mi condorcito chinito, mi condorcito chinito 右の翼でチャランゴを、左の翼でギターを奏でるが如く その音色は山の向こうにも届くだろう ひとりぼっちでも空を舞うだろう ひとりで弾いてもメロディとベースがそれぞれ自立していて、ひとりで弾くからそれらが 絶妙のタイミングで共鳴、呼応し合える・・・というところがいい。 |
これは凄いの一言です。「絶対音感」を持ってる人に聴いてもらいたいです。
そして採譜のプロに楽譜を書いてもらいたいものです。 弦楽器なしで、太鼓、トライアングル、ギロのリズムに乗って、歌と笛が交互に 繰り返します。カハマルカ特有の陽気なリズムがなぜか不吉に聞こえます。 そして呪いのように頭の中でエンドレスに響き続けます。 (このCD、71分21秒もあるのら〜) なんだか不気味なハーモニーなんだけど、 確固たる自信に満ちた歌声は、じつにカッコイイ。ジャケット写真の不敵な面構えも素敵です。 左手に持っているのは太鼓のばちのように見えますが、細い縦笛 (片手で吹ける指穴の少ないやつ)です。 |
何がそんなに嬉しいのかわからないが、聴いてる方まで笑ってしまう脱力のワイノ
弾き語り集。 一見ただの酔っ払いのようですが、じつは本当にただの酔っ払いかもしれません。 しかし軽快なギターといい、ふざけたようなボーカルといい、 単調になりがちなワイノをなかなか味わい深く聴かせてくれます。 本当は上手いのにそれを感じさせないというような、 まるで超一流のお笑い芸人の如くツボを押さえた歌・・・・・・ とか言うと大袈裟すぎて、このオッチャンにはまったく不似合いですな、ィヤハハ〜! |
ようわからんけど、チャランゴ2〜3台、ギター2〜3台に、歌、という編成のようです。