むこう川 2010


2010.1.3

実家でミゲルとサンポーニャの掛け合い演奏をしてたら、中学生の姪っ子がとても興味を
持ってくれ、吹奏楽をやってるせいか、すぐに本格的な音を鳴らしよるのだった。
何も教える前から隣接2管同時吹きをして、「はもれる〜!」とか言ってるし。
こりゃあ来年はロンダドールかなとほくそ笑む私たちだった。

それはそうと、テレビのリモコンに「コタツは?」とタイピングしたシールが貼ってあるので、
何の意味なのかと父に尋ねたら、「コタツ切り忘れんように書いてんねん。ここに書いてたら
テレビ切るときいっしょに切れるやろ。」だそうだ。なるほど。。。

昔は自動で開閉していたトイレの便器のフタが壊れて、座っているときに閉じてくるので、
アコヤ貝に喰われるような恐怖を味わう、アミューズメントパークのような実家ではあるが、
よく見たら、J型フックの付いた紐がぶら下がっていて、勝手に閉じないようフタの端に
引っ掛けるようにしてあった。なるほどなるほど。。。


2010.1.6

お正月明けの自分は1年でいちばんブサイクだ。なんだかいやになったので、久しぶりに
美容院へ行ってみた。初めてのお店だったけど第一印象はとてもいい感じだった。BGMも
好きだったし、美容師さんの年齢や雰囲気もちょうど良いし、「当たりだ!」と思った。
けれど・・・結果は残念なことに・・・
切る前に綿密な打ち合わせをしたにもかかわらず、言ったよりずっと短くなってしまって
(8pと言ったのに15pぐらい切られた?)、立体感のないペターっとしたシルエットで、
前髪まっすぐのザンバラ頭。なんだかマジメな女子中学生のよう、、というか、、河童?
う〜ん、、、アマゾンにこんな人々がいたような、、、?
他人に自分の抱いてるイメージを伝えるのは難しいとあらためて痛感。。。そしてまた
とうぶん美容院へは行かない月日を過ごすであろう予感。。。アディオス、ペルケリーア!


2010.1.10

夫婦でいっしょに演奏していると、よく人から「夫婦で同じ趣味というのは羨ましいですなあ〜」
と言われます。が、弊害もあります。なんといっても、他人と身内は違いますから、練習の時に
私はついついミゲルの欠点ばかりを、スパーッと指摘してしまいがちです。
そしてその弊害というのは、そういう私たちの姿を見て「ミゲルさんはいっつも怒られている。
よっぽど才能がないんや〜。」とか「ポニタさんは性格がキツイ!」と思う人がいることです。


2010.1.11

こんな誰も見ていないようなところにこっそり書いてみる。

!弦楽器奏者募集!

・民族音楽が好きで、特にアンデスの田舎の音楽が大好きな方。年齢性別不問。
・コンセプトに賛同していただける方。(詳細は面談とメールにて)
・ギターが弾けて、他の楽器にも挑戦したい方。(初心者歓迎。やる気重視)
・活動(京阪神におけるイベント出演と定期練習)に積極的に参加できる方。
・オヤジギャグ&ブラックユーモアに耐性のある方。
・プロ志向は皆無のアマチュアです。ギャラはありません。趣味として楽しめる方。
・技術重視や権力志向の方はご遠慮下さい。


2010.1.12

子供と老人では1日の長さが違うと言います。
或る物事に於ける、初心者さんとベテランさんも、時間の長さが違うのかもしれません。
ほんのペエペエの私ですら、この1年で目覚ましい進歩を遂げておられる初心者の方の
その向上心、情熱、根気には、とてもかなわず、恐れ入ってひれ伏してしまいます。


2010.1.13

ムシスの関係で10年前に書いた楽譜を探していたら、なにやら美しいタブ譜が出てきた。
(だいたいにおいて、楽譜は美しい。と思う、視覚的に。タブ譜もね。) image

それは、まだ YOU TUBE もなく、ペルーギターやチャランゴのソロ用楽譜も(あったのかも
しれないけど私は)まだ見たことがなかった頃、初めて演奏の手元がばっちり映っている
ビデオを手に入れて嬉しくて、何度も何度も止めては再生しながら書いたものだった。
ギター曲は変則チューニングだし、チャランゴもAmではない楽器が使ってあって、映像が
なければ、どの弦でどうやって弾いているのか、その頃の私には皆目わからなかったと思う。
ビデオを入手して、なんて良い時代になったんだ!と大喜びしたんだったっけ。。。

不完全ではある。けれど、結構こまかい装飾音も表現してあって、身近に教えてくれる人も
一緒に研究する人もいないなか、独りでよくやってたんだなあーと、昔の自分に感心する。
その情熱には、とてもかなわず、恐れ入ってひれ伏してしまいます。

・・・逆にいえば、今の私は一体何をやってるんだ?ということになる。
せっかく譜面を書いたこれらの曲も、弾けるどころか全然憶えてもないし。記憶喪失??
いやまあ、このあと、事故ったり病ったり性格がひねくれたり、、、家庭の事情で休日の
昼間も家で大きな音を出せなくなったりもして・・・・・・・・・・・、言い訳ばかりだ。


2010.1.14

忙しいとか体調不良とか、誰にでもさまざまの事情はある。
問題は、「それでもやる」のか、「だからやらない」のか。ふたつにひとつだ。


2010.1.15

欲しいのは、躍動感♪

ひと昔前の楽団や田舎の楽団に多く含有。踊りの音楽には特に必須。

踊らなくても、“心躍る演奏”ができたらいなあ〜♪ と思う。


2010.1.18

ロス・ムシスのための楽譜が書けなくて困っている。曲はメンバーから提案いただいたのだけど、
前からよく知ってる曲だし、音源を聴かなくても歌えるほどなのだけど、問題は書き表し方だ。
ワイノの楽譜では、たとえば1拍を「8分音符‐16分音符‐16分音符」で割ってあっても、
きっちり「2:1:1」の長さには演奏しないのが普通だ。根柢のリズムがワイノであるからには
それは当然のこととして誰もが暗黙に了解している。
で、それとはまた別のことだけど、「3連符」か「1:2:1」か微妙な感じで歌ってる部分があり、
実際に参考とする音源と本場の演奏の違いのせめぎ合いもあって、どう書こうかなーと迷って
いたとき、ふと、前述の理屈だと「3連符もきっちり3等分ではなくなるのでは・・・?」
という思いが起こり、、、ドツボにはまってしまいました!(どーでもいいって?!)
自分用の楽譜なら自分がわかればいいし、身近な少数の人に渡すだけなら口頭で注釈すればいい。
けど、私の知らないうちに不特定多数の人に「Ponita」のサイン入り楽譜が手渡っていることも
あるので、つい慎重になってしまう。。。
いえ、楽譜をコピーして利用してくださることはべつに構わないんですが。ただくれぐれも、
「こう書いてあるから」といって、鵜呑みにはしないでね〜!と、念を押しておきたい。。。
便宜上そう書いただけっていう部分もあれば、単純に間違ってるのもそこそこあると思うので。
リコールしなきゃいけないようなものも出回っているようだし、やばいです。。。うぅ〜。
ずう〜っと昔に書いた、ケチュア語を意味もわからず聴き取りでひらがなで書いてるやつとか、
ホント回収したい。。。(-_-;)


2010.1.20

最近よく耳にする『心が折れる』という表現には、違和感がある。
私のイメージとしては、心はぷにぷにと弾力ある球体で、折れたりはしない。
ぐいぐいと突き進むときですら、軟体動物のようなかんじ。。。
たまに、傷つくとそこから固くて黒いトゲが生えてくることがある。
けど、それはそのうち自然にぽろりと落ちる。
たいていの物事は、静かにしてれば、行きつくところまで行って、終わる。


2010.1.22

間が悪いというかなんというか、会うたびに気まずくなっていく人がいる。
もがくほどに逆効果ならば、今のうちにサヨウナラを言っておく。


2010.1.23

いい歳をして今ごろ『にんげん』について新発見ばかりしている。う〜ん、そうだったのか。


2010.1.25

CTを撮った後、撮影室に閉じ込められて必死でドアをガチャガチャして体当たりなどしていたら、
「その扉は引いて下さい」と言われた。 ・・・ほらね、そういうことなんですよ。


2010.1.29

電車に乗るたび泣いている。車中は暇なので、マスクの下で歌を歌っている。
10年近く私の鼻唄の定番だった『私の胸のカーネーション』、今までうろ覚えで適当に歌って
いたのを、あらためて歌詞の意味を噛みしめながら歌うと、いつも3番で涙ぐんでしまう。
悲しい歌ではぜんぜんないのだけどね。。。


2010.2.3

節分。だけど豆はまかずに食べるだけ。
うちの散らかった家の中で豆まきしたら、きっと春に芽が出てしまう。
それじゃ「豆撒き」ではなく、「豆蒔き」になってしまう!


2010.2.7

昨日わが家付近では雪がびゅうびゅう舞っていた。今朝、道の雪はとけていたものの、屋根や木には
こんもりと綿帽子。。。こんな日に“野外ステージ”で踊りと演奏の予定があり・・・
いつもはチャレコがユニフォームのコンドリートスも急遽ポンチョに変更して靴下も3枚重ね履き。。
さて現場に行ってみると、野外といってもちゃんと壁もある凄く広い立派なテントが設営されていて
何十もの客席があり、大きなストーブがガンガン燃え、おでん屋さんや甘酒などもテントの中にあり、
着込みすぎの私は暑いくらいだった。踊りのスペースを作るため一時的にストーブを切ってもらった
ので、本番中は少し手が冷たかったけど、ぜんぜん耐えられる寒さだった。ほっ。。。
(さすがはコミュニティ協会主催の市民音楽祭、きちんとしたイベントでした!)
外はきーんと寒いけど良く晴れて青い空がとても気持ちいい一日だった。
しかし、夜勤明けで一睡もしないまま笛を吹いたミゲルが、帰りにちょっとビールを飲んだら、、、
超ハイテンションのパッパラパア〜になってしまって、、、いや〜びっくりした。。。


2010.2.9

何ヶ月に一回という感じで、合奏が気持ちよくできる瞬間がある。(今日がそれ!)
何がどう違うのかというと、“ピタッと添う感じ”、“心が通い合った感じ”で、幸せな気持ちになれる。
それは合奏の大前提というくらい当り前のことだと思うのだけど、私にはなかなか得られないものだった。
精神論のようだけど、そうではなくタイミング(間)の問題かと。とはいえ確かに、精神性にも由来する。
「ほら、ここはこういう感じで・・・」「じゃあ次はこうやで〜!」と、懸命に、音で話しかけても、
伝わらない人には伝わらない。伝わらないタイプの人は音や声がむやみに大きくて暴走しやすい。


2010.2.12

「人を許す」ということについて考える。。。
私は無宗教だし不勉強だし、ちょっとした文章を目にしただけだけど。。。

宗教家たちは、「許しなさい」「愛しなさい」と繰り返す。
「ではあなたがたは、自分の愛する家族が惨殺されても許せるのですか?」
と問えば、或る人は言う。「YES。許します。許すしかないのです。」と。

う〜ん。そうまで言われると是非その理屈を聞いてみたくなる。

「憎しみや怒りという感情に捕らわれている自分はとても不幸です。
だから、人の為にではなく、自分の為に、人を許すのです。
人を許すことによって、自分の心が解放されるのです。」

あれれ? 人類愛とか言いながら、そんな自己中心的でいいの!?
と、拍子抜けしたものの、確かに、まずは自分自身を大切にすべきなんだろう。
救いが必要なのは「人から憎まれてる人」ではなく「人を憎んでる人」なわけで。

憎しみや怒りを抱えている人は、それだけでとても苦しんでいるだろうけど、
憎まれている側の人は、のほほ〜んと暮らしていたりするものだしね、、、
そんな馬鹿馬鹿しい、役に立たないことは止めたほうがいい。

ただ「相手を許す」と言っても、「憎しみや怒りの感情を捨てる」ということと
「社会的制裁を放棄する」ということとは、また別の次元の話でありませう。。


2010.2.14

夕方から、久しぶりのフォルクローレライブに行った。
大阪府吹田市の浜屋敷というところで、知り合いばかり4組のジョイントコンサートだった。
トップの「一世風靡」は元気で楽しく上手い演奏で、一番若いメンバー?(というか、幼児)
のギロも上手くて、その可愛らしさでお客さんの目を釘付けにしていた。比較的若者ばかりの
グループなので、結婚や出産などおめでたい話が目白押しなようで、いいなあ〜。
2番手の西森聡さんソロは、相変わらずいい声で、相変わらず汗っかき。楽器持ち変えの曲は
せわしないので、いろいろやりたい気持ちはわかるけど全曲ギター弾き語りの方が落ち着いて
聴けるのになあ(歌はうまいんだし)と思った。いやまあ、ああいう芸が狙いなのか?
3組目は木原三知子さん青木直之さん&インティさん。じゅうぶん貫録のある面々で上手い。
トリはヘゲル・ロダスさん率いるロス・チャンカス。前ギタリストの真下さんは威勢の良さが
魅力だったけど、ギターがインティさんに替わったことで、渋いフォルクローレにも期待!


