜


2009.3.18

本日の聞き間違い。
「日曜礼拝もやってます」 → 「いちおう礼拝もやってます」 ・・・ゆるい教会?


2009.3.18

この不景気は物質主義に歯止めをかけるためのものなんだろうか?
ストレートな生存欲求は、ある意味野蛮で、ある意味健全。


2009.3.18

この不景気は物質主義に拍車をかけるためのものなんだろうか?
極端な欠乏を経験すると、いつまでもそれに執着してしまうことがある。


2009.3.18

今日、道を歩いていたら、私の前方10メートルくらいに一人のおじいさんがこちらに背を
向けてぼうっと立ってはりました。何してはるのかなーと思ってたら、突然おじいさんが
ガクッと膝をついて前かがみになったので、わ、大変!おじいさんが倒れた!と思って、
駆け寄っておじいさんの前に回り込んだら、、、
おじいさんは子犬のフンを拾ってはりました。私の視界には入ってなかったのでしたが
おじいさんの足元には小さな子犬がいたのです。おじいさんは近眼なのかもしれません。
顔をアスファルトの地面にくっつきそうにしながら、小さな子犬の小さな小さなフンを
指でつまんでビニール袋に入れてはったのでした。
それにしても、フンを飼い主が持ち帰るという風習が出来てから、犬は道の端ではなく、
道のど真ん中にフンをするようになってしまいましたね。犬の恥じらいはどこへ?


2009.3.18

最近の幼児は、幼児体型じゃないですね。。。


2009.3.19

よく知らないものを初めて間近で見たときは、良し悪しがわからなくても当たり前。
でも、本当に良いものに触れれば、きっと誰でもその良さは感じられると思うから、
まっすぐに良いものを目指していけばそれでいいんですよね。
言葉で訴えかければ人はわかってくれると思っていたけど、そうではなく、やはり、
百聞は一見にしかず。・・・考えてみたら私はまだ一度も何も形にしていなかった。


2009.3.22

とても久しぶりに、大勢の人の中でガチャガチャと、チャランゴを弾いた。
苦手な曲ばかりで全然うまく弾けないのだけど、それでもちょっと楽しかった。
笛もちょびっと吹いた。ギターとチャランゴの伴奏が寄り添って心地よく、、、
近ごろ体調不良で鬱っぽくなっていたのが、少し楽になった。


2009.3.23

とても久しぶりに、大好きなお姉ちゃんからメールが来た♪
あれこれ言い訳するのは辞めて、私もまっとうに生きようっと思った。


2009.3.24

とても久しぶりに、ギターソロの曲を、喉がカラカラになるまで弾いた。
“終わらんとこうと思えばいつまでも延々繰り返せるような曲”というのは、
練習が苦手で飽きっぽい私でも弾き続けられるから、良いであるなあ。
まだまだしどろもどろなんだけど、あと何百周か回ればつっかえないかなあ。


2009.3.27

呼吸器科の先生の言いつけで、「喘息チェックリスト」だの「咳日記」だのというのを
つけさせられています。それによると、というか、別に今さら分析するまでもなく、、
ビールを飲むと、咳がひどくなるんですねえ〜、あはははは〜(泣)
冷たい飲み物厳禁って、じゃあ一体何を楽しみに生きればいいの?(お湯割りかしら?)


2009.3.28

ムシスの練習。一度だけギターを立って弾こうと試みたら、首と背中にミシミシッと
嫌〜な感触(セメントの壁に亀裂が入るみたいな)があって、1コーラスで挫折。。


2009.4.1

咳止めに蓮根湯が良いと聞いたので、さっそくレンコンを買ってきました。
けれど、ふと気付けば今日はほとんど咳が出てなくて、これじゃあ今飲んでも
せっかくの効果がよくわかんないじゃあ〜ん! とがっかり。。。
いやまあ、症状が良くなってがっかりすることもないんだけどもね。(^_^;


2009.4.3

本日の鼻歌 ♪こ〜らこ〜らてぃえらみぃ〜あ〜〜♪ (※ Canto a Coracora)
ひらひらのブラウスで舞い踊ります〜〜〜


2009.4.4

ムシスの練習。今日は何度かギターを立って弾いた。この前立って弾いたとき背中が痛く
なったからちょっと怖くて、ついふんぞり返ってギターをお腹に乗せ気味になってしまう。
べつに今流行りのお笑い芸人の真似をしていたわけではないっす〜。


2009.4.6

咳がぶり返したので、蓮根湯を作ってみました。まあまあおいしかった。
残った蓮根は筑前煮にしました。こっちはめちゃうま♪でした。


2009.4.8

Miguel Mansilla Guevarra の "Adios Para Siempre" が聴きたくなって、そのあとそのまま
流しっぱなしにしていたら、プレイヤーが曲名順になってたもんだから、"Adios Pueblo de
Ayacucho" のオンパレードになってしまった。。。
こんなふうにいろんなアーチストで同じ曲を並べて聴いてみるのもなかなかおもしろいもんだ。


2009.4.11

大阪府立花の文化園(@河内長野市)にてラス・マルビータスの演奏。 午前11時半からと午後2時からの2回、計14曲。午前中はいつになく落ち着いた演奏が できたけど、午後は1曲目ケーナのマイクが入ってなかった(コードが抜けてた!)という失敗があったり、 初披露だった新曲の早口なケチュア語部分で私の歌がモゴモゴになってしまったりして、残念。。 だけど、花は咲き乱れ、お客さんはいっぱい。4月というのに6月上旬の気温だったそうで、 陽射しも強く、まさに陽が刺すようにチリチリと、いきなり足の甲がサンダル焼け。 暑かった〜。 本日のわたくし。ブラウスはアヤクーチョ製♪

夕方には荷物をゴロゴロ引いて吹田のメイシアターへ直行、きしもとタローさんの南米ものオンリー のコンサートを見に。
去年の6月にあった同じ趣旨のコンサートにはほとんど知り合いが来てなかったけど、 今回はフォルクローレ関係の知り合いだらけ。何年もご無沙汰していたロス・ムシスの仲間にも会えて、 声をかけていただいて、とても嬉しかった。
席についてプログラムを見たとき、13曲とはやや少なめだな〜と思ったけれど、始まってみると、 プロフェッショナルな演奏と、勉強になる曲解説、個人的な話もおもしろくて、 その内容の濃さにたっぷりの満足感。。笛を吹くために生まれてきたようなタローさんを見ていたら、 私は何のために生まれてきたんだろうか?と考えてしまったよ〜。う〜む。。 あちこちの国のいろんなタイプの曲を演奏されるということにも、やはりプロってのはこんなふうに やらなきゃいけないもんなのかな〜、なんて最初は思ったんだけども、そういうんではなく、本当に 好きな曲をやっておられるだけなんだろうなと思えたので、私もいつか広がっていく日が 来るか来ないかはわからんけど、今は無理せず本当に好きなことをやってればそれでいいんだろう、 と思うことにした。
伴奏陣もいい感じでした。決して出しゃばらずにメインのケーナを引きたてていて。 もっとも、ギタリスタの某教授、「きょうは歌えなくて欲求不満!」と 素直におっしゃってましたけど!(笑)まあ7月には教授メインのライブもあるそうで、そちらで めいっぱいはじけてくださることでしょう。別のバンドを率いてではなく今日とまったく同じメンバー のままでメインが入れ変わるというのがまたおもしろいところ。


2009.4.14

呼吸器科の定期検査。胸苦しいと思ったら、肺機能が低下している!
「いつもはちゃんとずっとマスクしてるんですけど、土曜日にちょっと用事が
ありまして、、、、、外で歌を歌ったりしたものですから、、、」と言ったら、
ドクターは何も言わなかったけど、うす〜い微笑を浮かべていた。きっと
お花見でドンチャン騒ぎをしたと思われたに違いない。恥ずかし〜。


2009.4.19

松尾大社にてマルビータスの演奏。京都最古の由緒ある神社の拝殿での演奏ということで、
少々緊張。(・・・にしてはよく喋ったなあ、ミゲル。そしてちゃっちゃとまとめる私?)
松尾さんには2006年からときどき呼んでいただいておりまして今回が4回目だったのですが、
いつも悪天候(というかほとんど異常気象!?)に見舞われ、ライトアップされるべき花が
咲いてなかったりして、お客さんもとても少なかったのでした。
今回は4回目にして初めて天候にも恵まれ、花は満開、人出も多く、音響のトラブルもなく、
気持ちよく演奏することができました。 ヤマブキの花がまさに咲き乱れる感じで綺麗でした。
私はヤマブキの濃い黄色を見ると、エニシダの花を思い出します。ペルー民謡の歌詞によく
出てくる花です。エニシダは、花の黄色だけでなく、葉や茎の緑色もとても鮮やかですね。
それはそうと、ふと気づいたのですが、松尾大社の御紋は『二重葵』なんですね。それで
マルビータス(葵ちゃん)を呼んでもらったのかしら? 関係ないか。(^^;


2009.4.23

ふと見るとミゲルの寝姿があまりにもエビフライに似ていたので、思わず 写真を撮ってしまいました。
布団の色と、尻尾のあたりがなんとも。。。ヤラセなし、天然でございます。(笑)


2009.4.25

昼間はロス・ムシスの練習会で、夜はオサケーニョスのライブ@ロス・インカス(梅田)を見に
行った。オサケーニョスは、ボリビアマンタっぽいシンプルなアレンジの曲がとてもいい感じ。
スペイン語の勉強を最近ぜんぜんしてなかったから、すっかり忘れてしまったと思ってたんだけど、
お酒の勢いでリメーニャのマリアちゃんにつるりと話しかけてしまった。たぶん酔っ払ってたせいで
意外とぺらぺら舌が回って、なんだか自然に話せて嬉しかった。“PONITA”という名前にウケていた。
それから『セルベッサ・クスケーニャは今どうなってるのか?』とかそんな話を・・・。
ワイノやカポラールを踊って、クリスタルビールをいっぱい飲んで、楽しい夜だった。


2009.4.26

たとえばゴ○ブリの油で車が走らないだろうか?と考える。


2009.4.30

病は、気から。だからクヨクヨしちゃだめ。わかっちゃいても、ヤバイわ、気から。


2009.5.2

キヨシローの訃報&病名に戦慄


2009.5.5

こどもの日。テレビが日本の少子化を報じている。
けれど、地球上の人類の過密度を考えると、これ以上増やしてどうする?って思う。
人間の数を増やすことよりも、今生きている人間ひとりひとりをもっと大切にして、
その生命をきちんと最大限に生かすことを考えるべきじゃないんだろうか。


2009.5.6

大好きなお姉ちゃんのうたごえを聴きながら、
私にできることはただひとつ。
Solo llorar...


2009.5.11

今日は、待ちに待った MRI検査♪
・・・って、べつに楽しみにしていたわけでは全然なく、連休を挟んだせいで
2週間も待たされたから、早く終えたくてしょうがなかっただけなんだけど。

バイクのバッテリが上がってしまい、2キロ程ある病院まで歩いて行った。
すっかり夏めいてきた草の匂いやら、いろんな花の匂いやらを嗅ぎながら。

ふと気づけば、今日は30代前半で癌で死んだ中学時代の友人の誕生日なんだな。
命日は知らない。お葬式にも行かなかった。いろんなことを想ふ。。。。。。

水色のムームーみたいな服を着せられて腕からチューブをぶら下げていると、
なんだかちょっと病人の気分になるものの、検査は30分弱で終了。
医師の所見はまた来週ということで、すんなり帰宅する。

ところで、MRIってのは強力な磁力をかけるらしいので、肩凝りが治るのでは?
という素朴な疑問、というか淡い期待というか、を抱いてたんだけど・・・
・・・たしかに、検査中は体がぽかぽかあったかくて気持ち良かったなあ。
じわじわと痺れるような感じもあり、なんだか効いてる?って気もしたけど、、
「動いちゃ駄目!」というプレッシャーでどうしても緊張しちゃうから、
結果的にプラスマイナスゼロ、かなあ?


2009.5.17

大阪玉造カトリック教会にて「国際協力の日」というイベントがあり、いろんな国の
食べ物の屋台(ペルー料理もたっくさん!)、バザー、踊りや演奏がありました。
グルーポ・マチュピチュも踊り1曲と演奏1曲やらせていただきました。
フォルクローレはもう1組、ボリビアマルカさんの演奏がありました。ボリビア人と
日本人の混合グループでいい感じでした。バイランド・ペルーのG夫妻も遊びに来ら
れていて、みんな来週の三木山でもお会いしましょう〜と話していたのですが・・・
なんと!夜遅くに三木山実行委員さんより『インフルエンザ感染拡大のため、今年の
音楽祭は中止』との連絡がありました。現状では中止も当然、やむを得ないと頭では
理解しつつも、まさか本当に中止になるとは・・・にわかには信じられない感じ。。


2009.5.18

あれよあれよという間に広がった新型インフルエンザ騒ぎ。
昨日のイベントは、今まで私が演奏した中でいちばん大勢の人が見てくれたんじゃ
ないだろか?というほどの大変な人出だった。しかも屋外イベントのはずが雨天の
ため、バザー店なども室内に並んで、そうとうの密集度。その中でみんな屋台の
ものを飲み食いして酔っ払って騒いで踊りまくっていたのだけれど・・・・・・
もしイベントが今日だったら、確実に中止になっていたでしょうねえ。


2009.5.22

新型インフルエンザの感染拡大とかで関西一円イベント自粛ムードが漂う中、大阪・御幣島の
ライブ喫茶・サザンカにて、笹久保伸さん(ギター・ソロ)のライブが決行されました。
広くはないけどゆったりした雰囲気のお店で、アットホームなとても楽しい演奏会でした。
雨のせいでチューニングが大変そうでしたが・・・雨でなくても大変そうかも?(笑)
今回の第2部では、ペルー・アヤクーチョ出身の奥さまイルマさんのうたも加わわったのですが、
途中でぴょこんと顔を出したイルマさんに、笹久保さんが「まだ紹介してないのに」と苦笑され、
イルマさんも、アワヨでおぶわれたクシちゃんも、超かわいかったです。(^w^) プンピンサイコー!

ほぼ全員のお客さんが参加で、打ち上げもありました。(するめキムチがおいしかった!)
私は、まだ一度も誰にも聴かせたことのなかったギター弾き語りを初披露してしまいました。
笹久保さんから教えていただいた奏法で、直々に指名されたら、もはや拒めますまい。汗っ。
すでに結構ビール飲んでいたのでちゃんと弾けたかどうかはぜんぜんわからないのですが、
意気地なしの私の背中を押して下さったことに、とても感謝しています。
Sasakuboさんから戴いた写真。

 左・・・なんだか変な指の形。
  (右手小指ケガの後遺症で曲がりにくい)

 右・・・顔が赤いのは何故かしら?

2009.5.24

三木山フォルクローレ音楽祭は中止になったけれど、とても刺激的なこの週末でした。


2009.5.26

そうして心の中のお祭りが終わると、あいかわらずの孤独な旅が続くのでした。


2009.5.29

ステロイドの副作用は「声枯れ」だと。これ以上枯れてどうするというのか。
それでも私は最強のアンドロイド(ミカドロイド?)となって笑うのだ!!!


2009.5.30

せっかくもらったチカラを、育てなくては。。。つぶさないように。


2009.6.2

ギターはややこしい。。。
ひとりで旋律と伴奏を同時に弾くといっても例えばピアノやアルパなら、右手は右手、
左手は左手、と独立して動いているから理解しやすいけど、ギターは両手が共同して、
複数の旋律、リズム、ベース、とたくさんのことを一緒くたにやるので、混乱する。
う〜ん。そんなことアタマで考えてるうちは“まだまだ”なんでしょうねえ〜。


2009.6.3

或る種の人々には、いつもがっかりさせられる。それは仕方のないこと。。。
だけど、私を信頼してくれる人を私ががっかりさせてしまう、、なんという切なさ!!!


2009.6.6

グルーポ・マチュピチュが某介護老人保健施設で踊りと演奏をさせていただきました。
このグループでは初めての長丁場(1時間)で、練習不足や不手際も多かったけれど、
明るくノリのいい親切な職員さんたちに思いきり盛り上げて頂き、聴衆の皆さんも
あたたかく見守って下さり、にぎやかに笑顔で終了できてよかったです〜。ホッ。
練習はもっともっと必要だと思うけど、マチュピチュ、少しずついい感じになって
きてるんじゃないかなーと思います。

帰りに梅田でビール飲んで、駅前で歌っていたブラウリオ・ボサのCDを買いました。
聴いてみたら、編曲がけっこう凝っていて、声も綺麗だし、フォルクローレというより
一般の人にも聴きやすい洗練された音楽に仕上がってました・・・・・・が、
さりげなく、彼の故郷チュンビビルカのワイノが3曲も入っていたりして笑った。
他にもワイノが何曲か。柔らかな美声で歌うワイノは、LOS APUS を彷彿とさせました。


2009.6.7

ロス・カルカス大阪公演。たいそうな盛り上がりでした。いや〜すごかった。
しかし、こういうライブを見るときは泥酔寸前がベスト!と思ってる私は、かばんに
缶チューハイ(STRONG 8%Alc.)を忍ばせていたんだけど、こっそり飲む隙がなくて
帰りの特急電車でも座れなかったので、「サケ飲みてぇ〜!サケ飲みてぇ〜!」と
悶々としつつ帰宅。

深夜、昨日買ったブラウリオのCDを聴きながら、これはなかなか稀有なアルバム
(特に選曲が)ではなかろうか? と感慨に耽る。。。
そのあと、ミカエラさんの Aguila Negra が聴きたくなって、また夜更かし。。。
なんてきよらかにかなしくうつくしいうただろう。と涙ぐむ。。。


2009.6.11

近頃そこかしこで「対話」が欠乏中。みんな忙しすぎるのか、 私が疎まれてるだけなのか...


2009.6.16

十年前の私は、チャランギスタを目指していたんだったっけ。そしてリラ・パウシーナのコピー
バンドなんかできたらカッコイイじゃ〜ん!って思ってた。(想いだけが空回りしてたけどね!)
十年前の私は、“フォルクローレの子ども”で、宮崎駿のアニメに出てくる少年少女みたいに
好奇心旺盛だった。見るもの全てが珍しく、たくさんの出会いがあった。
けれどもう、何も知らなかった頃には戻れない。
マンネリをマンネリと感じること。それは、今この時代にとても必要なことかもしれない。


2009.6.17

きょうはとても幸せな気分♪
人生、意味なく浮き沈み、ですな。


2009.6.18

ミゲルが職場でペルーワイノのCDをかけたら、ことのほか不評だったそうで。。。
とはいえ、日本では親しまれてないというだけで、ペルーでは(当然ですが)ポピュラーな
音楽なのであり、別段ヘンチクリンなところはありません(ちょっとだけしか)。

まあ、いくら日本人に馴染みのある音楽でも、クールなオフィスで朝からコテコテの演歌や
お洒落なカフェでいきなり「河内音頭」などは受け入れられないかもしれませんし、
同じ曲でも“やりよう”ってのもあるだろうから、じわじわと攻め続けたいものです。


2009.6.19

今年はことのほかアジサイの花を美しく感じます。。。今年のアジサイが例年に比べて特に
美しいのかどうかはわかりません。去年まではさほど注意して見てませんでしたから。。。

なぜなら、この季節はいつもクチナシの花に心を奪われているからなんですけどね、、
なぜか今年のクチナシは花がとても少なくて寂しいのです。

アヤクーチョ南部の町、コラコラで咲いていたアジサイの写真 → FOTO(2007年1月)
なんべんも紹介してますけどね。クスコの花市ではチューリップもコスモスもヒマワリも
いっぺんに咲いていて、季節感がゼロでした。この話もなんべんもしてますけどね。

季節感のありすぎる日本では、6月と言えば蒸し暑い梅雨。けれど好きな季節です。
朝晩はまだまだ涼しくて、真夏の地獄みたいな熱帯夜を思えば天国ですから。。。


2009.6.22

リマからのエアメール。
大きな便せん表裏にぎっしりと活字のような文字。ほんのりと、良い香り。。

香りといえばこの前、「今年のクチナシは花がとても少なくて」と書いたけど、
それは私の職場近くに限ったことだったようで、自宅付近では花がいっぱいで、
バイクで走っていてすら良い香りがぷんぷんしていた・・・
ということを付け加えておこう。