2010.2.15

どうでもいいことだけど、昔から不思議なのは、うず巻きの図形を見て「時計回り」とか
「反時計回り」とか「右巻き」「左巻き」とか即座に言える人がいることだ。
時計の針なら動いているからわかるし、アサガオのつるも下から上に伸びるという方向性が
あるからわかるけど、静止したうず巻きは方向がわからない。
うず巻きを描くときに、必ず外側から内へと巻いていく人と、必ず中心から外へとほどける
ように描いていく人があるんかもしらんが、、、私はケースバイケースだ。
同じ図でも始点の違いで巻き方は逆になるわけだから、動きのないうず巻きの図形を見て
「これは右巻きだから」とか断定されるたび、頭が混乱する。それを言ってる人はどうも
なんの疑問も持ってない様子。テレビでもよく言ってるけど。「うず巻きは中心から!」
みたいな決まりごとが何かあるんすか? あったとしても、「何を根拠に?」と問いたい。


2010.2.16

嵐山へ行き、そのあと伏見へ・・・といっても京都観光ではなく、用があっての役所巡り。
寒空の下バイクで長距離を走って芯まで冷えたけど、数週間前に始めた私立探偵まがいの
仕事(?)がこれで一段落した。とてもおもしろかった。そしてミゲルに感謝。。。
人間の(私の)記憶はとてもイイカゲンだとわかった。過ぎ去った過去というのは、
一部は記録され、大部分は永遠に闇の中。。。それはそれでいいのだろうと思う。


2010.2.18

特急電車内で、四人掛け座席にふたりの若い男性が四席を占拠して寝ていた。車掌さんが通りかかり
「お休みのところ失礼しますが、お立ちのお客様もいらっしゃいますので、席をお開けください」と
丁寧に言った。が、反応がない。二度声をかけたけど、まったく無視。車掌さんは一旦立ち去った後、
戻ってきて、先ほどより声を大きくして、肩を強めにパンパン叩くも、反応なし。。。
これは爆睡というより、昏睡だ。医者を呼べ。いや、狸寝入りには決まっているが。。。
車掌さんは諦めて乗務員室に戻って行き、、あ〜あ世の中いやになっちゃうなあ〜と思っていたら・・・
駅に到着する直前、アナウンスが入った。
「次の駅でお客様対応の為しばらく停車致します。お急ぎのお客様には大変ご迷惑をおかけ致します。」
・・・え?これはもしや・・・?
ドアが開くや、駅員さんがふたり乗り込んできて、若者二人にもう一度きちんと座るよう注意を促し、
それでも動こうとしないので「このままでは降車していただくことになります。」「どうされますか?」
「いったん降りて休憩されたほうがよろしいのではないかと。」と言って駅のベンチに連れ去った。
若者の足取りはしっかりしていて、病気でも泥酔でもなかったようだ。(まあ、そうだろう!)
その後、先程の車掌さんが来て、無事に四人のお客さんが座っていることを確認し、車輌内の乗客に
向かって「ご迷惑をおかけしました」と一礼。いや〜、若い車掌さんなのに、あっぱれざんした!

実際のところ、この事件で私の乗り換え駅に到着するのが30秒ほど遅れ、いつもギリギリ乗り換えの
私は次の電車に乗れなくなってバイトにも遅刻したのだけど・・・、心は晴れ晴れでした。
日頃、電車の中でマナーの悪い人を見ない日はないほどで、それにいちいち腹を立てるのは、人間が
未熟なのだろうか? いやいや、腹を立てる精神の方が人間として健全だろう? いや、しかし
いつもにこにこしている人の方が「やさしい人」と思われるのも事実で・・・
と葛藤ばかりしている私にとって、救われた気持ちになった出来事だった。
今週は、とても誠実な役所の人とか、礼儀正しい仕事相手の人とか、気持ちいい人に何人か会った。
私には「これでふつうだよねえ〜」と思える対応が、本当に、「稀」な世の中になってしまった。
でもその「稀」に出会えた今週はとても幸せで、「世の中捨てたもんじゃないな」気分なのだった。


2010.2.22

土日祝のほとんど全てが、フォルクローレの練習とイベントで埋まっている。
つまりギターを弾いているわけだけど、「ギターの練習をした」という充実感はゼロ。。。
10年間ひたすら、他の楽器や歌の伴奏をしてきて、それはそれで無駄ではないとは思うけど、
喩えれば、サッカー選手になりたいのに、10年間ランニングだけしているような感じで、、、
何のワザも習得できてなくて、気ばかりが焦っている。

グループの練習で、いつもずうっと他の楽器や歌の練習に付き合って(というか、必死に
指導して)いたとき、一度「私だってギターの練習したいのに〜」とキレた(?)ことがある。
そしたら、「ギターの練習は家で一人でやったらいいやん。」とあっさり言われた。

そりゃまあ、実際、ギターの練習をするのに他のメンバーに手伝ってもらうことは何もなく、
しょせん自分でやるしかないのだけれど。。。。。。ギタリストは孤独だ、と思った。

みんなは手ぶらで練習にやってきて、課題を与えてもらって、添削してもらって、どんどん
力をつけていき、周囲からも「上手くなったね〜」と言われるわけだけど、私はいつでも、
すべて自分ひとりで考えて、自分ひとりで解決していかなければならなかった。
(そしてあんまり褒めてもらったことはない気がする。まーいいんだけどさ。)

こうなったら、ギター仲間を募って『ペルーギター研究会」でも立ち上げようかなあ〜と
考えてみる。 ・・・しかし、身近には顔ぶれが思い浮かばない。
ただでもフォルクローレのギター人口はとても少ない上に、ペルーと限定するとまた急激に
過疎ってしまう。そうかといって、この際、私が一方的に教える立場になっちゃうような
集まりにはしたくないので。。。(教えて欲しいのはこっちなのだから。)


2010.2.23

こう見えて私は、落ち込みやすい。
だいたいいつでも身体の具合が悪いから、駄目スパイラルにはまりやすい。
ぶつくさ言ってもしょうがないので、私なりに元気になれることを考えてみた。

晴れた日なら太陽光線を、
雨の日ならマイナスイオンを、
からだじゅうで吸いこむ。これは効く。

曇りなら土いじりなどして、草木の新芽や虫を眺める。
真夜中だったら・・・・・・・・・森へ行く。
いや、これは実行するのが難しいよなあ。
う〜ん、真夜中なら・・・そうだなあ、、揺れるろうそくの炎を見つめる。とか。

なんだろうな、、、キーワードは、生命力?
もちろん、栄養のある食べ物や軽い運動やお風呂なんかはダイレクトに効くはずで
音楽や映画も、気分にマッチしさえすれば効果は絶大。←外れたら逆効果。

即効性があるのは、じつは
「今、会いたい人に会う」「話したい人と話をする」ということだったり。。。


2010.2.24

通勤電車の座席に肩揉み器がついてたらいいのにな。
電車の振動を利用するとかして。


2010.2.26

不安というものは、生きてる限り、なくならない。
不安がなくなれば、幸せだろうと思うのに。
不安は、なんのためにあるんだろう? と考える。
もし不安がなかったら、生き物はすぐに死んでしまうのかもしれない。


2010.3.1

先週は、急に暖かくなったかと思えばまた冷え込んだりして空模様も不安定で、体調も良くなく、
24時間水の入ったバケツを両手にぶら下げてるみたいに背中と腕が引きちぎれそうそうに痛くて
まあそれはいつもの持病だけど、原因不明のじんましんも出るわでその他いろいろ絶不調だった。

それでも週末は嬉しかった。2/27(土)は大阪市・九条の『ミューラシア』という落ち着いた
木造の空間で、笹久保伸さんと橋本仁さんのジョイントコンサートがあった。
かぶりつきで見たかったけど、床にざぶとんというスタイルだったので首の悪い私には無理で、
後ろに立って見た。ノーマイクだったからもっと前で聴きたかったんだけどな。
だけどギターがたっぷり聴けて、チャランゴ弾き語りも、とても良かった。

2/28(日)は『第7回吹田フォルクローレフェスタ』(メイシアター@大阪府吹田市)に参加。
プレ開催から毎回参加させていただいてきたけど、今年は自分の気持ち的に特別な感じがした。
ゲスト出演された笹久保さんのギターと歌がほんとうに感動的だった。メイシアターの椅子は
背もたれが低くて長時間座っていられないのだけど、この時ばかりは最前列でかぶりついた。
スピーカーの音と生音が両方聴こえる位置で。最高に幸せな時間だった。


2010.3.2

おとついの吹田フォルクローレフェスタでの自分たち(マルビータス)の演奏の録音を聴いた。
ううう。。。走りまくってる。。。ミゲルのケーナが死にかけていて、ピッチがおかしい。。。
今回は選曲が良くなかったかな?という気もする。曲が良くないわけではなく、構成的に、、
メンバーそれぞれの持ち味を生かせる場面が少なくて、いつもより地味だったかもしれない。
でも、去年から新曲の練習が全然すすまなかったので、毎度同じ曲でも面白くないしと思うと
どうしてもこんな選曲になっちゃったんだよねえ。。。いろいろよく考えて次回がんばろっと。


2010.3.7

オリンピックを見てもフォルクローレのイベントを見ても、いろんなことを考えさせられる。
やはり何事かを極めた人というのは、思考によどみがなくて、行動がスパスパと迅速だ。
つまり私と正反対。。。いい歳をして私は世の中の仕組みもぜんぜんわかっちゃいないし。
ミゲルは昨年還暦を迎え、最近は「わしが死んだら、おまえ、ちゃんと生きていける?」と
心配ばかりしている。なにしろ、仮にミゲルも私も日本人の平均寿命までの命だとしたら、
私は20年以上も“貧乏で身寄りのない独居老人”として生きなければならない計算になる。
まあ私の生命線は短いし、寿命ばかりは予測不能だけど。。今は川辺のアヒルである私。。。


2010.3.11

電車内にて。。。ベビーカーに乗せられた幼児が母親の隣に座りたがってむずかっていた。
しばらくして、母親の横に座っていた杖をついた老人が黙ってスッと席を立ち、ドアの方に
ゆっくり歩いて行ったので、ふつうに、次の駅で降りるのだろうと思った。
ところが、少し離れたところに立っていた別の老人がやって来てその席に座ろうとしたら、
杖の老人が振り返って、「そこ、子供が座るんや! 子供、嫌がっとるやろ!」と言う。
やって来た老人は、座るに座れず、空席を前に、あうぅ、と立ちつくす。。。
母親は「いえ、あの、、」と言いかけたけれど、目の前の老人に「どうぞ座って下さい」と
言えば、杖の老人の親切を踏みにじってしまうし、「じゃあ、、」とベビーカーの我が子を
見れば、ボクしーらないってな顔でそっぽを向いているし、、で、オロオロしている。
杖の老人は、「子供よ、譲ってやったのだから早く座れ」とばかりに睨みつけているのだが。

そんなわけで、立ちつくす老人が二人、黙りこむ母と子、空席がひとつ・・・
次の駅は、まだまだ、遠かった。


2010.3.15

♪みんなスギ花粉が〜 みんなスギ花粉が悪いんや〜〜〜 と思わず歌ってしまいます。
そう、頭が悪いのも足が短いのも貧乏なのも、みんなスギ花粉が悪いんや〜!!!

今年はいわゆる普通の花粉症、すなわち、くしゃみ、鼻水、目のかゆみなどは
今のところ出ておらず、去年のような咳も出なくて嬉しいなあ♪と思ってたんだけど、
この2週間に4回じんましんが出たので、ぜんそくで通ってる医者(※)に話したら、
「スギ花粉でしょ」とあっさり言われたのでした。。。

うぐぐ。鼻・のどを封じ込めたら皮膚に出たってことなんだろーか?
体よ、そんなにしてまでスギ花粉に義理堅く反応しなくてよいんだからね〜と言いたい。

(※“全速で通ってる医者”ではなくて、“喘息で通ってる医者”です。念のため。)


2010.3.17

ふとテレビをつけたら、30年前モヒカンだったSやんが映っていた。
現在はスキンヘッドの50歳で、音楽プロデュースをしているということだ。
懐かしいバンド名やライブハウスの名前を聞くも、そんな世界から離れてしまった私には
もはや“前世”かと思うくらい遠い昔のことに感じられる。

最近 YOU TUBEでも古い、マイナーすぎてテレビでは絶対見れないような映像がたくさん
見れて、ああ〜こんなのあったなあ〜と感慨にふけることが多い。
こういうきっかけがなければ一生思い出すことも無かったであろういろんなこと。。。
死ぬ間際の走馬灯でしか見れないはずのすっかり忘れていたことなどを思い出す。。。

いま思えばひどい話だけど、16歳だった私たちは23歳だった知り合いを「長老」とか
「おじいさん」とかのあだ名で呼んでいた。。。いや〜まったく、なんてこったい!
フォルクローレの世界では30歳でも「若手」と言われたりするのにね!
キューバでは、70歳でも「青二才」と言われるのにねえ!(笑)


2010.3.19

今月は病院月間。勝手に4ヶ月も遅らせた定期健診(←すでに定期じゃない?)にも
ちゃんと行ったし、いつものアレにコレに加えて、歯医者さんも予約したし。
なにしろ4月は4週連続でイベントがあってちょっと忙しい。


2010.3.24

風邪をひいたので、とても体調が良い。いや、書き間違いではなく。
薬のせいで眠たくてぼや〜んと筋肉がほぐれているし、お腹もこわしてすっきりした。
年に数回こんなふうにどこも痛くない瞬間があって、「極楽」という言葉が思い浮かぶ。
もちろん風邪の症状はある。喉は腫れてるし咳はゲボゲボ出る。けど、これくらいなら
生きてるだけで幸せ〜♪と思えるなあ〜。とはいえ明日はしんどくなるのかもしれんが。


2010.3.30

熱があって歯科の予約をキャンセルした。後日、歯医者復活!(くだらん)