2009.6.23

今日は少人数でチャランゴの練習をしました。(こんなことは何年ぶりかなあ?)
或るご婦人がとてもやわらかい手首で感じのいいワイノを弾かれるので感動しました。
チャランゴ歴はごく浅く、そこそこご年配の方なのですが、、、どうやら今まで
いろんな人からいろいろアドバイス受けても、自分の感性で良いと思ったことだけを
実行してこられたようで、それが良かったのかもと思いました。
アドバイスは、その人の癖や進行度に合ってないと、逆効果にもなりかねないので。。
たとえば、フォルクローレのリズムを何も知らず、弦楽器に触るのも生まれて初めて、
という人に、いきなりチャスキードやゴルペをふんだんに入れたラスゲオを教えても、
テクニックばかりに気を取られて、正しいリズムがつかめないまま変な癖だけついて
しまったりします。一旦ついてしまった癖を治すのはものすごく大変です。


2009.6.26

ふた葉が開いたばかりのヒマワリの茎がぽっきり折れてしまってた。
添え木があれば立ち直るかも、と思ったので、7センチほどに切ったストローを
縦に切り込みを入れて、ぱかっと茎にかぶせてギプスにしておいたら、ばっちり成功!
私の首にも、ぱかっとかぶせたい。


2009.6.27

べったべたの梅雨だけど、水とレモンとスピリッツがあれば、ご機嫌さ〜♪


2009.6.29

かっちょい〜い“山のマリネラ”と、めちゃ軽快なワイノを切って貼って楽譜を書いた。
絶対いい感じ〜♪ と思うんだけど、アンカシのワイノは速くて結構むつかしいから、
問題は、ちゃんと演奏できるかどうか!? なんだな〜。

イメージがどんどんわいてくる曲もあれば、散漫になって全然まとまらない曲もある。
或る曲をやるとなったら、その曲をやってるグループの演奏をとりあえずひととおり
全部聴いてみたいと思うんだけど、有名な曲ほどそれは凄い作業になってしまう。

最近マルビータスのみんなが、「ペルーの人が誰でも知ってるような曲もやろうよ」と
言いだしたので、ひと月ほど前から『さらばアヤクーチョ』に取りかかってるんだけど、
未だに担当楽器も決まらない。

楽器については、ビオリン、マンドリン、アコーデオン等、せっかく良い物をたくさん
持ってるグループだというのに、組み合わせたい楽器に限って同一人物が弾いてるから、
同時に使えないじゃあ〜ん!!! ということに気づいたし。(←いまさら?)

結局、マンドリン、ビオリン、ケーナ、ギターという編成でやることが多いのだけど、
それだとなんだか“きょうは欠席者が多くて音がスカスカですわ〜”なエストゥディ
アンティーナ楽団のようなんだな。。。非力なギターでは『伴奏力』が弱すぎて。

ギターまで単音弾きすると、ますます音が薄くなるから、なるべくベースとコードを
混ぜるようには頑張ってるけど、なにしろリズムキープがギター1本に掛ってるので、
遊ぶ余裕が全く無い。もうひとりギターかチャランゴがいたらな〜と、ときどき思う。


2009.6.30

森の中で小鳥のさえずりを聴きながら、泉の水面をぼんやりながめていたら
ときおりきらきら、きらきらと、さざ波がきらめいて・・・
もっともっとその中へ、入って行きたくなる・・・
木漏れ日がとつぜん意味ある形を成したかと思えばまたすぐに散ってゆく・・・
というようなそんなような音楽。


2009.7.1

そのように内省的な音楽を、個人でなく他人と共に作れることが羨ましく・・・


2009.7.1

今日はいつもの音楽室が空いてなくて狭い会議室での練習でした。メンバーが揃うまでの間
ひとりで音を出してたら、反響しすぎる部屋のエコー効果で、ギターがいつもより2割増し
上手く聴こえるのでした。(笑) 歌も、静かに歌ってもよく響くのでとてもきれいな声で
歌えるのでした。
・・・けれど、メンバーが揃って全員で演奏し始めると、あたりまえだけど他の楽器もよく
響いてガンガン鳴るわけだから、自分の声が聞こえにくくて必死の声で歌って(がなって)
しまいます。そうなると、声は汚い、音程もはずす、で最悪です。。。
りきまずに大きな声を出すにはそれなりの訓練が必要なんでしょうね。まずは腹筋?

歌う時にどのKEYで歌うか?という問題もあり、私は深みの出る低音域の声が好きなんだけど、
そういうのは弾き語り向きなんだろうなあ。。。歌とユニゾンでいろんな楽器が入るとね〜。
ヘヴィーメタルロックのお兄さんがやたらキンキンした高い声なのは、大音量の楽器の中では
高い声のほうがよく通るからなんでしょうね、きっと。。。(う〜ん、苦手だ。笑)


2009.7.7

昨日は、小中学校の同級生(人形作家)の展覧会へ行き、 プチ同窓会となりました。
で、久々に会った友人に「お母さんそっくりになってきたなあ〜!」と言われました。
うぐぐぐ〜。ショック! だって、、、うちの母親って、、、 こんなんですよ!?
まあ、ある意味私よりずっと可愛げあるんだけどね・・・。

ちなみに祖母は甘いもの好きのデブちゃん、母はご飯好きのデブちゃん。このままいくと
ビール好きのデブちゃんになりそうな私は、真剣にシェイプアップを考えたのでした。


2009.7.8

シェイプアップ・・・昨日自分が書いたその単語にやたら古めかしさを感じて、ふと考える。
どうでもいいことだけど(だから小さい文字で書くけど)、最近あんまり聞かない気がする
シェイプアップという言葉。。。ひょっとして、死語? ってことはないか。
最近たまに広告などで、ダイエットという言葉を「=痩せること」という意味で使っているの
を見かけるんだけど、私が知る限り、ダイエットは“食事制限”とか“食事療法”の意味だと
記憶してるし、今、うちの辞書で調べてみたけど、やはり“痩身”とか“減量”の意味は
載っていない。つまり、本来の意味でいえば、食事制限を一切せずに、運動や美容器具などを
使って痩せることは、ダイエットとは言わないはず。
なので、「食事制限無しでダイエットできます!」とか「普段どおりに食べながら5キロの
ダイエットに成功!」なんて言い方は、言葉の矛盾だと思うんだけど。。カタカナ言葉として
本来の英語の意味からは変容してきてるのだろうか? もはや「ダイエット=減量」が定説?
私が無知なだけ?・・・知ってる方は教えて下さい。。いや、まあどうでもいんだけど。。。



2009.7.13

今年になってずっと、歌を歌うのがとても苦しかった。息をいっぱい吸い込もうとする
と咳が出たり、安定して息を吐き続けられなかったり、、、長引いた気管支炎のせいで
仕方がないとは思うものの、このまま一生、歌が歌えなくては悲しすぎる。。。
どうしたもんかと思って、いろいろ調べてみたら、ぜんそく持ちでもアスリートや
オペラ歌手の人もいらっしゃるとのこと。諦めなくてもいいんだ!と思った。。。
それで、とりあえず呼吸の訓練について調べ、少しだけ実践してみた。これがなかなか
しんどくて、地道な努力が苦手な私は、適当に手抜きや省略をしながらちょこっとだけ。
「こんなんで、どれほど効果が出るんだかなぁー」と思ってたんだけど・・・
まだほんの1週間、電車の待ち時間などに、息を吸ったり吐いたりしてるだけなのに、
きょう歌ってみたら、とてもらくに声が出たので驚いた。恐るべし、呼吸法!


2009.7.14

合唱団の人と話した。
その人はアルトの担当で、アルトがとっても感じが良いの〜!と嬉しそうに話す。
それでね〜、ソプラノの人が勝手にガンガン行ってしまわずにちゃんとアルトに
合わせるように歌ってくれはるのがまた気持ち良いのよね〜!だそうだ。
そうなんだよねー。しごく納得。。下のパートが主旋律に合わせる、のではなく、
双方向からでないと、美しいハーモニーは成り立たないにきまっている。


2009.7.16

祇園祭宵山恒例、柴田石材店前でのストリートライブ。2年前マルビも演奏させて頂いた
ことがあるのですが、きょうは私以外のメンバーの都合がつかず、一人で見に行きました。
今年は南米のフォルクローレは無くて、R&B、アフリカ音楽、アコーデオン独奏(欧風)、
アイリッシュダンスと演奏、そしてそれらのメンバーが入り乱れてのジョイントでした。
想像できますか? 三線×タンザニア×アコーデオンのジョイント!



みなさん、上手くて面白くて、すごーく楽しかったです♪
特にツボにはまったのは、メンバー全員でタンザニアの田舎へ行って覚えてきたという
不揃いっぽい元気な歌、カリンバ、舌を左右にレロレロしながら出す奇声、ジュースの
空き瓶のギロ、その他打楽器、ゆるゆるな歌詞、日本語オリジナルもありの3人組。
田舎の音楽が好きなんで地域超限定なんです〜だそうです。素敵ですね♪
私は缶ビールを3本グビグビ飲み逃げしてヨロヨロと帰りました。幸せ♪
夜勤のミゲルには、わらび餅を朝ごはんに?買ってあげました。(これで堪忍してんか)
あっ、山鉾見てないや!! コンチキチンのお囃子はテレビのニュースで聴きました〜。


2009.7.18

クスコ出身のアミーガと腕を組んで踊ったりしながら、サクサイワマンやカプリニャウィ・
クスケニータなどを歌いまくっていたら、ペルー人ハーフの小さな女の子が私のそばに来て
「あなた、なにじん?」と訊いてきた。「日系の日本人」としょうもないことを答える私。
「うそー。歌がペルー人やったで。」「声がペルー人になっとった。」と女の子は言った。
おそらくピスコを飲んでたせいでしょう。。   (ありがとね!最高の褒め言葉!)


2009.7.19

大ボケをやってしまいました!!!
昨夜はダンス仲間のクスコ人アミーガのお宅に大勢集まって、ペルー料理をいっぱい食べ、
ビールにワインにテキーラにピスコも飲み、歌って踊って超酔っ払って夜中に帰りました。
今朝は二日酔いもなく早起きしてご飯を食べて・・・また寝てしまいました。
夕方、ライブを見に出かけたのですが、会場にはそれらしい人がおらず、それらしくない
人々がたくさん・・・。なんでや?会場はここやんね? と場所を確認。場所が間違って
ないということは? しばし考え、日付が違うことに気付きました!!! あほあほ〜!
今日は祝日の月曜日だと思い込んでたら、まだ日曜日なのでした。そして日曜日のべつの
集まりを見事にすっぽかしてしまったのでした!!!あああ〜ごめんなさい〜〜〜!!!


2009.7.20

きのう間違えて行った会場に、きのうと同じ時間の電車に乗って行きました。きょうは正解、ほっ♪
『ラテンアメリカ音楽紀行』@スタジオ73(大阪府高槻市)
出演:千葉泉 G,Vo,Info, きしもとタロー Q, 田中良太 Per, 安達満里子 Cha, 熊澤洋子 Vin,

小さな会場だったため予約が満杯となり、かなり多数の人が入場を断られたようです。残念!!!
全14曲、プラス、アンコール2曲。歌のある曲はすべて原詞と訳詞が冊子にして配られました。
MCもたっぷりで、タイトル通りに、ボリビア、ペルー、エクアドル、ベネスエラ、アルゼンチン、
チリ、コロンビア、キューバに及ぶ様々な曲がありました。珍しい楽器としては、チリのギタロン
(5コース・25弦)など。そして梅雨を吹き飛ばす感じのスパッと明るいボーカルが素敵でした。
このメンバーでの演奏を見るのは3回目ですが、毎回ぐんぐんまとまってきているのを感じます。


2009.7.22

いやあ〜〜〜びっくり! なんと、部分日食をばっちり見てしまいましたよ〜〜〜!!!
昨日からお天気は最悪だったので、絶対無理と思っていたのですけれど。。。

私は午前11時13分の電車に乗るため、日食ピーク時(11時06分)には駐輪場から駅の改札へ向かって
歩いていました。なんとなく薄暗く、気温は下がり、カラスが鳴いて不吉なムードでした。
駅前の人々が空を見上げているので、「まさかね、こんなに曇ってるから、見えないでしょ〜?」
と思いつつ見上げたら、、、ちょうど薄雲のベールの向こうに、くっきりと三日月形の太陽が!!!
雲の厚さがちょうど良かったんでしょうねえ〜、肉眼ではっきりくっきり見ることができました!
それほど期待してたわけじゃないのに、実際に見てみると、な〜んとなく感動なのでした!!!

しかし、太陽って偉大ですね。。。皆既日食の地域は真夜中のように真っ暗になったらしいですが、
三日月程度に顔をのぞかせているだけで(しかも雲が覆っているというのに)、じゅうぶん昼間の
明るさなのですから。。。


2009.7.24

最悪な失敗!というか、かなりボケたことをやらかしてまいました。ああ情けない〜。
というのは、某始発駅から特急ふたり掛けシートに座っていて、まだ動く前のことでした。
ペットボトルのお茶を飲もうとしてフタを足下に落としてしまい、拾おうと前かがみに
なったのですが、手が届かず、よいしょと右手を伸ばしたとき、左手に持っていたお茶を
隣の人のカバンの上にドボドボ〜っとそそいでしまったのでありました!かなり大量に!
ひええ〜〜〜!必死で謝りましたよ〜!タオル持ってたからそれで拭いてもらって。。。
被害者は、茶髪ロン毛にストライプのスーツの若い男性でした。ひえ〜!どつかれずとも
舌打ちぐらいされると思いきや「大丈夫ですよ」とにっこり笑顔で言ってくれはりました
が、電車を降りるまでの30分間いたたまれない気持ちで縮こまる私でした。とほほ〜。

これに似た失敗は過去にもあって、バイクにまたがったままで、ミゲルが落としたケーナを
左手で拾おうとして、右手でブレーキ握ってるつもりがアクセルふかしちゃって、バイクが
一人ですっ飛んで行きました〜〜〜。前方のタクシーに激突でした〜〜〜。
あと、小学校低学年の頃だと思うけど、出掛けた先でフルーツジュースを買ってもらって
飲んでおりました。今はもうないと思うけど、プラスティック容器に銀紙のフタがしてある
ヤクルトの大きいやつみたいな飲み物でした。。。半分ぐらい飲んだところで、いちびりの
私は、ストローをプスプス刺してフタにいっぱい穴をあけて遊んでました。で、
「さっさと飲んでしまいー、もう行くよ〜」と親に言われて慌てて一気に飲み干そうとして
何を思ったか、ぐっと瓶を傾けたんですな。コップやないのに。
当然、顔面に、ワシャーッ! まったく、あほあほ。恥ずかしい。。。知能指数猿以下?


2009.7.28

きょうは曇りで比較的すずしくて体調もよかったので、市内の美術館へ出かけた。
レンブラントの有名な絵や、栗鼠が逆さ吊りにされている絵などを見た。
外へ出ると雨がぱらついていて、昼間というのに町全体が薄暗い。
昼食をとるお店がなかなか見つからず、、、なぜか神社に迷い込んだ。。。

しっとり苔むした小さな鳥居が並ぶ石畳の道。お狐さんを横目に通り抜け、さらに鬱蒼と
した森に入り込むと、足下には直径20センチ程もある白いキノコがいっぱい湧いていた。
ジィーヤジィーヤと暑苦しい揚げ物の様な蝉の声に混ざって時折ヒグラシがカナカナカナ...
カナカナカナ...と響き渡っていくのがなんとも涼しげ。

ふみふみふみと落ち葉をふみながら坂を登り行き、木陰に山小屋ふうなカフェを発見。
履き物を脱いで2階に通されてみれば、波打った古硝子の窓からは町が一望できるのだった。
ヒグラシのバックミュージックはいつのまにか天ぷら蝉から静かに流れる(けれど情熱的な)
アコーデオンに取って代わられていた。

ランチタイムは終わっていたけど、南瓜とクリームチーズ、鶏肉と桃、トマトとモツァレラ、
茄子、ズッキーニ、ベーコンが挟まったパンのようなもの(一緒くたではなく4種類の)を
食べた。パンも美味しかったけど、紫イモのポタージュがいちばん美味しかった。
そういえばミゲルが紫イモのことを紫ナスと言い間違ってたけど、紫のナスは、普通だし。


2009.7.29

美術館や映画館は首が痛くなるのが問題(変形性頚椎症のため)なんだけど、
キノコの生えた森だとか、雨降りあとの竹やぶだとか、お寺のお堂だとか、古本屋だとか、
そのようなところにじっといるのは気持ちがいい。
なんだろうな、悪い電波から遮断されてる感じのところ・・・。
じつは自宅にもひと部屋、そんな場所がある。本やCDや楽器の置いてある部屋で、まあ、
いわば、物置と化している部屋なんだけども、その部屋に入ると途端に頭がすっきりする。
子供の頃、父の書斎(という立派なものではなかったが一応小さな机があって本に囲まれている)
に足を踏み入れたときも、「あれ?ここだけ空気が違う」と感じたものだった。
なにか、しんとしていて、24時間聴こえていた無意識の耳鳴りがぴたっと消えるような感覚。
その感じ、なんだろう? 大量の本が森の木のような役割を果たすのだろうか?
よくわからないけど、なにか科学的根拠があるに違いないと思っている。


2009.8.4

今日のミゲルはとても調子が良かったらしく、がんがんケーナを吹きまくっていた。
曲名も言わず次から次へとどんどん吹き散らかすミゲルに、私はギターを合わせる。
そして途中で違う曲になってしまったり、変な繰り返しで急に終わってしまったり、
無茶苦茶なのになぜかぴったり合って、あれっ?いま何が起こったの?と自分でも
わけがわからないうちにちゃんと同時に終わっていたりして、笑ってしまう。

旋律楽器ひとつと伴奏楽器ひとつというのが一番まとまりやすいんだろうなと思う。
というか・・・、実を言うと私は、三人以上の合奏で「息がぴったり合う」という
瞬間を経験したことが(フォルクローレにおいては)ほとんどない。
そもそもリズムの解釈が、人それぞれで違っているようなので・・・。
そういう部分をちゃんとせずにただ曲をなぞってても、何の意味もないと思うんだ
けど、いつも練習時間が足りなさすぎて、曲のおさらいだけで終わってしまうのが
残念だ。(あまり細かいことを言うと人間関係に影響するのもあるし?笑)
でも、そろそろ本気でどうにかしないとダメだと思う。


2009.8.6

とても気分の悪くなる事実を知ってしまい、心底がっかりした。
嫌なものは排斥してしまいたいけどそうもいかず。どんよりと気分が重くなった。
・・・
或るギタリストのブログを読んでいたら、いつのまにか気が晴れてきた。
結局のところ自分を磨くことに専念するのが一番いいと思った。


2009.8.9

私は現在、演奏団体としては、ロス・ムシス(インターネット上で自然発生した大人数の
お祭り楽団)、アウトクトナ・カンチャイ(土着音楽専門)、コンドリートス(伝統舞踊
グループの伴奏隊)、マルビータス(本拠)の4つに所属し活動している。
かけ持ちといっても、それぞれがまったく違う性質を持ったグループなので。
そして、笛と打楽器のみで演奏するアウトクトナを除き、私はつねにギターを弾いている。

でもじつは、私が最初にフォルクローレを始めたときは、チャランゴ奏者を目指していて、
チャランゴ担当でいくつかのグループに参加したのち、マルビータスの前身グループを結成
したときも最初はチャランゴだったし、ムシスでも最初の年はチャランゴで参加していた。
チャランゴを辞めようと思って辞めたわけではなく、ただ、ギターのほうがもっとおもしろ
そうだったのと、必然に迫られた部分もあって、今はギターを弾いている。

最近ちょっとした事情によりチャランゴに触れる機会が急に増えた。それまでも気が向くと
家で一人で弾いていたけれど、それとはまた違う接し方を迫られている。
ところで、長々と自分の経歴を説明してまで、いったい何が言いたかったのかというと、
『私はチャランゴのことを思うと、胸が痛くなる。』ということだ。(なんじゃそりゃ!?)
わけあって泣く泣く手放した我が子に再会したような、申し訳ないような、切ないような、
愛おしい気持ちに、チャランゴを手にすると、なるのだった。(それで?)いや、それだけ。


2009.8.14

お昼を過ぎてすら風が涼しくて、まるで9月下旬のようなさわやかさ。
パソコン前に座って窓から見える北の山を眺める。ベランダの花に水をやりながら
西の山を見る。小さくこちゃこちゃと並んだ家々の向こうに低く連なった青い山は、
なるほど、彼らの言った通りだ〜。
ほぼ10年前だけど、クスコから来日したばかりの若者が4人、うちに泊まったとき、
朝早くから彼らはちゃっちゃと蒲団をたたんで窓を全開にした。(真冬なのに)
そして外を見て「山はクスコ、同じ!」と言って、大はしゃぎしていた。
そのとき私は「う〜ん、ま、言われてみたら、そうねえ。おもろい子たちだわー。」
と思った程度で、それより寒いから早く窓閉めてほしいと思ったんだけど・・・
今、山が青緑の夏の色になってみると、確かに似ている。クスコの山にそっくりだ。

←クスコ。(2007年2月撮影)

 わが町はこんなにきれいではありませんが、盆地というところが
 共通項。山肌に文字が書いてあったりするのも同じですね。(?)
 あちらは「EL PERU」とかなんとか。こちらは「大」とか「妙」とか
 「法」とかで、今週末に火がともされます。

2009.8.15

ミゲルがテレビで昭和のメロディーたらなんたらいう懐メロ番組を見ながら
「ブギウギって、ほんまはどんなん?」というので、YOU TUBE で探したら、
アメリカ人のおっちゃんがぶっとい指でピアノを叩きまくってるのが
いろいろ出てきて、胸が躍るかっこよさ!