2010.4.6

4月2日金曜、夜勤のミゲルを送り出した後、23時55分発の夜行バスで東京へ向かう。
4月3日土曜、朝からアヤクチョ料理を食べて気分はペルー。夜はピスコを飲みつつDVDを見て悶絶っ。
4月4日日曜、“ドゥオ・パリワニータ”のコンサート@プラサホールへ。感涙。打上呑喰歌踊幸福。
4月5日月曜、まったりと過ごして、夜10時出発のバスに乗車。
4月6日火曜、朝6時に京都駅着。「月曜日に帰ったはずなのに家に着いたら火曜日?なんでだ?」と
浦島太郎の気分になるが、夜行バスだから当り前である。時差ボケもしくは真性ボケ。 東京滞在詳細


2010.4.10

大阪府河内長野市「花の文化園」にて、毎年恒例の「春のフラワーコンサート」でラス・マルビータスが
演奏させていただきました。このところ春なのに冬のような気温で、雨や強風、雪まで降るという日々が
続いていたから、念のためポンチョを持って行ったんだけど、よく晴れて初夏のような暑さだった。
昨年に引き続き、またもや河内長野で今年初のサンダル焼け。。溶けそうにまったりと演奏してたけど、
火やナイフを使った命がけの大道芸の後では、マルビの演奏は緊張感が無さ過ぎるような気がした。。。


2010.4.17

京都の由緒ある神社「松尾大社(通称“松尾さん”)」にて、毎年ほぼ恒例の「やまぶきまつり・
春のライトアップ」でラス・マルビータスが演奏させていただきました。
このところようやく春らしくなってきたかな?と思うも、今日は関東では雪がどっさり降ったという、
ここ京都でも死にそうに寒い夜でした。(今ニュースで本日の各地の異常気象ぶりを報道しまくり。)
晴れていたのが救いでしたが、日が暮れるとぐんぐん冷え込んで、チューニングは狂いまくり、指は
ガチガチ。砂利の上の椅子にじっと座っていたお客さんは、ライトの当たった拝殿の私たち以上に
寒いはずでしたが、とても暖かい反応を示して下さったお客さんがいて本当に有り難かったです。

帰路、阪急「松尾」駅でホームをトコトコ駆けていくタヌキを見ました。なんか嬉しい♪


2010.4.18

「孤高になったらあかんで。」というわけのわからないことを、人生において二度
言われたことがある。二十歳の頃と、四十歳の頃に、一度ずつ。別人から。
もちろんどちらのときも、私は即座に答えた。「あのねえ〜、孤高っていうのは何か
才能のある人にしか言わんやろ〜。私の場合はむしろ孤低か、孤どん底? ていうか、
せいぜいただの孤立やし。だいたいそういう方向を目指してるわけでもないし〜」と。

はたから見ると私は、わざと人を遠ざけ、自分の独自性を主張したがってるように
見えるんだろうか? だけど、好き好んで孤立したがったつもりは一度もないし、
なるべくたくさんの人と思いを共有できた方が幸せに決まっていると思う。
趣味や好みにおいてなかなか共感者にめぐりあえないというのは事実かもしれない。
何故かはわからないけど。この人とは違うな、と感じたとき、それはどうしようも
ないことだから最近はだいたいへらへら笑っている。

矛盾をゴクンと飲みこむとき、ちょびっとだけ痛みを感じる。
幸せだなあ〜と感じるとき、誰かを孤独に陥れてるかもしれない、と思う。
私は裏切り者のように見えているかもしれない、と思う。
それは昔の自分に対するうしろめたさなんだろうか?
でも、ひとりで暗闇を手探りしていた頃のことを忘れることは決してないし、
本質は何も変わらない。うわべがどう変わろうと。。。
(とはいえ、あまりに変な服をまとっていると中身まで変になってまうので注意が必要。)


2010.4.19

うだつのあがらない漁師の浦島さん。
「もうちょっと空気を読んでくれないと困るんだよねえ〜」と言われて
しょんぼり歩いていたらば、亀をいじめる子供たちに遭遇したとさ。
空気を読まねば、と浦島さん、「これでいい?もっと強く蹴る?」と
ボスの子の顔色をうかがいながら、亀をボコボコいじめました。とさ。


2010.4.20

キョウ モ、アメ。 ハル ナノニ、 ハレ ナイ。


2010.4.22

最先端の科学技術ってやつは、ほとんど神様の領域ではないかと思われる。
逆に古代遺跡や中世の建造物や芸術などを見ても、信じがたい素晴らしさで、
人類の知恵や根気は底知れず、本当に人間って凄いと恐れ入る。

だけど、雨の日の電車の中で私は困惑しつつ座っている。
濡れた傘をどうやって持ったらいいのかが、この歳になってもまだわからない。


2010.4.23

ミゲルが職場のBGMにするためにポール・モーリア楽団のCDを借りてきて、
私がダビングしてあげた。
次の日、職場のミゲルから「なんじゃこれはっ!?」と電話がかかってきた。
なんと、手違いで1曲目に ケチュア語ラップを 入れてしまっていたのだった。
(2曲目からはポール・モーリア)
だってリアルプレイヤーのマイライブラリの使い方がわかりにくいんだもーん!
断じて、わざとではない!!!


2010.4.24

今日は花の文化園@河内長野市でグルーポ・マチュピチュが踊りと演奏をやらせていただきました。
いろいろ勉強になった1日でした。お客さんの反応も良くて楽しく演奏できたし、嬉しい出会いも
ありました。はっきりいって、けっして上手い演奏ではないと思うんだけど、たくさんの人が
「よかった」と言って下さり、泣いておられたペルー人のかたもいらっしゃって。。。

今日の演目で、いつもひたすら伴奏している私がほんの数秒ですが旋律を弾く部分がありました。
それは他のグループでもやってる曲なんだけど、伴奏者が変わると弾きやすさがぜんぜん変わる
ということがわかり、つねづねミゲルが言ってることを実感として理解しました。。。。。。


2010.4.25

Hoy fue la fiesta parillada de la iglesia catolica Akashi.
Alli casi toda la gente era peruano y conocimos a un coracoreno.
!Que sorpreza encontrar con coracoreno en Japon!
Hablamos de Incahuasi...la laguna, el volcan, el canto y el autobus...
El gano dos premios de BINGO, y me dio uno de los. Gracia---s!
Tambien conocimos a una bailarina japonesa atractiva.
Nuestro amigo Juan y ella bailaran la marinera y el huayno con mi grupo
Las Malvitas en Mikiyama el mes que viene. ju ju ju!


2010.4.26

化粧品や洋服の売り場を眺めつつ、、、
だけど健康でなければどんな上等の化粧品を使っても綺麗にならないし、
健康であればどんなよれよれの服を着ててもかっこいいんだよな〜〜〜、
と思うと、うろうろするより早よ帰ろっと思うのだった。

健康が第一。というけど、
病気でなければ健康で、病気があれば健康でない、というわけでもない。
ある程度の年齢になれば誰でも不調のひとつやふたつあるもんだ。
その中で可能な限り良い状態をめざせてるかどうか?が問題だ。

骨がつぶれてるとかでかい出来物が内臓を圧迫してるとかいう現実と、
どれだけ苦痛を感じるかということは、おそらく別問題。
主観なんてのは、思うがまま。だと思う。


2010.4.27

毎日おなじことを“新発見”している私は、ほとんど痴呆症?


2010.4.28

某外国人との会話。
「ユーチューブに、いきなりあるでしょ?」
「え? 何があるって?」
「いきなり知らない? ユーチューブ見るとき、いきなりあるよね?」
「ええっと、なんのことかなあ・・・?」
「いきなりに、好きなビデオ、もう一度見たいビデオ、残せるね!」
「あーーー。“お気に入り”のことですかーーー!!!」


2010.5.1

もしもビオリンが弾けたなら いつまでもいつまでも 果てしなく にょろにょろと
にょろにょろと 夢のように 弾いていたい ずっとずっと流れる かわの みずのように

por ejemplo como Los Radiantes del Sarasara, Los Brillantes de Parinacochas...


2010.5.2

「○×さんって、ネイチャー(←雑誌の名前)やったかなあ?」
「ああん? 名前からして、姉ちゃんとちごて兄ちゃんとちゃうかー」
「そやな、ニュートン(←雑誌の名前)のほうやったかな。」

いっけん成り立ってるようで、まったく成り立っていない会話でした。


2010.5.3

久々に図書館へ行った。最近は予約システムのおかげで、人気のある本は「何百人待ち」とか
そういう状況。そういう本は、返却されても棚に並ぶ暇もなく次の人の手に渡るんだろうな。
つまり、予約すればいつか必ず読めるけど、「たまたま偶然手に取る」ということはない。
パソコンで調べるなりして、あらかじめ狙いを定めて、こちらから指名しない限り、
それらの本にはめぐりあえないってわけで。受け身じゃだめってことらしい。
図書館でまでガツガツしたくないんだけどなあ、、、
なんて言ってたらだめみたいで、
求めることも必要かも。


2010.5.4

楽譜書きを何曲か頼まれていて、面倒くさくてずっと放ってあったけど、やっと手をつける。
まずは、ある映画のテーマ曲。 古い映画で、私は曲もストーリーもぜんぜん知らないけど、
団塊の世代のおっちゃんたちは口をそろえて「カックイイ〜ッ」と言う、そういうやつ。

貸してもらったCDは『映画音楽ベスト』みたいな、よくある安いオムニバス。そういうやつ。
ワイノだったら、Bメロまで書けば(4段くらい?)ほぼできたも同然なんだけど、次々と
バリエーションをつけて展開していく。ああ〜普通の音楽って、そうだった。。。
どうでもいいようなエレキギターのソロが何小節も続く。。。面倒くさい。。。
しかし、、、言ったら悪いけど、つまらん曲、、というか、ダサいというか、くさいというか、
いやむしろ変!というべきか、、、メインメロディ自体はいい感じなのに、ちょっとした部分で
凄く安っぽい感じがしたり、なにかとってつけたような違和感のある展開だらけで、全体として
何が言いたいのかよくわからんっという印象で、、、、、、、、、でも、まあいいや、
仕事と割り切って(お金は貰わないけど、人から頼まれたことなので)とりあえず書き終えた。

「でもこれ、オリジナルのサントラ盤じゃないよな?」と、ふと思い、YOU TUBEで検索したら
すぐにオリジナル音源が出てきた。作曲者が自分の楽団に演奏させている、そういうやつ。
それを聴くと、、、なんと、カッコイイじゃないですか!
なるほど、あの臭〜い(と思った)部分も、こういう楽器でこう演奏すれば何も臭くないし
(音符はほぼ同じでもスラーやアクセントの位置が違う)、あの間の抜けたストリングスは
元々は迫力ある男性コーラスだったんだ! そしてあの変なエレキギターのソロは、原曲には
どこにもなかったんじゃん! するすると謎が解け、どの音にもちゃんと意味があったことが
わかり、すべてがすとんと腑に落ちた。これならわかる。
依頼主に告げると、楽譜はオリジナルのほうで書いてくれとのこと。
気を取り直してオリジナルのほうで書き直す。その作業は全然苦にならずとても楽しかった。


2010.5.9

名古屋TV塔ラテンアメリカンフェスティバルというのに行ってきた。
屋外の長時間イベントには珍しいほど、皆がステージに釘付けな感じのイベントだった。
前半は3時間ほどぶっとおしで中南米諸国のいろんな種類の民族舞踊を踊るグループが
次々に登場。衣装も華やかで、民族衣装ファッションショーというのもあった。
フォルクローレの演奏もあり、そこでもまたティンクやカポラールややマリネーラや
いろいろの踊りが登場するし、ラテン系の皆さんは一緒に踊り出すしで、、、
かなり見応えのある踊りと民族衣装がたっぷり堪能できて、おもしろかった。 FOTO
いちばん好きだったのは、ワイラスかな。男性陣がけっこう年配のおじちゃんたちで、
息切らしてよれよれになりながら頑張ってるのがチャーミングだった。(微笑)

関東から来ていたペーニャ・ハラーナの皆さんにもお会いできて、その演奏を初めて
聴くことができて嬉しかった。ネグロの妖しい雰囲気がいい感じでした♪

帰りの電車で、なんだかとてもテンポのいいステージングだったなあ、、と振り返る。
考えてみたら、音楽と違って踊りの場合、マイクセッティングの時間がいらないから
間髪をいれずにぞくぞくと次のグループが出て来れるんだよな〜。なるほどねえ〜。

帰宅後はオスワルド・カスティーヨをまったり聴きながら発泡酒を飲んで、ほっこり。。
こーいうのとか、マヌエル・シルバとか、狙いたい路線だなあ〜。なんて思いつつ(笑)


2010.5.11

良くもならないけどたいして悪くもならない慢性病の患者というのは
お医者さんにとってはイワシの群れみたいなもんだろうか?