参考YOUTUBE その1 ・・・間奏のときの踊りが妙だなあ〜(笑)
参考YOUTUBE その2 ・・・同じ女性ボーカルでもやっぱ雰囲気が、、
参考YOUTUBE その3 ・・・わかりやすいピアノレッスン!

「boogie woogie」で検索すると、本場もののかっこいいのが見れます。
 カタカナで検索すると、黒眼鏡リーゼントや昭和の歌姫が・・・(笑)



2009.8.19

なぜか?突然アコーデオンが我が家にやってきた。もちろん中古品。
アコーデオンにしては軽量で、とてもやさしい音がする。
民族音楽好きとしては、重厚さや精密さより、可愛らしさのある楽器が好きだ。


2009.8.20

たまにメールのやり取りをする中学時代の友人から今日来たメールに、
「風邪ひいたみたいで、昨日から微熱が高くて・・・」とあった。

微熱が高くて!? それって微熱?高熱? いったい何度やねーん!?
彼女いわく「37.0度から37.5度が微熱」で、今は37.6度だそうです。。。
あの、、、すでに微熱じゃないんじゃ?


2009.8.25

先週末(8/22-23)は長野県、鹿教湯温泉に一泊して『ストリートフェスティバルまつり(仮称)』
にロス・ムシスで参加しました。帰りに美ヶ原に寄ったら、車に激酔いしましてヘロヘロになり、
やっと立ち直ってきたところです。タコさん号の皆様ご迷惑をおかけしました。m(_"_)m
鹿教湯のお祭りは今年が第12回で、ムシスの参加は今年で9回目。小さかったお子さんがどんどん
大きくなり、そしてまたあちらこちらで人数も増えていきます。いや〜素晴らしいことです。
今年は、ボリビア人の皆さん(20人位?)の踊りが圧巻でした。近くの市に住んでおられるそうで、
数年前から見に来られてたと思うのですが、今年はちゃんと衣装を着てのエントリー。曲はCDでは
なく生ボーカルとキーボードで。他のグループの演奏でもモレナダやティンクが始まると踊り出て
くださり、とてもいい感じでした。それにしてもボリビアの人たちはやっぱりカルカスが大好き
なんですね、カルルナスの演奏では狂喜乱舞で大騒ぎでした。


2009.8.28

お金とか点数とか何か目先のものを稼ぐためだけに物を作る哀れな人が増えるばかり。
雇い主や依頼者が、売れ行きや視聴率やアクセス数だけで評価するのを辞めない限り。


2009.8.29

どん底の地面にたどりついて、上向きの兆しをかすかに感じた瞬間・・・
その瞬間が、ほんとうは「頂点」なのかもしれない。


2009.8.30

私が愛おしく感じる人たちは、じゅうぶんな孤独を知っているのだろうと思う。
おだやかでいながらも、ひそかに闘うことをやめなかった人たちだ。
わけがわからなくなったり、気力がなくなったりしたとき、指標となり
モチベーションとなるのは、そういう人たちの存在だ。


2009.8.31

「人にものを教える」というとなんだか偉そうに聞こえるけれど、教えることと
教えてもらうことは同等で、結局は同じことなんじゃないか、と思う。。

というのは、教えることも教えてもらうことも、人と関係を結んでエネルギーを
行き来させるという作業であり、一方向からの働きかけではないと思うから。
教えるのも教えてもらうのも、相手を尊敬しなければできないことだと思うから。

※ 私は人にものを教えられるような人間ではないし、また、そういうタイプでもない。
それが、たまたま事情により、私に教えて欲しいという奇特な方がいらして、恐れ多くも
可能な範囲のみで「教える」ことになったのだけど、、、
私としては、そのかたが私の先生だと思っている。



2009.9.1

9月。ということで、今年も残り3分の1となりました。
今年の前半はずっと体調が良くなくて、三木山フォルクローレ音楽祭が延期に
なったのもじつは内心ほっとした感もあったほどでしたが、夏になるにつれて
だいぶ元気になってきました。
9月、10月はイベントが続きます。はっきり言って練習不足です。
日常生活では目の前でガツンと刺激を受けるようなことは滅多に起こりません。
むしろ、やる気をへこませるようなことばかりが多く起こります。
おもしろくないので、ついだらだらしてしまいがちです。
でもたまに、本当にペルーを好きな熱い人に出会ったりすると、嬉しくなって
ガツンと気合が入ります。このところ、時々、ガツン、ガツン、と来ています。


2009.9.4

歌でも、演奏でも、なんでも、色気がないのはつまらない。

色気といっても文字通りのフェロモン的な意味だけではなく
(もちろん、それもあるけど)
人生の“いろいろ”を感じさせる、お茶目な知性というか、
「幼稚さ」の対義語としての「色っぽさ」というのか。。。

「幼児っぽい」=「可愛い」とみなす風潮には、げんなり。


2009.9.5

いまマルビータスでやってる音楽は、立場的に中途半端だと感じることがあります。
一般のポピュラー音楽に混ざって演奏させてもらうようなイベントでは、場違いかと
思うほど洗練されてないと感じるけど、そうかといって、“世界各国の民族音楽”が
集まるようなところでは、これまたなんだか“違う”ような気がしてしまいます。
「これが民族音楽か?」と問われると、なにやら気恥ずかしくなるのです。

もちろんそれはそれで、そういうスタンスのものを好きでやってるのなら何の問題も
ないのですが、私の場合、本当にやりたいと思ってるのは、“現地の人が歌っている
民謡を、現地の人が歌ってるように歌うこと”であり、アンデス風味の欧米Jポップス
とかではないのですから、その立ち位置にすら辿り着けていないということになります。
つまり、いくら古い伝承曲を歌っていても、全くその土地の色が出ていないということ
なのです。少しずつでも近づけたら良いなと思いますが。。。


2009.9.6

われわれ凡人はたいてい夢に到達できないままで死んでしまう。
でも、「できたらいいなー」と口先で言ってるだけなのと、
あれこれなんじゃらかんじゃらもがきつつやってみたのとでは、
同じ「到達できない」で終わっても、違う。。と思いたい。


2009.9.14

昨日は、京都市の醍醐で毎年開催の、フォルクローレグループが十数組出演するイベント
『京都フォルクローレ音楽祭』にて、ラス・マルビータスで演奏させていただきました。
練習はばっちりした、つもりでした。1曲を除いては慣れた曲のはずでした。
しかし、それでも本番ではいろんなことが起こってしまうのでした。(うぅ〜、なぜ?)
泣きたくなる失敗(練習を何十回してもあんなことはなかったのになぜ本番だけ!?)も
あったけど、まあ、好きな曲が好きなようにやれたので、おおむね幸せです。

他のどのグループも、それぞれ個性があって熱意の伝わってくる演奏ばかりでした。
上手いにきまってるベテランな方たちも、予想を超えてますます腕を上げてらっしゃるし、
大人数のグループなども、アレンジにとても工夫されてたり、そうとう練習を積まれたん
だろうなということが感じられて、ほとんど感動していた私です。

それにしてもマルビはこの音楽祭では失敗率がものすごく高いのはどうしたもんだか?
なんだか毎年ぶつくさと言い訳ばかりしてる気がします。でもまあ、落ち込んでばかりも
いられないので、派手な衣装で気分を盛り上げようとする今日この頃です。笑

民族博物館のお人形みたいなミゲル@クスケーニョ(左)と カティちゃん@アヤクチャーナ(右)


2009.9.18

音楽に打ちのめされ、音楽に癒され、音楽に打ちのめされ、音楽に癒され、、、


2009.9.18

たとえ理想に到達できたとしても、何の意味があるだろう。。。誰もいない世界では。。。


2009.9.18

心は不安定。水面の乱反射のように不確定。揺れてばかり。きらきらとひるがえる。


2009.9.18

なにもかもがいやになり。。。。。。。。。


2009.9.19

私は“テキトー”で“イイカゲン”な人間だ。
とはいえ、“ほどよく適当”で“ちょうど良い加減”にはなかなか生きられない。

視野が狭いのか、バランス感覚が悪いのか、制御能力がないのか、しらんけど、
すぐ極端な考えにとらわれたり、悪循環のぬかるみにはまり込んでしまう。

なんでも“ほどほど”がいいけれど、ほどほどが過ぎてもまた駄目なわけで。。。
それはそれで、“極端な凡庸”、“平凡の極み”なわけだから。。。
過激な毒気も少しは欲しいし、正義感にはある程度の強固さがなくては意味がない。

幽体離脱でもして、三歩うしろから自分のしてることを見れたらよいのだけど、
いつも壷の中に頭を突っ込んでるような私。。。何が何やらわかりませぬ。。。

一生の間に頭の中で考えることは、原稿用紙に何枚分だろう?
生まれてきたからには何かを残したい、なんて思うけれど、逆に消してしまいたい
汚点が増えるばかりで、今やまるでヒョウがらの人生。