“薬を変えてから大きな発作が出ていない”ということでドクターは満足そうだけど、
私としては年がら年じゅう咳をしていると、自分がつらいというよりも、周囲の人に
不快感を与えて困るんで、命には係わらないとはいえ、すっきり完全治癒を目指して
欲しいんだけどなあ。。。 特に新型インフルエンザの流行以来、電車の中で咳を
すると犯罪者を見るような目で睨まれる気がして肩身が狭いんだよねえ。
今日は虫歯の治療中に突然咳こんで出血大サービスの迷惑かけてしまったしぃー。


2010.5.13

エスカレーターの中身がどういう仕組みになっているのか、頭の中で模型を
組み立てようとしたのだけど、なんだかよくわからない。
中学に入学したばかりの頃、地理の先生が地球儀の切り開きかたについて説明
しながら、「立体を立体のまま理解しようと思ったら、(ひたいを指差して)
ここにもうひとつ眼がないと無理なのね!」と言っていたことを思い出す。
そう、無理なのね。
でもエレベーターの仕組みなら私にも理解できる。
エレベーターの箱を吊っているワイヤーは、てっぺんで滑車にかかっていて、
反対がわの端には同じような箱がぶら下がっている。むこうがわの箱のある空間は、
しろうと立ち入り禁止の場所にあって、エレベーター屋のおじさん(といっても
おそらく下請け会社の派遣社員など)が交替制で数名待機しておられる。
そして、たとえば私が地下駐輪場からエレベーターの箱に乗り込み、「1」の
ボタンを押したらば、むこうがわの箱におじさんが一人乗り込む。その重量により
私の乗った箱は1階へと上げられる。「2」を押せば二人のおじさんが乗り込んで
私は2階へ、「3」を押せば三人のおじさんが、、、といった具合で。簡単だ。
しかしエスカレーターは難しい。
あのひらぺったい階段が生まれてくるところと、再びぺったんこになって「無」に
吸い込まれて行くところを見ていると、ビッグバンや宇宙の果てを思わずには
いられなくて、理解するには後ふたつくらい眼がないと、無理なのね。


2010.5.16

今日は玉造カトリック教会の『国際協力の日』というイベントで、グルーポ・マチュピチュが
演奏と踊りをやらせていただきました。快晴で気持ちよく、歩くのに苦労するほど人出も多く、
広い公園内にたくさんのいろんな国の屋台が並び、盆踊りのやぐらのように中央に設営された
大きなステージで、いろいろな国の踊りや演奏がありました。

現在マチュピチュのメンバーは、産休や海外滞在などにより、踊りは二人のみで、演奏隊も今日は
Shigeさんがお休みで三人だけでした。広い場所で少人数の演奏は心細かったのですが、Bailando
Peru のJuanさんが急遽ボンボで参加してくださいました。ばっちりクスコの踊りの衣装で!
そして予期せぬアンコールで、マチュピチュのレパートリーではないサクサイワマンをいきなり
やったのですが、私の歌うワイノで JuanさんとS子ちゃんが踊ってくれたのがとっても感激で、
うわ〜、写真撮りたいよう〜! と思いながら演奏してました。(笑)

バリーチャの衣装効果なのか?練習中や出演後にたくさんの人から声をかけていただき、一緒に
写真を撮られたりしました。今後のイベントの出演依頼もいくつか頂きました。
マルビータスの演奏のときはこんなに声がかからないのになあ〜とちょっと複雑な気持ちでしたが、
マチュピチュは外国人の多いイベントによく出ているせいかもしれません。今日も声をかけて
くださったのはほとんどが外国人の方でした。やはりペルー人の方や、ペルーで生まれ育った
日本人の方などが「懐かしい!」と言って喜んでくださるようです。

今日の司会は FM-Cocolo のロクサーナさん(ペルアナ)でした。ラティーノが司会のイベントは
とても上手に盛り上げてくださり、お客さんのノリも良いので、演奏しやすいです。
日本人の高齢な方が多い場所では、またそれはそれで、ミゲルの長いうんちく話を熱心に聴いて
下さったりして、とても有り難いです。それぞれで“ウケる曲”はまた少し違うようですが。。。
とにかく今日はいい天気で、アンティクーチョもおいしかったし、楽しい一日でした。


2010.5.19

今朝、夢にふたりのギタリストが出てきた。いっしょくたにではなく、2本立ての夢で別々に。
ひとりは、新鋭でありながら巨匠のようでもある人。巨匠のよう、とはいっても、すでに風格を
感じさせるといった意味で、すっかり完成されてるという意味ではない。現在進行形の探究者だ。
もうひとりは、もう25年ほど会っていない(けど昔の顔のままだった)十代の頃の知り合い。
夢にストーリーは何も無く、ふたりとも、ギターを弾いていたわけでもなく、ただ子供のように
茶目っ気たっぷりに笑った顔だけが記憶に残った。

で、久しく会ってない方の人だけど、今どうしてんのやろ?と思ってその名を検索してみた。
10年前には検索結果 100件もなかったのが、今や 10000件超え。。。彼が有名になったのか、
インターネット世界の状況が変わったのか・・・まあ、多分両方だろう。
で、得た情報によると、来週新しいアルバムがリリースされるそうで、新譜発売記念ツアーで
明日から3日間は関西でライブだと! ひょっとして、それで宣伝に現れたのか!?(違うか)

彼のやってることはまったく一般向けではなく、けれどその筋ではつねに天才とかモンスターとか
言われている。まあ、誰も言わなくても私は中学生の頃からずっとそう思ってたんだけど。。。
即興が主である彼のギターの凄さは、ライブでしかわからない。ライブでも日によっていろいろだ、
ということを知ってるから、今までレコードが出たと知っても、いまひとつ関心が湧かなかった。
実際、今まで聞きかじってみたところ、いつも「これはまだ究極の姿ではない」と感じられた。
20年前、最後に(こっそり)見に行ったライブは気が狂いそうなくらい素晴らしかったけど。。。

彼の人となりについても的確と思える記事をいくつか目にした。確かに。圧倒的なギターを弾いて
つねにバンドのメインパーソンになれる人でありながら、ソロで突っ走ることなく、人との絡みを
楽しもうとする奴だった。けっしてカリスマぶったり、偉そうにはしない。ちゃらけた奴だった。
そして、誰とでも、どこででも、ギターを弾いた。とても幸せそうに。。。
でも、だからといって“善人”というわけではなく、メチャクチャな奴ではあった。オフレコで
えらい迷惑をかけられた!と怒ってる人の話はいっぱい聞いた。たぶん、音楽バカ。音きちがい。

そんなこんなで、つねに気にしていたわけではなく、ほとんど完全に忘れ去っていたわけだけど、
今回の新譜はちょっと気になる。今週のライブには行けないけど、来週ツタヤにでも行ってみよう
かなと思う。なにしろ斬新な手法で宣伝にも来てくれたことだしね!(違うって?)


2010.5.21

ミゲルが借りてきたDVDで「シャッフル」という映画を見た。
主人公は小さな子供が二人いる主婦で、冒頭いきなり、夫の交通事故死の知らせ。
悲しい映画なのかと心が重くなる。ひたすら物悲しい。嫌な感情が沸く。
不条理な展開、と思いきや、サイコホラー的に精神病院に拘束されたりなど。。。
けど、最後は不条理なままで終わらず、納得のエンディングだったのでほっとした。
嫌な感じがする映画、小説、絵画、、、涙が出る物語、なぜ人はそういうものを
必要とするのだろう? 心を掻き乱すものに惹かれるのはなぜだろう?


2010.5.26

5月23日(日)は、西日本最大のフォルクローレイベント(←たぶん)
『三木山フォルクローレ音楽祭』が第14回目の開催をされた。
きょうは水曜日。3日も経ったのに思考停止したままぼんやりしている私。
やるべきことはいっぱいあるのに、PASATIEMPOでだらだらと時をつぶしたり。

ますます頭が悪くなって、
「昔のあそび」を「音のあそび」と読みまちがえる。
「イタめし屋」を「インドネシア」と聞きまちがえる。

(平日のランチにインドネシアへ誘われても、困る。)

「ルーティンワークは脳の老化を早める」とテレビが言うので、
いろんな“続けてきたもの”を全部やめてしまおうかしら?と思っていた矢先、
「祝!ムシス10周年!」と、クラッカーをパンパン浴びて、花束をもらて、
くらくらと面食らった。みじんも予想してなかったし。
これが世に言う“サプライズ”ってやつですか!? 生まれて初めての経験。
嬉しかった。すっかり舞い上がって、マルビの演奏でとちった。←いいわけ

三木山帰りの電車で、“かにみそはおいしい”という話になった。
でもあれ、脳味噌とは違うやんね、カニのほんまの脳味噌はどこにあるんやろ?
カニって、頭ないやん。頭なかったら脳味噌もないんちゃう?
いや、脳味噌ないやつなんか、おらんやろ。
ほならミジンコにも脳味噌はあるんか? アメーバーは? と議論が白熱する。

こんなに歳をとっても、まだまだ知らないことだらけ。わからないことだらけ。
そして、未来は、一寸先すら予測不能。

このごろ結構しあわせだから、もういつ死んでもいいやって思っていたけど、
生きていたら、それはそれでおもしろい。
今いちばん習得したい技は、「一瞬にして心も身体も軽くリラックスさせる」
という自己制御機能。だってそれさえあれば、こわいものは何もないでしょ。


2010.5.29

もうちょっとまじめにイベントレポートを書いておくべきかもしれない。
なにしろ西日本最大だし。。。ムシス10周年だし。。。というわけで、

5月23日、三木山はひたすらどしゃぶりの大雨で、前の日から次の日までずっと降っていた。
とにかくよく降った。こんなたくさんの水が空中に浮かんでいたというのも不思議だけど
それがいっぺんにドっと落ちてくるんじゃなくて、一日中コンスタントに、ひとつぶずつ
落ちてくることが驚異だ。職人技。いや、まあ、そんなことはどうでもよくて。

ともかくこの大雨のせいでエントランスで演奏予定だったグループもホールのプログラムに
組みこまれ、いろいろでスケジュールが押した。4時前にロス・ムシスの出番。MCは
司会者さんにお任せして、とっとと演奏。9分という持ち時間はあっという間に終わった。

5時頃にマルビータスの演奏。今年は2曲とも、踊りの“バイランド・ペルー”と共演。
2月の吹田フェスのときに「やっぱり踊りがあってこそだな」と思ったので、ひと月ほど前
JUANさんにお願いしたら快く引き受けて下さいまして。ふだんのマルビは地味なので、
踊りが加わって派手になって良かった。Familia Garcia y Teikoさんに感謝!!!
いつもやってるワイノも、“踊り”という視覚をもって伝えられたのが嬉しかった。

    
ムシス今年の演奏者は13名
曲は「花の虫」「ミ・チキティン」
祝!ムシス10周年!
花束を戴きました!
マルビ&バイランドペルー
ミゲルの股下に…

例年は外にお店のテントが並ぶんだけど、今年はいろんなお店が全部、建物の中に出された。
いつもは控室として使っている会議室のような部屋が、なにかデパートの催し物会場というか、
物産展みたいな感じになっていた。私は中古のアルトギターを買ってしまった。
杉山貴志さんのお話がいっぱい聞けたのが面白くて、何時間でも聞いていたい感じだった。

いやしかし、どの出演者もそうだと思うけど、なかなか他のグループの演奏をじっくり
見たり、全部のお店を物色したり、知り合い全員に挨拶すらできないし、イベントの
総合的なレポートを書くのは無理なんですなあ。。。


2010.5.30

最初にミゲルが風邪を引いて、私がうつった。
やっと治ったと思ったら、またミゲルが引いた。それが三木山直前だった。
すぐに私にも風邪の兆し。もううつされてなるもんか!と思って、早めに
風邪薬を飲んで、押さえ込みにかかった。せっせと薬を飲んで、飲みすぎ
のせいかふらつきながらも、5日間は押さえ込みに成功していた。
が、昨夜、噴出。アウト!!! ウイルス・ラリーはいつまで続くのか・・・


2010.6.4

トルコキキョウの、葉っぱの付け根のあたりが好きだ。
この写真じゃわかりにくいが、きゅっと結んだリボンみたいなとこ。


2010.6.6

『防水性の高い布』を検索していたら、宇宙に関するページがずらりと出てきた。
はあ?なんでじゃ? と、キーワード欄を見たら『某彗星の…』という未知の文字が。。
・・・日常にひそむワープゾーン?