2009.9.20

幼稚園児だった頃、鼓笛隊でパレードをしたことがある。
ああいうのは、楽器で音を出してるとはいえ、「音楽」とは違うものなんだろうなあ。
鼓笛隊にしろ吹奏楽にしろ、マーチングバンドってのは、私が思う「音楽」というものとは
何か違う、別のものという気がしている。
もっとスポーツ的な何か。。。マスゲームとかチアリーダーとかに近いものだ。

とはいえ、ホールで椅子に座って演奏するのでも、からだを使ってする以上、スポーツ的な
部分は、かなりある。一発勝負の生演奏では、運動能力がなくてはどうにもならない。
当たり前だけど、どんなにスポーツとかけ離れた分野の活動でも、なんらかの行動をおこす
ということは身体の運動であり、何かを表現するためには、それに必要な「場」の設定やら
人員の確保やら、結局のところ周辺のもろもろ抜きには何ごとも為し得ない。

思えば、そういう部分で、すぐにへこんで諦めてしまっていた昔の私。。。
体力と根気と社会性がなさすぎだったと反省。。。気づくのが遅すぎるって???
アホには人の2倍の長さの人生が必要だと思ふのだが、そうもいかず、先は短い。。。


2009.9.22

いろいろなライブのお知らせを頂き、全部行きたいのだけれど、諸々の状況が厳しい。
そんなこんなで閉塞していく私の世界。ヤバイヤバイヤバイ。。。


2009.9.23

年に1、2度届く、実家の母からの携帯メール。
文章は「元気ですか?」など、たあいもない一行のみ。
語尾の絵文字は、いつも同じ。  ・・・脈絡もなく、でっかいハート。


2009.9.28

「余命1ケ月と宣告されたら何をする?」とテレビで言っていた。
「世界中を旅する」「おいしいものを食べる」などの意見が出て、たしかに私も昔はそんな
ことを考えたけど、今はすかさず「そうじ」と答える。「身辺整理」というべきか。。。
絵やら文章やら恥ずかしい創作物は処分しておきたいし、ビデオやカセットテープやMDは
全部何が入ってるのかチェックしたいし、本やレコードももう一度どんな内容だったのか
思い出しておきたいし・・・。ああ、とうてい1ケ月ではたりない!!!
というわけで、今からぼちぼち始めておかなくては、と思う今日この頃。


2009.9.29

来月、ギタリストの笹久保伸(ささくぼしん)さんの大阪ライブがある。
笹久保さんは凄いことをやっている! ということを、私が言いたい意味において
日本の人々に伝えるのは難しい。なぜなら今の日本でいかにフォルクローレが普及
しているといっても、ペルーの音楽をよく知ってる人がどれだけいるか?といえば、
絶望的に少数だと思うから。。。
もちろん、笹久保さんのアヤクーチョギターは、ペルー云々という予備知識は一切
なくとも、ただ聴くだけでじゅうぶん素晴らしい音楽を堪能できるだろうということ
に間違いはない。でも、もし原曲を知ってたら百倍興奮できるんじゃないかなぁ〜と
思うと、ちょびっとだけ残念だったりするのだった。
まぁ、ご本人は狭い世界にこだわっておられる様子はまるでなく、常にスパスパと
よどみがなくて、素直な力強さを持っておられるという印象。。。


2009.9.30

今年お正月から初夏までたっぷり苦しめられた咳喘息も夏にはかなり良くなっていたのですが、
9月になって「秋らしくなってきたなあ〜」と感じたとたん、急激に再悪化。。
いくつかある持病のひとつが悪化すると連動してかあっちこっち全部が悪くなって困ります。
顔面にまでフェルビナク配合シップを貼りまくって情けない姿の私でありました。。。


2009.10.1

へらへらして見え透いた嘘ばかりつく人が苦手だ。
誰かが新発見などして騒がれているとき、関係ないくせに隣に並んで写真に撮られ、
あたかも共同研究者のような顔をする人が苦手だ。
羽振りのいい人の後ろをついて歩いて、人の顔色ばかり見て、都合が悪くなりそう
になると、バカのふりをして逃げてしまう人が苦手だ。
お礼を言ったり謝る相手をとんちんかんに間違えている人が苦手だ。


2009.10.2

けさ見た夢・・・アンデスの山中ちょっとした広場でバリーチャの衣装を着てアクロバティックに
踊る一団がいる。足をまっすぐ垂直に上げて側転したり、まるで中国の雑技団かシンクロナイズド
スイミング・・・スゴイ・・・と思ったら、いつのまにかリャミータスのS子ちゃんが横にいて、
まっかなほっぺを輝かせながら「すごいですねえ!」と叫んでいる。
年配のペルー人男性がテレビのインタビューを受けて、「あの男に頼まれて立ち上げたプロジェクト
なのです。」と語っている。あの男とは? 一団の中で踊っているケーナ奏者TEVENOT氏なのだった。


2009.10.2

たしか「この曲」に「あのフーガ」が付いてるバージョンをどこかで聴いたんだけど?と
目星のあたりを探しても見つからず、面倒くさくなってそのままになっていたのが・・・
今日、ふと見つかった。クスコの友人にもらった莫大な量のMP3の中に。
ワイノ数百曲をパソコンに取り込んだのだけど、曲名もグループ名も一切表示がなくて、
どうりで探し出せないはずだよ〜。。だけど聴いてみれば誰の演奏かはすぐにわかった。
やはり私が持ってるCDにはその曲は入ってなかったのだった。
探し物が見つかった日は、ちょっとしたくじに当たったみたいな、得した気分♪


2009.10.6

なんなんだろうな。。。“あの片鱗”を見つけるだけで嬉しい私。
いちばん低い5弦から上がっていって、ひとつ下がってひと休み。そしてするりと下る。
み、ら、れ、そ、み。。。。。。れ、ど、ら。。。。。。これがすべての基本形。


2009.10.7

けさ見た夢・・・私はモタモタして学校に遅刻し、着いたのは午後の授業が始まる頃だった。
次は体育でみんなはすでにグランドに行ってしまっていた。体操着の入ったカバンを開けると、
中から出てくるのは変な緑のセーターや赤いシャツや毛糸のズボンなどで、「だめだ、こりゃ!
体操服を買いに行かなくちゃ!」と思っていたら、雨がパラパラ降り出し、透明のビニール傘を
持ってはいたけれど、これでは他と区別がつかなくて失くしてしまうと思い、お菓子のオマケに
付いていたマスコットを柄に結びつけようとするのだけど、紐がもつれてなかなか結べない。
そうこうするうちに、クラスメイトのちょっと不良ぽいけど面倒見のいい男の子がやってきて、
私が“無断欠席”の容疑で職員室に呼びだされている、と告げるのだった。
疑問だった。。。私は“遅刻”している覚えしかないのに、無断欠席って、なんで???
職員室に行くと、先生は怒ってなくて、優しく賢そうに微笑みながら、「この楽しいお手紙は」
と、私の書いた漫画だらけの手紙を見せながら、「ふざけていると思って怒る人もいるから、
気をつけたほうがいいわよ。」とおっしゃる。
「ふざけてないです。普段の私を知ってる人ならわかると思いますけど・・・」
「普段でないあなたって?」「こわい顔してるとこしか知らない人は、変に思うのかも。
しんどいときはこわい顔になってしまうんで。」「そんなにしんどいの?」
「しんどくないときは全然しんどくないけど、しんどいときはものすごくしんどいです。」
ある意味あたりまえのことを言う私。先生は優しく笑っている。

目覚めると、朝だというのに真っ暗な雨模様。どんよりと陰気。それもそのはず、大型台風が
近づいているらしい。それにしても私って、夢の中でもイイワケばっかりしているな。。。
モタモタせずに宿題を片付けよう。。。先生が笑ってるうちに。。。


2009.10.11

ひさしぶりにプカソンコ主催のバーベキュー(@淀川河川公園)に参加した。
大部分がサルサを好きな若い人たちで、私たち中高年フォルクローレ愛好家はほんの1割程度。
けれど、そんな中での異文化交流が、なかなか面白かった。
チャランゴやサンポーニャを鳴らしていると、とても興味深げに話しかけてくれる人が何人もいて、
アンデスの文化について話もしながら、楽器に触ってもらうと、喰いつく、喰いつく!(笑)
特に弦楽器経験者は、チャランゴにとても興味を持ってくれ、コードを教えてあげると単純だから
最初は簡単そうに思うんだろうけど、8分の6の混合拍子やトレモロやワイノのリズムを弾くと、
すぐには真似できないものだから、「これは奥が深い!」と、ますます夢中になってくれる。
てな調子でフォルクローレの普及をほんの少しでも助けただろーか? ようわからんが楽しかった。


2009.10.15

ほんの数行だけ出てきたキャラクター、“カブト・ムシノスケ”のことが気に掛かり、
『くまのプーさん』の本を読み返した。(A.A.ミルン作、石井桃子訳)

プーは頭の悪いクマで(といっても子どものクマだから仕方ない)、すぐに強がったり
知ったかぶったりするのだけど、それがなんとも微笑ましくてかわいらしい。

たまにそのような(やたらと知ったかぶりする)人を見かけるけれど、残念なことに、
子どものクマと同じことを、大人の人間がやっても、ぜんぜんかわいらしくない。


2009.10.17

曇った、もしくは雨の朝に見る夢は、なんだかとても憂鬱な雰囲気が漂っている。
憂鬱といっても、必ずしも悲しいわけではないのだけれど。

長く会えない人が出てきた、とても長い夢。。。とてもリアルな感覚。。。
目覚めたとき、とても会いたくなるのだった。とても少し、不安になるのだった。


2009.10.22

わからない人に語ってもどうにもならず、わかる人には言葉にするまでもないので、
結局、永久に口にしない事柄ってのがある。
それは言葉にせずとも、たしかに存在していると感じることができるのだけど。。

声に出したり行動で示さない限り、存在しないのと同じだといえる物事もある。
というわけで、本日の自戒・・・「感謝は言葉で。誠意は行動で。」


2009.10.23

普段は人と電話で話すことなど殆どなく、あったとしても用件のみの短い会話しかしないんですが、
今週は複数の人とたくさん電話で話す機会がありました。(かけてくださって嬉しかったです!)
会話の内容は、アンデス音楽を研究しているヨーロッパ人の話や、日本製インカコーラの話など、
たわいもないことですが、相手の声を聴きながら喋るのっていいなあ〜と思いました。
(電話は緊張するから苦手だったんだけど、ボケ始めた私の頭にはちょうど良い刺激なのかも?)