2010.6.7

すべてのチャランギスタに・・・
http://www.youtube.com/watch?v=YTywa4JsN_s


2010.6.8

“怠惰”の根底に潜んでいたのは、
『これをやったからといって、なんになる?』という“虚無感”。

そんなとき『なんになる?』の答を突き詰めようとしてみたところで
役に立たないどころか、中毒してしまうだけだから、

できるだけ“ここから遠いところ”と意識を結んで、そちらの方向に
ゆるやかに吸い込まれていこう。。。と思う。


2010.6.9

インターネット社会にもさまざまな新しい便利ツールが溢れかえるこの時代、
ここのように何らソーシャルネットワーキングサービスに属さないページを
公開していても意味はあるのだろうかと考えるけれど、まあいいや、私は
このページを今どき古くさい“印刷物”のようなものと勝手に位置づけて
きたのであり、コトコト書いてはポコンと置いておくだけだ。
印刷物は、すぐさまのレスポンスを求めない。
「書きっぱなしとは傲慢な!」と言われちゃったら、はい、ごめんなさい。
反応のないところに書き続けてると、こんな人間になっちゃうんですうう。
ごく稀に感想など戴き、嬉しく恥ずかしく、恐縮death!(深々とおじぎ)


2010.6.11

汗ムーチョのティエンポがやってきました。
「汗ばむ」の「ばむ」ってなんだろう? ばむ、ばむ、ばむ、、、


2010.6.13

大勢で楽しく演奏しましょう♪となると、みんながよく知っている曲を選ぶことが多い。
最近では“楽しむ会”で「谷間のカーニバル」を、“グルーポ・マチュピチュ”で
「ポコ・ア・ポコ」をでっち上げた。

  某辞書によると、『捏ち上げる』とは
  (1)事実と違うことを、いかにも本当らしくこしらえる。捏造する。
  (2)形だけととのえて、いいかげんにまとめる。

まあね、まあね、とはいえ迷いに迷って考えた結果といいますか、いろいろありまして。うー。

例えば「ポコ・ア・ポコ」の作詞作曲者は一応ボリビアの某有名人ということなんだけど、
出だしのとこ、「ミーーミッミッミ」ではなく、「レミッミミッミー」とやっちゃうともう、
クスコの田舎の鉄弦楽器の音がチュイーンとどこからともなく聞こえてくるでしょ?
だからといって、ここは「ラ」じゃなくて「ソ」といきたいところだよね〜とか言うのもまあ
あれだし、まあまあまあまあ皆が馴染みのあるほうでまあいいっかーと、私は弱気、気弱の私。


2010.6.17

春の天候は大荒れで、いつまでも寒いと思ったら急に真夏日になったり大雨が続いたり。
『“異常気象”ですねえ』が“通常の”時候の挨拶になりそうな近年、私はその言葉を
なるべく使わんとこうと思ったんだけど、巷には“異常”という言葉が飛び交う。。

・・・という前ふりがありまして。

きょう、週間天気予報を見たら、びっしり7日間、青い傘のマークが並んでいた。
なんと梅雨らしい梅雨! 四季ある国の本来あるべき姿だわ〜と、ほっこりする。

まあその、梅雨は四季には数えられてないっちゃあないのだけども。


2010.6.20

生野区民センター(@大阪市)にて『国際友好芸能公演』というイベントにグルーポ・
マチュピチュが出演させていただきました。大部分が韓国の歌や踊りで、インド舞踊、
フラダンス、そして私たちのペルーの踊りが少し異色な感じで混ざったのでした。
どの国の衣装もとても綺麗でしたが、もちろん、うちらのバリーチャも負けてなくて、
演奏しながらいつも惚れ惚れと見とれておりますです♪
W先生と、パラグアイから一時帰国中のHちゃんが見に来てくれて嬉しかったです♪
演奏仲間のShigeさんは、演奏でも演奏以外でも、いつもとても頼りになる人でして、
きょうは帰りにコリアタウンの中のおもしろいお店に連れて行ってくれはりました。
薬膳ぽいお茶やデザート、瞑想的なBGMがいい雰囲気のお店で、なごみました♪


2010.6.22

「徐々に痛みはひきますから。」と言われた“治療済みの歯”が、いつまでも滲みるので、
「しばらく様子をみて、我慢できないようなら神経を抜きましょう!」ということになった。
・・・というわけで、“我慢できるかどうか”様子をみる。

朝うがいをしようと口に含んだ水道水が、ずううんと30秒かけて頭のてっぺんまで響いていき、
30秒かけて治まっていく。その間私は、くううぅーっと、からだの動きと思考が一旦停止する。
でも、「我慢できないか?」と言われたら、ぜんぜん我慢はできる。
鈍痛のせいか肩が凝って一日中頭痛がしてるけど、それもべつに我慢できないわけではない。

だいたい、“我慢できない痛み”って、どういうのだろうか?
痛みのあまり、発狂してしまうとか、地下鉄に飛び込んでしまうとか、
誰かれかまわず包丁で刺してしまうとか、、、だろうか?
・・・だとしたら、私はまだ“我慢できない痛み”を経験したことはない。

私は、聞いた人が「きゃ〜〜〜やめて〜〜イタイイタイ!!!」と絶叫しそうな、
“聞くだけで痛い体験談”をいくつか話せるけど、まあ今こうしているわけだから
どれも結果的には“我慢できない痛み”ではなかったといえる。
そして今回の歯なんて、痛みのうちにすら入らない。

しかし!「治療済みなのに、こんなに滲みるって何なの?」という納得のいかなさについては、
“我慢すべきであるのかどうか?”と考えると、まったくもって、どうなのか??? 疑問だ。
“我慢していてはイケナイのではないか?”という気が、ちょっと、するよね?
つまり問題はそこ。我慢できるかどうか?ではなくて、我慢すべきかどうか?というところ。

もしかすると私はいつでも我慢しすぎてしまうきらいがあり、現状を打破しなくてはいけない
ようなときにも、耐え忍んでしまうことがある。それは物凄く、非常に、良くないことだ。

たとえば、最低な環境の職場で何年でも働くとか、全然面白くない映画を最後まで見るとか、
新しい靴が買えないわけでもないのにいつまでもボロボロの靴を履いてしまうとか・・・

・・・てゆーか、「ヤダなあ〜、アカンよなあ〜」と思っていながら現状維持しちゃうのは
“貧乏性”と“決断力不足”、そして“怠惰”に由来するのであって、それで自分のことを
我慢強い!と思い込んでたら、そりゃまったく、勘違いだわね。はい。失礼しましたー。

まあそんなこんなで、うじゃうじゃ言ってるうちに歯の滲みはずいぶんましになってきたので、
「ま、神経抜くのはいつでもできますから。どーしてもというときにはまた来てください。」
ということで、とりあえず治療を終了した。

それよりも今、右肩甲骨と右腕がめちゃくちゃに痛い。冷たいものが滲みるなんてえーのは
まったくどうでもよくなるヘヴィ級の痛み。骨の芯からズシーッとくる重く絶え間ない痛み。
しかも、貼り薬、塗り薬、飲み薬、いっさい効かなーい♪ どうすりゃいいの♪

治療の為に一時的に痛いのだとか、出産のように、先に希望のある痛み、期間限定の痛みは
誰でも比較的耐えやすいと思うんだけど、、、治療法もなく、一生希望がなさげな私。。。
我慢できなくなったときには、発狂、飛び込み、包丁、のいづれか、です。。。


2010.6.23

激動の時代を息抜く!


2010.6.24

街を歩いてたら「どさんこでーす!」と言ってビラを配っていたので、
新しくできた居酒屋かラーメン屋かな?と思ったら、共産党だった。
ドサンコデース、キョーサントデース、、、
う〜ん。どこまでいくのか、そらみみ現象。。。
こんな耳で音楽やってていいんだろうか?


2010.6.26

雨の夜も幸せ。くちなしが咲けば、


2010.6.28

昨夜は、インティライミ・パーティと称してグルーポ・マチュピチュのメンバー宅に
集まって、踊りのDVDを見たり、ペルー料理やらワインやら頂きました。
何もかもおいしかったけど、特にアヒ・デ・ガジーナが無茶苦茶においしかった♪

パラグアイから一時帰国中のHちゃんが持って来てくれた冷しマテ茶セット“テレレ”
もお洒落でおもしろかった。(しまった、写真撮っとけば良かったなあ!)
氷水で出す冷たいマテ茶は、苦みがあって、少量ですっきりと喉の渇きが癒されます。
皮のポットカバーにコップと専用ストロー(ボンビージャ)が備え付けられるように
なっていて、歩き飲み&みんなで回し飲みというところがまたワイルドで素敵♪

そんなこんなで、ほぼ終電、でろんでろんになりつつ帰宅しました。
今日は、インティ工房に遊びに行き、アヤクチョ製チャランゴ“にゃん太郎くん”の
弦をちゃんとしてもらいました。大阪のモノレールは四つ足で可愛いと思いました。

追記:画像検索してみた。そう、こんな感じ。テレレ 大阪モノレール

リンクに飛ばない場合こちらをアドレスバーにコピー&ペースト
http://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/i/m/mimicot/w-DSCF0969.jpg
http://blog-imgs-27-origin.fc2.com/m/o/n/monk777/20041214190230.jpg


2010.7.1

いたいよいたいよいたいよ〜。神経わしづかみのこの痛さはホントに意欲を低下させる〜。


2010.7.2

ケニスタでギタリスタでもある某友人に何年ぶりかで会った。
元気そうにはしていたけど、右手の指にたいへんな大怪我を負って、秋に企画していた
コンサートもやむを得ず中止にしたということだった。。。
まあ、コンサートはいつかまたできるだろうし、痛みもだんだん引くだろうけども、、、
プリメラギターにとって大切な指の、取り返しのつかない損傷が、なんとも痛ましい!
でもきっと演奏は続けて下さい!(>_<) 私も腕が動く限りがんばりますから! 祈。


2010.7.5

最近はたいてい公民館で練習しているマチュピチュだけど、昨日は場所が空いてなくて
久々に懐かしいホームグラウンドの公園で、虫除けをスプレーしながらの練習だった。
日が暮れる頃、赤いシャツを着たマラドーナ似の(?)サッカー選手が通りかかり、
ビールを差し入れてくださった。(というか無理やり買いに行かせたのかしら?(^o^;)
たまたま?私たちのやってる踊りが彼の故郷の踊りだったので、厳しく指導が入った。
練習に気合が入り(ビール飲みつつだけど?)、ちょっと上手くなった気がした♪

今日ギターを弾いてる最中に弦がバチッと切れた。3日前に張り替えたばかりのまだ真っ白い
弦なのに、なんで〜!? 糸巻きとナットの間でぶっつり。。不良品だったとしか思えない。。
普通はいつでも替え弦一式を携帯するようにしてるんだけど、なにしろ3日前に使ったばかり
だから、また買っとかなきゃな〜と思っていたところで、替えは持ってなかった。
まあ、踊りの曲ではリズムが出せれば問題ないので、そのまま弾こうとしたら、ミゲルが
「貸せ!くくったる!」と言って弦をくくってくれた。昔ボーイスカウトで習った紐の結び方
らしいけど・・・、こんなんあかんやろ、すぐほどけるやろ〜っと思いつつ弾いてみると、
意外と大丈夫だった。弦に結び目のあるギターを弾いていると思うと、なんだか愉快だった♪


2010.7.6

動物も植物も子孫を残すために必死に知恵を絞って生きている。
人間はさらにそれぞれの能力を生かして皆それぞれの分野で社会貢献をしている。

私もきりきり働いてお金を稼いで、ライブや展覧会などにどんどん出向いて、文化の発展に貢献
したい(←そんなことで貢献と言えるかどうかようわからんが)と思うのに、今の私ときたら、
社会の何の役にも立ってなくて、たまたま人間に生まれてきたから(しかもこんな良い時代の)
のうのうと暮らしているけれど、もし野菜に生まれてきていたら、一番にまびかれてしまったに
違いない。と、いつも思うのだった。早いこと摘み取ってしまったほうがよい不健全な苗の私。
私みたいのが生きていていいんだろうか? 私みたいのが生きてることに意味があるんだろうか?
と、ときどきとてつもなく悲しくなる。

そんなふうに落ち込んでいたとき、ぐうぐう寝ていたミゲルが突然、がおっと起きてきて、
「壮大な夢を見たー!」と叫んだ。その夢とは・・・

地球がまだ太古の姿で、水のない灼熱の惑星だった頃のことだった。
水のかたまりのような星が地球のすぐそばを通りかかり、どぱーん!と水蒸気が地球に
降り注ぐのだった。その星は太陽に吸い込まれて蒸発して無くなってしまうのだけど、
地球は蒸気に包まれ、大地に雨が降り、海ができてゆくのだった。。。
(それをミゲルは成層圏あたりから見ている。)

そこに私(ポニタ)が出てきて、「ミッチャン、ミッチャン、見てみ、海ができてるで!」と
ミゲルを呼ぶ。「うわっ、海や! もう生き物もわいてるんとちゃうか!」とミゲルが海を
覗き込むと、すでに小さな魚がいっぱい泳いでいる〜〜〜♪

・・・てな夢だったそうな。。。
壮大すぎる〜〜〜!!! っていうか、わてらは一体ナニモノやね〜〜〜〜ん???
ていうか、、、あまりのぶっ飛びように、めそめそな気分がどこかへ行ってしまったよ。


2010.7.7

“シンクロニシティ”とかはよう知らんけど、地球全体の“空気”的なものを感じることは
多々あって、似たような事件はいつでも同時多発する。(と思うのは気のせいだろうか?)
孤独・・・破壊・・・再生・・・の気分も、あちこちで同時にわきおこる。(気のせい?)