そして、私の声を初めて聴いたメル友さんから、低めの声が渋くて味わいがあると言っていただき、
恥ずかしい〜いけど、とても嬉しかったです。私の声はたいてい“圧倒的に不人気”なので。。。
ちなみにその方のお声は、ガラスケースに入れて飾っておきたいほどの美声、、、、、、
いや、ほんと。アナウンサーのように綺麗な声だとか、お母さんのように優しい声の人は、たまに
いらっしゃいますが、彼女のような、可憐で、愛らしくて、且つ、厭味のない、甘ったれない声、
というのは、なかなかこの世には有り得ないです。聴いてるだけで気を失いそうになる私でした。


2009.10.25

さて今年も(5ヶ月遅れではあるものの)三木山フォルクローレ音楽祭が終了しました。
午前中にマチュピチュのダンス伴奏、午後はラス・マルビータス、ロス・ムシスで歌い演奏しました。
午後の演奏が失敗だらけで落ち込みましたが、夕方にはヤケクソ?で踊って、祭りを満喫〜!!!
10月の三木山は初めてでしたが、ちょうど暑くも寒くもなく、曇ってはいたものの良い気候で、
カラフルな衣装や露店、紅葉もきれいで、串焼き肉やカレーもコーヒーもおいしかったし
(もっといろいろ食べたかったけど胃袋がたりず)楽しい一日でした。
ともかく大きなイベントが終って、ほっとしました。
が、息つく暇もなく、6日後の演奏のためPAチェックと曲順決めをしなくてはならないのでした。


2009.10.27

毎日ネットでおもしろい猫の画像を捕獲して遊んでいたら、本物の仔猫を呼んじゃった。
昨夜のこと。9時頃からおもてで仔猫がにゃーにゃー鳴いていた。お腹がすいてる感じの声。
かつて私はたくさんの猫と暮らしたことがあり、今も猫がいたらいいのにと思う気持ちはあるの
だけど、なにしろ今はペット禁止の集合住宅だから、心を鬼にして無視し続けていた。
そのうち飼い主が迎えにくるだろうと思ってたんだけど、鳴き声は一向に止まない。
夜は更け、外はどんどん冷え込んでくる。そうとう近くにいるようで、にゃーにゃーと鳴き声が
コンクリートの建物によく響く。早く誰か保護してくれないかなあ。寝るに寝れない。。
救いは、ずっと同じ調子で鳴いてるから、まだ弱ってはいないだろうということ。。。
でも考えてみたら、こんな団地の敷地内でいくら鳴いたところで、誰もが私と同じ思いで無念がる
ことしかできないはず。。ここでいくら鳴いていても、誰も部屋の中には入れてくれないだろう。
ならば、ともかく今晩だけでも「保護」しなくてはなるまい!(あくまでも一時的な保護だから)
・・・それにしても、なんでまたペット禁止地区で鳴いてんだよ〜、要領の悪い子だね〜。
あたためたミルクをお皿に入れて、仔猫探しに出かけようとドアを開けたら・・・
よく響くはずだよ・・・うちのドアの前に座って鳴いてたんだよ〜〜〜。(5階なのに!)
でもいきなりドアが開いたもんだから、驚いて踊り場まで階段を降りちゃった。そしてじっと私を
見つめている。生後1〜2ヶ月だろうか? 生まれたての弱々しさはないけど、まだまだ仔猫。
とてもきれいな毛並みの、ころんと丸くて愛らしいキジトラが、まん丸い目で私の顔を見上げている。
・・・そういえば少し前にキジトラの猫の夢を見たんだよ。猫の毛の下のほう(お腹にかかるところ)
に鳥の羽根のようなのが生えていて、まるでフリンジ付きのポンチョをかぶってるみたいに見える。
「鳥みたいやなあ!それでキジ猫っていうんか〜!」と感心しているという夢だった・・・・・・
現実化したキジトラ猫と私は数分間見つめあった。「だいじょうぶ、こわくないから、ミルク飲め」
とテレパシーを送るが、仔猫は微動だにしない。「じゃ、置いとくから」とドアを閉め、のぞき窓
からじっと見たり、気配を消してパソコンに向かったりしていたが、外はしんとしている。
しばらくしてドアを開けて見ると、残念ながらミルクを飲んだ形跡はなく、仔猫の姿もなかった。
・・・その後鳴き声は聴こえず。姿も噂も影も形もなし。。。
ここ数年この近所にのら猫の姿は見かけないから、どこかの飼い猫が迷い込んだのだろうと思う。
もう二度と会えないのかもしれない。またいつか会えたら嬉しいんだけどなあ。。。


2009.10.29

まずは、オリジナルの作曲よりも、編曲や表現にこだわることのほうが重要だ。
オリジナリティはそれほどたいした問題ではない。・・・なんて言ったら
乱暴かもしれないけど、本当にオリジナリティのあるオリジナル曲は、
わざわざ作るもんではないという気がする。
それは無理にひねり出さなくても、溢れてくるに任せておけばいいんじゃないか。
嫌でもどんどん出てきてしまうときは出てきてしまうものだと思うから。
必然性のないものに人は心を動かされない。
そして、思うに、、、いったい何に由来するのだろうか・・・?
もう一度、何度でも聴きたくなる得体の知れない魅力というのは。。。


2009.10.29

トルティーヤ工場の片隅に積み上げられていた古本の中に、「インカコーラ」という題の
分厚いハードカバーがあったので、じろじろ見てたら、「やるわ。読んだし。」と言って
おっちゃんがくれました。 インカコーラにまつわるあれこれが書かれた本かと思ったら
ただのアンデス旅行記で、少しがっかり。とはいえ著者は英国人の元高級官僚だそうで、
よくある日本人旅行者のエッセイとはずいぶん雰囲気が違うような気がします。
(まだ読んでないから、しらんけど。)


2009.10.31

恒例の大阪府立花の文化園@河内長野フラワーコンサートにてマルビータスの演奏。
今日のメンバーは、カティちゃん、ミゲル、ポニタの3人。朝昼で計14曲を演奏。
秋の花がたくさん咲いて綺麗で。暑いくらいの陽射しに溶けそうになりながら。
午前中はとても落ち着いてまったりと気持ち良く演奏することができた。午後もまあまあ
いい感じだと思ったんだけど、後で聞いたら、マイクの入り方が悪かったようで、残念。
だけど、何年ぶりかで歌った曲や、人前では初めて歌った曲も、のびのびとやれたので、
とても幸せな一日だった。いろいろサポート頂いたカティちゃんの旦那さまにも感謝♪


2009.11.14

きょうは『ミゲルの還暦パーティー』を(梅田プカソンコにて)催していただき、感激でした。
久々のペルー料理もおいしかったし、次々と仲間の演奏を聴かせていただき、私もいくつかの
グループで酔っ払い演奏をさせていただき、とても楽しかったです。
大きなイベントではそれぞれリハーサルや着替えなどで忙しく、他のグループの演奏をなかなか
ゆっくり聴けないので、このようにみんなでワイワイ楽しめる機会はたいへん貴重で有り難く、
企画・構成・人集め・司会など仕切ってくださいましたFさんに感謝いたします!
お集まり頂いた皆さん、プカソンコの皆さんも、本当にありがとうございました!


2009.11.16

週末に遊んだせいか、体調が悪いです。
それはそうと、今年の春から演奏の機会があるごとに必ずやっている「ワスワ、ワスワイ」
という曲があります。2007年に、クスコでホームステイさせていただいたお家のおじちゃんが
歌ってくれたのを録音してきました。 すでにご病気だったおじちゃんは、私たちが帰国して
1ヶ月ほどして亡くなられ、その歌を録音したMDはなぜかデータが壊れて再生不能になって
しまい、もう二度とおじちゃんの歌を聴くことはできなくなってしまいました。
消えてしまう前に楽譜を書いていたのが救いでした。
歌詞はケチュア語でまったくわからず、タイトルすらよくわかりませんでした。
あの時、いつもみんなの早口のスペイン語を、ゆっくり、わかりやすく、簡単なスペイン語に
通訳(?)して私に伝えてくれていたアマンダさん(おじちゃんの娘さん)に、歌詞の意味を
訊いたのですが、彼女は言葉を詰まらせ、「ワスワはケチュア語でアヒルのことだ」とだけ
教えてくれたのでした。アヒル、、、私は、なにかかわいらしいほのぼのした歌なのかな?と
思いましたが、なんとなくみんなが神妙な雰囲気で、アマンダさんは歌詞の意味を説明しよう
としたけど言葉が出てこない、という感じで長く沈黙されたのでした。
後日、うちにあった古いクスコ民謡がたくさん載っている本を調べていて、それらしい歌詞を
見つけました。で、歌詞の意味を笹久保さんご夫妻に教えていただきました。

   あひる、 あひるちゃん [女性への呼びかけ]
   川の あひる
   もし私がいなかったら
   もし私が去ったら
   誰がお前の面倒をみるのか・・・

   柳(木の名前) Lambra(木の名前) [男性への呼びかけ]
   あなたの影をかして下さい
   私がここにいる間
   あなたの腕のなかにいる間・・・

私とミゲルは、どうしてもこの歌を歌いたくなりました。
おじちゃんは最初から最後までAm?みたいなギターを弾きながら、静かに歌ってくれましたが、
マルビータスでやるにはどうしたらよいか?
うちのCDライブラリ(?)を探したら、カンチスあたりの楽団が粗っぽい感じで演奏している
のが見つかりました。それと、半分くらい歌詞もメロディも違ってるけど元歌は同じと思われる
チュンビビルカぽいアレンジで女性が歌っている YOU TUBE があると教えていただいたりもして、
どちらもおじちゃんが歌ってくれたものとはほんの少しメロディやリズムが違っていたのだけど、
まあまあそのへんからいろいろ統合して、マルビ版をでっち上げました。。。
本に載っていた歌詞で歌ってる音源がないので(しかもケチュア語だし)歌詞の乗せ方や発音が
変かもしれないのですが、また現地に行って確認できたらいいなあと思ってます。

---
心の中の大切な歌を、ひとつずつ、ギターを弾いて歌っていくのが、子どもの頃からの夢でした。
歌はへたなので、「うまいですね」と言われたいとは思わないけど、「この曲、いい曲ですね」と
言っていただけたなら、この上なく嬉しいです。それが伝えられたのなら、本望です。


2009.11.20

みんなが「人まかせ」をやりだすと、頑張った人が骨折り損な世の中になってしまい、
一旦そうなるとますます誰も動かなくなり、人まかせの悪循環に陥ってしまう。。。
気持ちの景気回復に必要なものは何だろう?