2010.7.11

長い夢を見た。夢独特の急展開や支離滅裂はなく、登場人物も同じままで、一貫して話が進む。
それはここ数ヶ月ちくちくと気に病んでいたことに対して、とても安心させてくれる夢だった。
目が覚めたとき、ああ〜よかった、と思ったけど、すぐにそれがただの夢だったことに気づく。
ただの、私の期待。私の望み。。。現実ではない。

体が重い。布団の中で目を閉じていると、意識を持ったまま夢の続きが見れたので、そのまま
ずうっと夢を見ていた。ミゲルが「選挙に行くぞー!」と言っても起きられず、ミゲルが投票
から戻って、勝手にごはんを食べて、ぐうぐう寝てしまっても、まだ起きれなかった。。。
雨が、ものすごい音を立てて、怖いくらいに降り出した。

目が覚めてから起き上がるまでの間だけが、唯一、背中と腕の痛さから解放されている。
(枕の位置を誤るとそれもダメだけど。) なので、ついこの幸福をむさぼってしまう。
起き出すと、痛いのがやってきて、夜には最高潮になる。昨夜は特に腕が痛くて、なかなか
眠れなかった。。。激しい雨の、轟音に守られながら、夢を見続ける。。。


2010.7.15

真夜中の雨は、とてもきれいな音がする。
とてもきれいな音の、連続に心を打たれる。

たとえば車のバシャアーーーッと走る音。
そういうのがなくて。

真夜中の雨は、純粋でまっすぐな音がする。
永遠を感じさせる、ひたすらな雨の音。


2010.7.16

ミトコンドリアが他人のそら似。。。いや、おそらくは、生き別れのきょうだい。


2010.7.16

『迷宮入り事件』にフタをする。。。そして閉ざされた迷宮を永遠にさまよう。


2010.7.17

マンネリ退屈しがらみの匂いを嗅ぐや全力疾走で逃げ出す芸術家たち。(←正)


2010.7.18

フィエスタペルアナ神戸2010というイベントに、マチュピチュが演奏と踊りで出させて
いただきました。フォルクローレ演奏に、ペルー各地の踊り、サルサやレゲトンもある
イベントで、観客は9割がたペルアーノかしら?という感じでした。
とにかく大変な人出で、暑かった〜!
私たちは30分間で7曲(そのうち踊り付きは3曲)やらせていただきました。アンデスの
踊りを3曲もやると、すべて上から下まで総着替え(生地も厚い)、しかもそれぞれに
小物付き(かつらだのステッキだの石投げ器だの)なので、衣装&小物の量が半端では
なく、踊り手は海外旅行並みの荷物となり、後片付けもちょっとした引越しのようで
大変そうでした。いや〜ご苦労さん。ギター1本とチャレコの私は楽ちんでしたが。
クスケーニャを飲んで、ペルー料理を何皿か食べ、アヒ・アマリージョとアヒ・パンカ
(どちらもとうがらしの一種)の瓶入りペーストを買って帰りました♪


2010.7.22

梅雨が明けてから、いい感じの暑さが続くので、さぼてんにたっぷり水をやってたら
急激に成長し始めた。種から育てた直径2センチくらいのやつも、何年間も休眠状態
だったやつも、むくむく太って、きれいなトゲの色。見習いたい強さ。

なんとなく元気がない人間たち。野菜が高いからだと思う。日本の野菜は人工的で
こじんまりとおとなしく、なのに値段は高い。果物も、肉も、非パワフル。
市場で元気な食材がもりもりと山積みになってる国では人々も元気な気がする。

それにしても、譲り合いや助け合いや感謝の気持ちが皆無となった世界を健全な形に
立て直すことは可能だろうか? このままではもう良いことはひとつも起こらない。
なにはともあれ、“熱中症”と“温度差”に注意。。。 なにごともね。。。


2010.7.26

昨日&一昨日、2日連続でグルーポ・マチュピチュの練習だった。
それというのも、一時帰国中のHちゃんがもうすぐパラグアイに帰ってしまうので
この2日間でパラグアイ・ダンスを覚えてしまわねばならなかったのだ。

真夏の公園での練習は、蚊、蟻、メメゾ、そして蒸し暑さとの戦い。
それにもめげず、踊り子ちゃんたちはとても熱心に踊り続けていた。
見てるだけの私は暇だったので、でたらめにギターをはじいて遊んでいた。

そんなこんなで今日。『パラグアイ舞曲 第1番』が、私の周辺を跳び回っている。
古典的なギター演奏やら大胆に崩したアドリブ入りピアノ・バージョンやら。。。


2010.7.28

冬の眠りは時間の温存、成長は老いへの加速。
いろんなものがあっというまに溶けたり伸びたり腐ったり縮んだり乾いたり蒸発して 跡形もなく消えていったりする夏は
命のはかなさをおもう気持ちすらすらすでにでにゆらゆらとかすみながら。 蝉。蝉。蝉。蝉。蝉。蝉。蝉。蝉。蝉。


2010.7.30

トルティーヤ工場の屋根に座って鳩に餌をやるおっちゃん・その2を見ていたら、
メリー・ポピンズの映画に出てきた「Feed the birds」という歌を思い出した。
http://www.youtube.com/watch?v=_VwU_oS2ErQ


2010.8.1

この人は私の分身かしら?と思うほど嗜好の似た人もいれば、ことごとく正反対な人もいる。
気の合う人とだけ付き合って暮らしていけたら人生は平穏で幸せなのかもしれないけれど、
物事の発展のためには、ひょっとすると、むしろ多少の小競り合いが重要なのかもしれない。
ありがちなのは、いつも意見が食い違う人と、一度も突き詰めて話し合うことをせず、いつも
にゅるにゅるとやりすごし、そしていつも最初から勝敗が決まってしまってるという関係。。。
そこには意味が見出せない。五分五分が理想なのに、ときに私は強すぎ、ときに私は弱すぎる。


2010.8.2

バリオスの楽譜を求めて炎天下をバイクで走る。(←ネットで買うと送料が異常に高いので)
某大型書店には、クラシックギターの楽譜はまったく置いてなく、棚のはしからはしまでの
ウクレレ教則本、、こんなたくさん、いったい何の必要が・・・? と脱力する現実。。。
各種クラシック楽器を扱う大手楽器屋さんのワンフロアを占める書籍コーナーですら
クラシックギターの楽譜はほんの少ししかなく、目当てのものは見つからなかった。
ペルー音楽に比べたら、ずうっとメジャーな世界だと思ったのに。。。


2010.8.10

“酔っ払いの 酔っ払いによる 酔っ払いのための音楽”
最後まで飛ばさず見たあなたには、きっとご褒美が!

http://www.youtube.com/watch?v=9HERUZcwEbY …「ばもちゃる」にて既出。
http://www.youtube.com/watch?v=0wVAC8oQARs …どーでもいいけどこの人たちって、、、
http://www.youtube.com/watch?v=OvoOcrJZF6k …やたらビールの歌が多いんですけど?(笑)


2010.8.10

ギタリスタがたくさん集まると、いろんなことができていいなあ。

http://www.youtube.com/watch?v=JFYDchdPmZk …「ばもちゃる」にて既出。
http://www.youtube.com/watch?v=P3UZEf_Y8nE …ベケベケでかっこいい〜♪


2010.8.12

確固たる“老後の夢”のために邁進しよう。 おそらく私はもっとわがままでいるべきだった。


2010.8.14

ハエが飛びまわっていたころ ギターとえんぴつが友だちだった
夜の大通りで寝ころがって怒られて 即席ラーメンをお椀ですくった

他に見つからなかった 行きづまった道の果て 茂みの中に自分がいた
なにしてたんだろ いままでどこにいたんだろ
ずっとそこに ずっとここに いたのかな

電磁波にやられてびょうきになって
わたしとは違う新手の裏切り者のせいですべてが嘘になりスタートラインに逆戻り
わたしは10年寛容だったのに 1秒で見限られ 不公平だと思ったから
あの山にのぼることにした


2010.8.16

大の字に炎が揺れている。
八月のテレビは戦争関係の特別番組が多く、以前はちょっと嫌な気がしたけど、
今はすすんでそればかり見ている。知らなかったことを、知っておきたいと思うから。
あと十年、二十年もすれば、生きて語れる人はほとんどいなくなってしまうのだから。


2010.8.19

きっかけは、変な夢と DANZA PARAGUAYA と、ちりが積もった諸々のうんざり等々。。。
で、この1ケ月はいつになくペルーワイノ以外のいろんな種類の音楽をよく聴いていた。
ねじれた脳内ワープの再現音や、一見不安を煽るだけにも思えるインダストリアル音に
身を浮かべてみたり、大昔のロックや自作の変な曲をへべれけで歌ってみたり。。。
その中で、私が昔ひそかに“永遠の○○○○”と呼んでいたギタリストの最近の音を
聴いたときには、とても不思議な境地に陥った。これは何? 盗作? 倒錯?
信じられない奇跡が最初からあったことに気づいて愕然とする。。。
そんなこんなで、自分が過去にしてきたいろんなことに思いを巡らせ、未来についても
漠然と考え、ギターという楽器の奥深さを再認識して感嘆。。。
そのあとでもう一度、路上でケチュアのうたを弾き語ってたおばちゃんのことを想った。


2010.8.22

こまかく書くとうっとおしいから書かないけど、そこはかとなく体調が悪い。
まあこれだけ猛暑続きなのに元気ハツラツだという人はどこか異常であるか、
もしくは温暖化地球に適応した新人類なのでありませう。


2010.8.23

本日のYOU TUBE。Julio Benavente Diaz y Rafael Parejo
http://www.youtube.com/watch?v=cvqBvvTpZr8

本日の、といっても4ヶ月も前にアップロードされたものを私が今日見つけた
というだけですが。。。しかも中身の映像は25年も前のもの。


2010.8.30

8月28日(土)は『鹿教湯ストリートフェスティバルまつり(仮称)』でした。
地元の小学生ブラスバンドや、ボリビアの踊りの人たち、和太鼓にフォルクローレ演奏など
いろいろあって、関東のムシス・メンバーや祭りの常連グループの皆さんに会えるのが嬉しい
イベントです。なんと、ロス・ムシスは10回目の参加となるのですね〜! 早いものです。
今年は関西方面からの参加者が少なかったので、初めて夜行バスを使って行ってきました。
金曜夜に出発し、鹿教湯温泉には朝8時頃に着きました。祭りは昼過ぎから始まり、懇親会は
いつもの如く夜中2時頃まで続きました。制吐鎮暈薬=GRAVOL服用の私は睡魔と闘いつつ。。(笑)

それにしても、誰かが吹けば、誰かが弾く。。。誰かが歌えば、誰かがハモる。。。
そういうのが本当にいいですね〜。その中に入れない自分がちょっとくやしいけれど。

今年は日本中が記録的猛暑だというのに、日が暮れると肌寒いのはさすがに信州でした。
温泉にゆっくり入ってお肌もすべすべです。
翌日は鉄道で帰りました。「特急しなの」を降りたとたん、いつもの灼熱地獄でした。
エスカレーターの少ない京都駅で荷物を持って歩くのは、マジで、きつかったです!


2010.9.1

私ときたら、都合のいい夢ばかり見る。これは良いことなのか悪いことなのか?
夢の中で夢を叶えてしまって、現実はぱっとしない。


2010.9.2

押しつけの便利さで世の中はどんどん不便になっていく。 と思いませんか?


2010.9.3

『あの人に嫌われちゃったあの人に嫌われちゃった私は死んじゃいたい私は死んじゃいたい』
という長い題名と裏腹に3小節しかない曲(歌は無し)を11分間くり返して演奏する。


2010.9.7

ロス・ムシスのメーリングリストに、私がムシスの活動を休止することを書いて3日経ちました。
たくさんのメールをいただいてますが、まだぜんぜん返事が書けてなくてすみません。

ムシスをお休みすることは何年も前から何度か考えていたことですが、いざ実行してみると、
肩の荷が下りたとか、ほっとしたという気持ちには(今のところ)全然なれずにいます。
特に、困難な状況にもめげずいつも積極的に参加してくださってたメンバーや、ここ最近に加入
されて「さあこれから…」と思っておられたであろうメンバーには大変申し訳ない気持ちです。
1週間前の鹿教湯で来年の話など語っておられた皆さんにもその場で何も言わずにいたことを、
お詫びいたします。

これといってガツンと大きな理由は特にないのですが、、、
ここ数年の間に何か状況や心境の急激な変化があったわけでもありませんし、、、
まあ、10年という区切りを得たので、ひとまず休憩、、、というところです。

私は冗談で「女王様」と呼ばれたりしてましたが、リーダーといってもたまたま任命された
「雇われ店長」のようなものだったし、もともとリーダーシップ皆無のヘタレ体質な上に、結成
当初は一番の初心者でしたから、フォルクローレはもちろん、パソコンや処世(?)についても
そうとう無知だったりで、たくさんの人に助けられながら、どうにかこうにかやってきました。

そんなこんなで、確固たる方向性も何も持たないまま、混沌とともに歩んだムシスでしたが、
とても楽しかったです。たくさんの人と知り合い、いろいろ勉強にもなりました。
ムシス・メンバーの皆さんだけでなく、こんな大所帯を出演させてくださったイベント企画の
皆さんや、演奏を聞いてくれたフォルクローレ仲間やお客さん、練習会や打ち上げでお世話に
なったロスインカス、アマウタ、プカソンコなど、周辺の皆さんにも心より感謝しています。

と、、、このように書いてるとなんだかしんみりしてきましたが、、、
これは「休憩」であり、またいつか必ず復活したいと(厚かましく)思っています。
そのときはどうぞ宜しくお願いいたします。皆様のご健康と長寿を祈りつつ。。。


2010.9.8

内容はまったく覚えてないけど何か真面目でかっちりと堅苦しく勉学的な
学術書のような図書館の古い書物のような厳格なような雰囲気の夢を見た。
それで今日は背筋が伸びて目がしゃっきりと開いた感じの1日だった。
夕方ぐらいにはいつもどおりへらへらしていたが。


2010.9.9

白いたこ焼きの夢を見た。
いつもの通勤路をいつもの同僚と歩いてたら(実際には知らない道で知らない女の人だったけど
夢の中ではそういう設定なのだった)、なにやら白っぽくてつるんとしたたこ焼きを焼いている
屋台があって、店のおじさんが「今日はいいわ」と言ってるのに無理矢理私の口元にたこ焼きを
ひとつ押し付けてくるので、仕方なくむごむごと食べた。(アツアツではなかった。)
ソースも青ノリも一切かかってないんだけど、もっちりした食感の生地にはしっかり味がついて
いて(ダシのきいた醤油味)美味しかった!

目覚めたとき、「これって、新アイデア? これから大ヒット? 私って天才?」と思ったけど、
「白いたこ焼き」で検索してみたら、すでにあった。
まあね、白いタイ焼きが流行った後じゃあ、誰でも思いつくよね。でも検索のトップに出てきた
やつは、中身がクリームやあんこなどの甘いもので、トッピングは生クリーム、もちろんタコは
入ってなくて、(生クリーム&タコは嫌だ〜)どうやらボール状クレープのような感じだった。
ぜったい私の夢のほうが、美味しいと思った。しらんけど。

出かける間際、書留がきて、パラグアイからテレレ(冷水マテ茶)セットが届いた。
これについては機会を改めて写真付きで紹介したいと思う。うしししし♪

数日前、暑さが苦手なお友達に「生きてますかーっ」と残酷暑御見舞いを送っていたのだが
「もちろん死んでますとも。」という返事が来て笑った。
私が送ったアルパカの心霊写真(差し障りがあるのでここには掲載できない)を見て
涼んでくれたらよいのだけれど。

通勤特急の車内でメールしてたら、ふと、「耳まで笑う」というフレーズを思いつき、
「携帯メールは危険〜」という歌詞をつくりかけてみたものの、家に帰って
「耳まで笑う」で検索してみたら、すでにあった。
フランス語や英語で“満面の笑み”のことを“耳から耳まで笑う”と言うんだそうだ。
しょせん私の思いつくことなんて、、、すべて既出さ〜。ぶいぶい。


2010.9.13

昨日は『第8回京都フォルクローレ音楽祭』でした。
主催者さんのブログにイベントの様子が紹介されています。→ あとりえ−Dわーるど
どこかにミゲルとポニタも(バラで)写っています。ありがとうございました〜♪


2010.9.15

節約生活を極めることは、ゆるやかな自殺。 と思う。


2010.9.16

老化の多くは、歳をとったからというより、悪習慣の繰り返しによって進む。 と思う。


2010.9.17

急激に、秋らしくなった。爽やかでくらくらするほど気持ちいいのに、呼吸が苦しい。
秋の花粉が炸裂?

全然関係ないけど、もしこれから新しい楽器を始めるとしたらバイオリンをやりたい。
最終的に自分で弾くことはないかもしれんけど、ギターの相棒でいてほしいその楽器が
どの音域でどんな音が出るのか、どういうフレーズが弾きやすかったり弾きにくかったり
するのかというのを知っておきたいから、少なくともバイオリンを持っていたいと思う。

じつは数年前にミャンマー製?の中古バイオリンを安くで買ったんだけど、すぐに調子が
悪くなり、調整を相談したら「この楽器、直したところでねえ〜」って感じで、きちんと
対応してもらえず、数ヶ月経っても楽器屋さんの隅っこに放置されたままだった・・・
という悲しい過去がある。まさに安物買いのなんとやら。。。とても悲しい思い出。

ところで、フォルクローレ仲間の間では、フォルクローレを『フォルク』、チャランゴを
『チャラ』と略したりすることがあるけども、バイオリンのことを『バイオ』と言うと、
なんだか化学的で、変。これがほんとの、化学変か!?
・・・私のしょうもなさも炸裂。


2010.9.18

そんなこんなで、埃かぶったミャンマー製?『バイオ(リン)』を出してみた。
知り合いのプロ・バイオリン弾きさんが「・・・」と首を傾げておられたものだから、
ダメな楽器と思いこんで放ってあったけど、今見るととりあえずは“弾ける状態”に
思えた。3弦が切れていて買わなきゃいけないんだが、高いんだよね〜、バイオ弦。
まあ私にとってのバイオ(リン)は、1弦と2弦があれば十分な気がする。
可能な限りの高音で、超音波のようにヒィヒィヒィ〜〜ヒィヒレヒ〜と弾きたい。
しかし実際鳴らしてみると、なかなか思う通りの音が出ないので、つい夢中になり、
あっというまに時間が過ぎる。我を忘れる。
我を忘れる・・・って、これはかなり楽しい!ってことかも。

じつはコンセルティナかボタン式アコーデオンもやってみたい。持ってないけど。
あれは鍵盤式より小さくて軽いのがいい。それと、よくわからないところもいい。
まあこういうのは何の曲を弾けるようになりたいとか人に聴かせたいとかではなく、
100パーセント個人的趣味として、純粋に遊びとして、本当に楽しそうだと思う。
(逆にいうと、今の私のギターって、純粋ではないのかもしれない。)


2010.9.19

今日はグルーポ・マチュピチュのみんなと『かわちながの世界民族音楽祭』に行ってきた。
朝8時に家を出て10時すぎに現地入り。11時前にリハーサル、11時45分から12時00分まで
が本番で、3曲(1曲は踊り付)演奏させていただいた。・・・というわけで、お昼には
すべての予定が終了したので、後はケバブやチジミやインドカリーを食べたり、リーベン
ブロイなど飲みつつ、北欧の民族音楽やチャンゴやジャンベやテルミンやのこぎりの演奏
などを聴いて、のんびりまったり過ごした。(すんごく暑かったけど!)

大きなホールから近くの公園まで広がる盛大なお祭りで、スタッフの皆さんの手際も良く、
企画もしっかりしたイベントだった。(今年のテーマは『北欧』)
野外ステージは横並びに丸々2セット設置してあって(太っ腹だなあ〜〜〜〜)、交互に
使用するようになっており、つまり次の出演者は今演奏している隣のステージでゆっくり
セッティングできるという贅沢な環境だった。感激した。
無料で見れるステージと有料(3800円〜)のステージでメリハリをつけ、気軽な出し物と
お金のとれる舞台を区別して聴かせる体制も良いと思った。それによって量と質の両方を
確保することができ、より広い層の人々を呼びこむことが可能となる。
もちろん私たちは“量=賑やかし”担当だけれど、これも“祭り”には必要不可欠な要素
なのではありますまいか。

と突然、イベント評論家か時代劇の人のようになってしまったので断筆。断鍵盤及び断鼠。


2010.9.25

『中秋の名月観賞会@山崎光の郷(京都府乙訓郡大山崎町)』というのに行ってきた。
きしもとタローさんの南米音楽ユニットがなんと無料で聴けるというコンサートがあった。
メンバーは千葉泉先生(g)、田中良太さん(Per)、後半からゲストで熊澤洋子さん(vln)。
いや〜いつもながら内容が濃かった。面白い本を1冊読んだような充足感。
私の好きな曲率も高くて、ペルーの曲はマルビータスでやってる曲とかなりかぶっていた。
まあいわゆる名曲というやつだから、よく演奏されるのは当り前なんだけど、それだけに
「なんでそんなふうにやっちゃうの〜?」と悲しくなる演奏(編曲)が多いのも現実。
その点タローさんのやり方は、すとんと腑に落ちる。 (って、なんだか偉そうですみません)
ちなみにお客さんは、立ち見を入れて200人弱ぐらい。私はけっこう後ろの席だったけど
音響のストレスもゼロで、ほんとに無料でいいの?っと思ってしまうコンサートだった。


2010.9.28

ほんの最近まで当り前だったタバコの存在が、もうかなり危ういものとなっている。
私はタバコを吸わないのでどっちでもいいんだけど、別の危機感を抱いている。
タバコによる健康被害は確かにあるんだろうけど、即死するわけではない。
その気になれば、アルコールを追放することはもっとずっと簡単だろうと思うのだ。
飲酒運転による事故やら、急性中毒やら依存症やら、酒乱による暴力やら・・・
直接的で疑いようもない被害に苦しめられてる人々はどれぐらいの数いるだろうか?
最近のノンアルコールビールの流行や、若者の酒離れというニュースに不安を覚える。
でも絶対に!何が何でも!飲酒が迫害される世の中にだけはしないでいただきたい!
もし禁酒時代に突入すれば、私は必ずヤバイ薬に走りますよ!と脅しておく。誰を?


2010.9.29

知りたくなかった事実。
ミルクチョコレートよりブラックチョコレートのほうがカロリーが高い。


2010.9.30

がらくた整理をするといろんなもんが出てくる。
もったいながって使わない、ってことがもったいなかったりするよねえ。。。


2010.10.1

ブログを開設した。ブログといっても日記ではない。日記はここだけで十分。
ただ、もうここには大きな画像をベタベタ貼るだけの容量が残ってないので、
画像を貼るためのスペースとしてブログを借りてみたわけなわけ。


2010.10.2

運動会日和っていうか、行楽日和っていうか、まあ結局1日中うちにいたんだけど、、、
すっかり気持ちの良い気候になりました。
昔だったらもっと素直に、「気持ちいいなあ〜」って感じられたように思うんだけど、
「ああ、また寒〜い冬がやってくるなあ〜」と思っちゃう私の心は、もうだめかも。


2010.10.4

どうでもいいっちゃあどうでもいいことなんだけど・・・・・・
最近ときどきテレビのコマーシャルなどで、『アロマの香り』というフレーズを耳にして、
なんじゃ、それ??? と思う。アロマって、日本語訳すれば「芳香」とか「香り」でしょ?
つまり、「香りの香り」? それって、「フラワーの花」とか「頭痛のアタマイタ」みたいな?
イマドキの若者は知らんけど、熟年世代はさぞかし怒りに満ちていることだろうと思って、
ネット検索してみたら(←暇人)、『アロマの香り』に怒ってる人は見つけられず、むしろ
ごく普通に使われてるフレーズだということがわかって、ますますわけがわからなくなる。

要するに、カタカナ言葉っていうのは、もともとの意味を離れ、用法を特定化してしまうのだな。
この場合の『アロマ』は、例えばアロマテラピーに使うエッセンシャルオイルだとか、そういう
ものを指しているらしい。ようしらんけど。

『フォルクローレ』という語が、ある種の音楽のジャンル名になってしまったのと同じ現象か。。。


2010.10.6

キンモクセイがかすかに開花しはじめ、はなのあながふくらんでいます。


2010.10.8

どんな行為も、それを言葉にした途端に、、、、、、
言葉だけが本当のことのように幅をきかせていつまでも居座り続ける。
後に残るものほど、嘘が濃い。
だけど言葉が嘘しか残せないなら、執筆家の立場は・・・


2010.10.9

理屈っぽい人間は嫌われます。理屈っぽい女は友達ができません。
しかも「趣味は酩酊」なんて言ったら、人間として最低最悪です。

この冷たい雨にあたれば、、、植物のようになれるだろうか。
草や虫は、人間より賢いです。


2010.10.10

Flashアニメを作ってみた。公開して10日しか経たないブログの引っ越しを考えた。
今のブログだと使いたい音声や動画のファイルがアップロードできない仕様なので
他社のをいくつか試してみたんだけど、どれもこれも一長一短なんだなあ。。。
で、結局、容量や拡張子の問題よりも、基本的な操作や見た目がすっきりしてる
ほうがいいやってことで、引っ越しは取りやめにした。まあ、なんとかなるし。


2010.10.16

明日はグルーポ・マチュピチュの中の演奏隊コンドリートスだけで練習することになった。
で、少し前にやりかけて挫折しそうになってた新曲の編曲に、半ベソで再着手する。
けちょんけちょんにアドリブ入れて弾きまくっているピアノの音源をむりやり丸め込んで
ケーナとギターで演奏できる音符にまとめるという作業。。。こまかい音は省くとしても、
速度や拍数が変わると、すでにCDで練習している踊りの人が困るだろうし、ダララダララ
ダララダララダララ〜〜〜っと何オクターブも上っていくとことか、どうすりゃいいんだ?

じつは最初にその音源を聴いたとき、自分たちで演奏するのは絶対に無理だと思った。おそらく
コンドリートスのメンバー全員が。。。でも、ミゲルは諦めなかった。諦めずに、私に、楽譜を
書け〜!!!と言った。私は、無理だ!と思った。めんどくさい!と思った。嫌だ!と思った。
頭の片隅でほんの少しは、出来るかもしれないけど、、、と思った。でも、自信がなかったし、
やってみてから結局ダメだったりしたときには、グループ全体の士気が下がるような気がした。
「やっぱ無理じゃ〜ん!」って、みんなのやる気が失せて、それがきっかけでグループが解体
したらどうしよう、と思った。最初から諦めたほうが無難かもしれんで?と弱気になった。

でも、ミゲルはやれと言うし、このまま停滞させてたらもっとダメなので、なんとか仕上げた。
これが演奏できるかどうかはまだ分からないけど、ともかく、でけた!(はぁはぁ、ぜぇぜぇ)
・・・だけど、出来上がってしまえば、ただのどうってことない楽譜なんだよね。。。
まあ、かなり単純化させたとはいえ、それでもどうしても相当速くてこまかいフレーズがあり、
これを演奏した人は称賛されるでしょうね〜という感じ。。。(たぶん私はリズムに専念♪)


2010.10.22

やばい。今日、私が台所で片付けものをしてるところにミゲルが帰ってきて、ちょうど私が
3つのゴミ箱にゴミを分別しつつポイポイと捨ててるときに、「これ、あげよ」と何かを
手渡されたので、私はビニール・ゴミと思って、ポイッと“ゴミ箱その2”に投げ捨てた。
ミゲルが「せっかくあげたのになんでほかすの〜!?」と言うので、「へ?ゴミちゃうの?」
と拾い上げると、それはちっちゃいビニールに包装されたお菓子で、袋には一万両の小判を
抱いた招き猫の絵と、裏面には「運気上昇」という文字が印刷されていた。あぎゃあ〜〜〜!
「運気上昇」をポイ捨てしちゃったよ〜〜〜〜!!やば〜〜〜い!!!もうだめかも〜〜〜!!
こんなことだからダメなんだよ〜!日本の景気も回復しないんだよ〜!神さま、許してえ〜〜〜!


2010.10.26

現役ミュージシャンである大昔の知り合いのインタビュー記事を読んだ。
話題がデビュー前のことになり、「ベーシストは雑誌で募集して、女の子でしたが・・・」
なんて言っていて、どっひゃ〜〜〜!!!と思った。
それ、私のことだけど、「女の子」という言い方にすっごい違和感!!!!!
だいたいアンタ、年下のくせに、女の「子」って言うな〜〜〜!!!と心の中で絶叫した。
が、考えてみたら、今となっては40過ぎのおっさんが女子高生のことを話してるんだから
「女の子」で妥当なのかも。。げぼげぼ〜。時の流れ、恐るべし!!!