2009.11.21

12月にクリスマスがあってよかった。
夕方5時ともなれば真っ暗なこの季節、イルミネーションでもなければ寒々しくてやってられん。
でも1日中チカチカする光の中にいると頭がおかしくなって、夜よく眠れず変な夢を見てしまう。

・・・大きなホールで『フォルクローレの即興音楽大会』が開かれていた。
演奏しながら木の机を積み上げ、脚をのこぎりで切って、それが崩れ落ちるまでリフレインを
繰り返す、だとか、、、若いグループは客席に大きな石を次々に投げ込んでいたり。。。
休憩に入り、お腹すいたな〜と誰かが言うと、「じゃあステージでご飯食べれば?」と誰かが
言う。「ならいっそ、俺、風呂に入るわ。」と言う人もいた。


2009.11.23

私が部屋の片付けで忙しくしてると、ミゲルが「焼き飯つくったるわ」と言ってくれたので、
「こないだのペルー会の残りの“あの緑のやつ”入れてなー」と頼んだ。
鶏肉入りの焼き飯にコリアンダーペーストを入れると、なんとな〜くペルー料理の“アロス・
コン・ポヨもどき”になるので、ときどき使っているのだった。
しばらくすると、ミゲルが「これ、どれぐらい入れたらいいのー!?」と叫ぶので、台所へ
見に行ったら、ミゲルは、“あの緑のやつ”=“コリアンダー”ではなく、“あの緑のやつ”
=“ハラペーニョ”を入れようとしていた・・・。
よかった、、「大さじ2杯!」と答えなくて。 (※ハラペーニョはとっても辛いトウガラシです!)


2009.11.29

非音楽関係の内気な友人から、「英語の先生が歌を歌わはるコンサートがあるんやけど、、、
一人で行くの心細いから一緒に行ってくれん? こういうの趣味と違うかもしれんけど、、、」
と頼まれて、何かと思えば、きしもとタローさんのケルト音楽でした。
趣味じゃないどころか、ずっと前からいつか聴きに行かねば!と思っていたし、ぜんぜん関係の
ない方面からつながってきたということに不思議な「縁」も感じたので、アウトクトナの練習は
申し訳ないけど休ませていただいて、京都、二条駅前の「ぽこあぽこホール」という山小屋ふう
の小さなホールへ聴きに行ってまいりました。

バウロンという寿司桶のような片面だけの太鼓を叩きながら歌うレズリー・デニストンさんは、
アイルランド出身の老紳士で、キルトにハイソックス、長い髪と髭がもじゃもじゃの、なんとも
味のある風貌で、濁声っぽい声で存在感ある歌を歌わはるのでした。
きしもとタローさんは、いつもながら素晴らしい吹きっぷりの笛(キーなし木製フルート、他)、
ときどきブズーキという弦楽器を演奏、そしてMCによる曲解説が、これまたいつもながら
わかりやすくておもしろくて、音楽プラス講演を聞いたみたいな得した気分になるのでした。
ゲストで女性のアイリッシュハープも加わって、ビジュアル的にも花を添えてました。

ヨーロッパ広域に広がるケルト文化は、南米の植民地にも伝わったということで、なるほどと
思いました。いろいろなものがいろいろなところでつながって、全然違うものの中に共通点を
見つけたりするのはとてもおもしろいです。
私の古い友人とはなぜか今度いっしょにカラオケへ行って歌いまくる約束をして別れました。
彼女の十八番は‘竹内まりや’だそうです。共通点は今のところ見いだしてませんが。。


2009.12.5

初対面率50%の謎の誕生日パーティ。セビッチェ etc...&ビノ・ティントで最終電車。。


2009.12.18

ぐんぐん寒くなって今年も残りわずか。テレビのニュースがお正月の準備をレポートしてました。
葉ボタンの出荷シーンを見ていたら、ふと疑問が浮かびました。
こいつはキャベツによく似てるけど、果たして『食べられる』のだろうか?と。。。
で、検索して調べてみました。すると・・・
『暖かい季節は青虫・ヨトウ虫に、冬はヒヨドリに、葉を食べられます。』とのことでした。(?)


2009.12.19

小さきものを愛でる。。。ツルツルとイガイガのアンモナイト&手作りの小箱はペルー製。  FOTO


2009.12.20

アマウタ忘年会に、生徒OBとして参加させてもらいました。
場所はいつもの教室で、かなり過密な立食パーティー。豪勢な食べ物、飲み物、抽選会景品など
すべて皆さんで準備してくださり、みんなでボケてツッコんで盛り上げて、笑いが絶えない、
長時間に及ぶ、演奏あり、女装あり、の至れり尽くせりな(?)大宴会でした。
演奏は、三線やらジャンベやら二胡やら、ひょうたんのついた中国の笛やら色々ごちゃまぜで、
皆さんぜんぜん気張らずに音楽を楽しんでおられるのがまた良い感じでした。
今はアマウタ教室に通ってない、いわば部外者であるミゲル&ポニタのことも、あたたかく迎え
入れていただき、演奏もさせてもらって、幸せでした。感謝〜!
たくさんの古い仲間に会えたし、中には数年ぶりに会った人もいて、また、新しい方もたくさん
増えていて教室の盛況ぶりが嬉しい限りです。初対面の方でもこのホームページを見て下さって
いて、リアルな付き合いの知人よりも私のことをよくご存じだったりもして、、恥ずかしい〜!
でも嬉しかったです。。。
昔はいつでもどこでもこういう感じでワイワイ楽しくやるのが、ごく普通だと思っていたけど、
最近、学生ノリで騒げる機会はほとんど無いし、人と飲みながら話すことも少なくなったので、
久々に大勢の人の中でいっぱい笑って、とても晴れやかな気分になりました。


2009.12.21

ミゲルが舞台用の衣装を縫っている。。。 FOTO

   かなり変 でも ちょっといい  (金子みすゞ風)


2009.12.22

別にひねくれてるわけではなくたまたまなんだけど、とても有名な歌手ほどその歌をちゃんと
聴いたことがなかったりしていて。ふと聴いたら、何に感心するといって、バックの演奏が
素晴らしいこと! やはり一流の歌手には一流の伴奏がつくということなんでしょうね。


2009.12.23

突然、むしょうに「お肉」が食べたくなってコンビニに飛び込む。でもそこで売ってる肉は、
ギトギトのタレをつけて焼いていたり、衣をまぶして揚げていたり、ご飯やサラダの付いた
お弁当の一部分であったりと、不要なものが多すぎて「純粋な肉」ではないのだった。
もちろん、どこかで火を使うことが許されるなら、スーパーで生肉を買うまでなんだけど、
見知らぬ町のど真ん中ではどうしようもない。焼き肉屋かステーキ屋に行けばいいのでは?
と言われそうだけど、あんまり時間はないし、余計なサービスのために昼間っから女一人で
散財するのもバカバカしい。欲しいのは「お肉」のみなんだから。
缶チューハイを買って後悔したこともある。アルコール度数の選びを失敗したときだ。
必要以上の水分と糖分と炭酸にうんざりした。欲しかったのはアルコールだけだったのに。


2009.12.25

髪の長いお姉さんと眼鏡のお兄さんが突然我が家を訪ねてきました。
・・・といっても、けさ見た夢の中での話なんですが・・・
私は慌てふためきつつ、「とっ散らかってますが、どうぞ!」と招き入れました。
夢の中のとっ散らかった我が家は、『絵に描いたような、とっ散らかった部屋』で、
まるでアメリカ映画に出てくる子供部屋そっくりに、床に物が散乱してるのでした。
実際の我が家はもっとずっと狭いので、床だけでなく縦方向にも散らかっています。


2009.12.25

終電に近い混んだ電車の中で、飴ちゃんを舐めていたら、唾液が気道に入りかけてむせた。
思いっきりゲホンとやればすぐに解決したかもしらんが、遠慮がちにコホコホやってたら
ますます苦しくなり、のどがネバついて息が吸えなくなり、ひぃーひぃーなってしまって、
非常に長いこと咳き込んで苦しんだ。
もちろん人のいない方に顔を向けていたし、大きなタオルハンカチを口にあてて両手で
押さえてたんだけど。。。私の前に座っていた男性は、おもむろにマスクを取り出して
装着し、眉間にぎゅうっと皺を寄せていた。呼吸を最小限にしていたと思われ。。。
・・・私が彼の立場でも同じようにしたかもしれんけど・・・私は凄く言いたかった。
「インフルエンザでも風邪でもなくて単なる飴ちゃんなので感染の心配はないですよ」と。


2009.12.25

「おまえの鼻が役に立つ」と言ってくれるサンタに出会ってなかったら、
赤い鼻のトナカイはどうなっていたでしょう。。。


2009.12.26

変な夢ばかり見る。今朝の夢では、手相占いで「あと5年の寿命」と言われてしまった。
どうして手のシワぐらいで「5年」なんて数字まで断定できるんだよお〜と思ってたら、
別の手相占い師が現れて、またもや「あと5年しか生きられないねえ。」と言う。
これはよっぽど典型的なわかりやすい相でも出てるんかなーと、ちょっと感心する。
そのあと、食堂で食券を買おうとしたら、窓口のおばちゃんがなぜかまた手相占い師で、
お金を出した私の手のひらをひろげて見て、「5年で死ぬね。」と言うのだった。
そうかあ〜、それは良くないなあ〜と、頭の中では思うんだけど、心は何も感じない。
つまり全然ピンと来ない。まあ何かの警告かもしれないから気をつけようとは思う。。


2009.12.26

そういえば、マヤの予言で、2012年には・・・、アナログテレビが見れなくなるらしい。


 00  01  02  03  04  05  06  07  08  09  10  11  12  13  14  15  最新


このページは無断転載禁止です。

ポニタの押し入れに戻る
トップページへ