2010.10.31

今日は、10年以上のお付き合いになるフォルクローレ仲間Oさんの還暦パーティーでした。
とても還暦には見えない若々しいOさんには、『フォルクローレを楽しむ会』を、盛り上げ役の
Fさんとともにしっかり支えていただき、本当に感謝しています。グループでの演奏も頑張って
おられます。そのグループの皆さんはいつもとても真剣に音楽をされていて素晴らしいです。
たくさんの昔なじみが集まり、中にはもう何年も会ってない人もいて同窓会みたいでした。
わいわいと、順々にお祝いの言葉と演奏。。。私もミゲルとふたりで「プンチャイニキピ」と
「ムナウアンキ」を演奏させていただきました。そして最後は全員で定番曲を3曲やりました。
Oさんのお祝いのはずだったけど、私もめちゃ楽しくて幸せな気分にならせてもらいました。
難しい曲をカッコ良くやってみせるのもええかしらんけど、定番曲を大勢でわ〜っとやるのも
この手の音楽の醍醐味ですね。くさいかもしれんけど、「仲間っていいな〜」と思いました。


2010.11.2

今日も全体灰色で薄ら寒くて、布団から起き出してもまだ夢の中をただよってる感触。。。
胸か背中かようわからんけど痛くて息苦しくて、酸素の少ない水槽に棲む金魚のよう。。。
くうっと大きく息を吸い込むと、背骨がペキっと音を立てる。そして顔面筋肉痛。。。


2010.11.3

花の文化園(@大阪府河内長野市)“秋のフラワーコンサート”にて、今日はグルーポ・
マチュピチュの出番だった。朝6時起きで寝ぼけながら支度をする。
「林間田園都市」行きの電車に乗り、車内放送を「インカ帝国都市行き」と聞き違える。
借り物の音響機材と自前機材を組み合わせてマイクセッティング。冷え込むけど、快晴。
午前中と午後、少しだけ曲を変えて、30分強ずつ演奏する。踊りの入る曲は3曲。
しかし!今日はミゲル手製のオタバロ・ブラウスのお披露目だったのに、あああ〜〜〜〜〜
写真〜〜〜撮るの忘れた〜〜〜!!! 次の機会に写真撮ってブログに載せたいとぞ思ふ。

夜は、某ボリビアフォルクローレグループのコンサートへ。スタンダード曲がいい感じ♪
懇親会は楽器を持参でね〜って主催者さんが言ってくれてたけど、まあなかなか、ギターの
ようなかさばる楽器を持ってくる人はいないので、私のギターを皆さんに使っていただいた。
しかし、某男性がシリアスな曲を渋〜く弾き語っておられるとき、私のギターのヘッドから
ぶら下がったカラフルな毛糸の“ぼんぼらさん”がものすごーく不似合いに見えた。(笑)
そして、エルネスト・カブールの曲とかって、わあ〜!と拍手をもらうにはうってつけなの
かもね〜などと思いながら、終電近くで帰宅。朝から晩までで疲れたけど、気分は元気。


2010.11.6

焼き肉屋のソンさんからせっぱつまった感じの電話があり、一乗寺の「いちなん」に駆けつけた。
焼き肉屋の階上に小さなライブスペースを作っちゃったソンさんは、なんかおもしろい人だ。

大昔、ミゲルと博多へ行ったとき、屋台のおやじさんと雑談していて「京都から来たんです」と
言ったら突然、「じゃあ、ソンさん知ってる?」と言われ、「え? 焼き肉屋の?」「そうそう」
「髪の毛が、ちょっと、あれな、、?」「そうそう」てな話になり驚いたことがある。
もちろん京都は人口数百人の村ではないし、ソンさんが特別な有名人というわけでも全然ない。
たまたまそこのおやじさんの“京都で知ってる人”がソンさんだったというだけなので、まあ、
だからそのおやじさんも変!と言えばかなり変だったんだけど、ソンさんという人はなぜか
いつもそんなふうにひょんなところに現れるので、少し“妖怪”っぽい気がするのだった。

今日、そのソンさんから呼び出された理由は、吉田徳明さんのチャランゴライブだった。
電話もらってからネットで検索してみたけど何もヒットせず、どうやらぜんぜん宣伝していない
もよう。。。だいたいもうちょっと早く言ってくれよう〜〜〜!!!
というわけで、お客さんは少なめだったけど、ライブはおもしろかった。徳明さんのライブは
数回見たことあるけど、結構年数が経ってるので、少しはお歳をとられただろうかと思ってたら、
びっくりするほど変わりがなくて、ほんとにびっくりした。。。相変わらず汗っかきだし(笑)、
一人で(完全無伴奏で)2時間でも3時間でも続けそうな勢いは凄いです。そして、どの地方の
どんなタイプの曲であっても自分のスタイルでガツー!と演奏してしまうようなそのやり方は、
ある意味、ホンマのアンデスの田舎の頑固なチャランゴ弾きオヤジ、の趣きがある。かも。

ひさびさにソンさんところの焼き肉を食べたかったけど、開店時間まで待てず、(だ〜か〜ら〜
ライブ時間の設定がぁ〜〜〜もうちょっと考えたらどおなのよお?)近くの有名なラーメン屋で
食べて帰った。学生が多い町ならではって感じのおしゃれな雰囲気が面白いラーメン屋だった。


2010.11.13

花の文化園(@大阪府河内長野市)“秋のフラワーコンサート”にて、ラス・マルビータスの演奏。
体調不良で寝不足で、朝起きたら顔はむくんでるし吐き気はするしで、ちょっと迷ったけど強めの
乗り物酔い止めを飲んだ。そしたら案の定、行きの車中ですでに猛烈な眠気と闘うはめに。。。
道が混んで到着が遅くなり、ウォーミングアップする間もなくいきなり本番となる。
文化人類学の講義のようなミゲルのMCがいつもながら長かったけど、皆さん熱心に聞いて下さる。
話がうまく次の曲につなげられたら完璧だと思うんだけど、いまいちまとまらなかったりして(笑)、
私がむりやり歌詞の内容に話を持っていくようにした。MCはいつも大体ミゲルに任せているけど、
私にも言いたいことはたくさんある。お客さんと目を合わせて話をするとうんうんとうなづいて
くださるので勇気がわき、その後の曲はとてもリラックスしてできた。

じつは、演奏してる間はお客さんがどう思ってるのかよくわからなくて不安になるときもある。
演奏中も、手拍子が欲しい場面では「手拍子お願いします」などどんどん声をかけるようにしたい
のだけど、ギターは曲の間ほぼ手を休めることができないので、なかなかタイミングが難しいから
ここはミゲルにお願いしたいんだがなあ〜。(目で合図しても全然気づいてくれない〜!)
しかし、花の文化園のお客さんはいつも暖かくて、今日は手拍子や立ち上がってステップまでして
いただき、終わってからもいろいろと声をかけていただいて、とても嬉しかった。


2010.11.14

いろいろな縁があって、プロジェクト・ナスカというペルー人とメキシコ人から成るトリオバンドの
コンサートを見に行った。お客さんに知り合いは少なかったけど、出演者はほぼ知り合いって感じで、
いつもお世話になってるバイランド・ペルーのJuanさんとTeikoさんも、2曲踊った。
意外と打ち込みは使ってなくて、弦楽器の二人がサンポーニャを首に掛け、ケニスタは足でボンボと
3人で6つの楽器を同時に演奏していた。機材の使い方もうまいなあ〜と思った。曲はオリジナルと
ペルーの古い曲が半々ぐらいで、踊りとの共演もたくさんあって、楽しかった。


2010.11.15

コンフント(楽団)というのは、いろんな楽器をやる人の寄せ集めなので、
その意味においては、同士というより、他人丼のようなものかもしれない。
それぞれが担当楽器のプロフェッショナルを目指すのは良いことなんだろうけど
聴くのもやるのも自分の楽器のことしか考えてないような人の集まりだとしたら
それはぜんぜんかっこよくない。


2010.11.19

きょうの電車の車掌さん、テンション低くてちょっとびっくりした。
いつもは「扉が閉まりま〜す♪」なのに、きょうは唐突に、ぼそっと
「閉めます。」って。。。 何かあったんすかーーー?


2010.11.24

もうすぐ吹田フェス。ゆううつだなあ。。。SO PLEASE LOVE ME DO!


2010.11.24

黙っていれば美化してもらえるかもしらんのにぐだぐだといろんなことを言って、
10パーセントの共感を得ようとした結果99パーセントの反感を買っているところ。


2010.11.26

どん底まで墜落中。


2010.11.26

クリスマスグッズ売場の前で3歳ぐらいの男の子が両親らしき大人に言っていた。
「ぼくこれ、買ってもらってあげてもいいよ!」 あはは。おもしろいね。


2010.12.2

動画投稿サイトのトップページには『あなたへのおすすめ』というのが表示されます。
再生した動画の傾向を読んで、私が好きそうなものを選び勧めて下さるらしいのです。
なるほど、なかなかよくできたシステムであり、心惹かれるタイトルが並びます。
しかし、さきほど接続したときには「ダンサ・デ・ティヘーラス」や「チマイチ」や
「ワイリーア」と並んで、「ピンポンパン体操」が表示されておりました・・・
えーと、まったく身に覚えがございませんが?(はっ。まさか、プンピンから?!)


2010.12.5

パタパタとメールを打っていて、ふと画面を見たら、
『とってもいいdesayuno!』(desayuno=スペイン語で“朝食”)
と、書いた覚えのない文面があって、一瞬わけがわからずうろたえた。

よく見たら、desayuno(デサジュノ)ではなく、desuyone(デスヨネ)だった。
「とってもいいですよね!」と打ったつもりが途中で英数キーに触れてしまったらしい。

この出来事によって、日本語の「ですよね」とスペイン語の「desayuno」が酷似している
(他人のそら似であるが)ということを発見できた。うん。それがどうした?


2010.12.14

12月12日は第8回吹田フォルクローレ・フェスタ(@大阪府吹田市)というイベントでした。
いや〜楽しかった。と余韻にひたっています。実行委員さんたちはやれやれと一息つきつつ、
もう次回の参段に取りかかられておられるのかもしれませんね。深く感謝しております。

今回は朝寝坊して1組目の演奏が見れなかったのが一生の不覚でしたが、2組目からはほぼ
聴くことができました。(自分たちの演奏&準備の時間以外は。結局、昼食もとってないっ)

20組以上の出場がありましたが、いつも私の好きな田舎らしい曲をやってくれるグループは
“ムシカ・デ・ラス・ケーナス(@オタバレーニャスともいう)”です。7人編成で現地の
方もひとりいらっしゃって、ちょこっと踊りも入ったりして、まったりのんびりいい感じで、
見ていると自分もその中に入りたくなります。あれぐらい人数がいると賑やかでいいなあ〜。
羨ましいですね〜。 で、マルビータスもメンバー募集中です。求む、マルチプレーヤー!

でも逆に、ふたりくらいで、夢さん&Mitikusaさんみたいに独自のアレンジでかわいく歌を
聴かせる、、というのもやりたいジャンルですね〜。かわいい相方募集中!(笑)
それと、鳥取から初出場された“カラコロ・アンデス”さんのパワフルさ、はじけ具合には
感動しました。勢いがあって、細部も巧いし、ボーカルのかっこよさにも惚れぼれしました。
ボーカリスト&叫びすとも募集中〜!(って、どこまで他力本願やねーん!)

・・・と、“自分がやりたい観点”から感想を言ってみましたが、もちろん他のグループも
それぞれ個性があって聴き応えある演奏ばかりで、ずっと座っていても飽きませんでした。

自分たちの演奏がどうだったかというと、、、う〜ん、よくわかりません〜〜〜!
お客さんの顔が見えないほうが緊張しないと言う人も多いようですが、私は暗闇に向かって
演奏するほうが苦手ですねえ。客席が真っ暗だと、子どものころ海水浴に行って夜の桟橋を
散歩したときの真っ黒な海水がとても怖かったのを思い出して不安になります。
・・・笑顔で見守ってくれる人々、多数募集中!!!

−−−−−−
追記1)H仙人さんが手を振ってくれはったのは舞台からちゃんと見えてましたよ〜。有難うございました。
追記2)最近やたらメンバー募集してますけど、現メンバーに不満があるからではないですよ〜!(笑)
祭り系の曲には太鼓が欲しいな〜とか、ミゲルのケーナとかぶって歌える男性ボーカルがいたらいいのに〜
とか、とりあえず大勢の方が楽しいかな〜とか、そーゆー感じです。誤解の無いよう念のため...(笑)
追記3)カラコロアンデスさんは鳥取ではなく、Desde島根ですね! 参考音源



2010.12.15

突然、何もかもが嫌になる。この情報過多な時代に、何者でもなく何様でもなく
何事も生み出さない私が、情報発信などする意味はあるんだろうか?

吹田フェスタの会場で考えた。人生について。人と人のつながりと、その流れについて。
そして純粋に音楽のことだけを考えれば、ギターにエフェクターを3個ぐらいかまして
ぎゅわーーーーーんわんわんわん!とやりたい気分だった。

それでも平然としてにこにこしていられるほどに大人なワタクシである今日この頃よ。
ときどき私は遠吠えをして、応える遠吠えを確認する。
うん。これでいいのだ。


2010.12.18

パソコンのトラブルで丸1日つぶれてしまった。
でも最終的には良い1日でした。MUCHAS GRACIAS POR AYUDARME, AMIGO!!


2010.12.24

FelizなVida!
昨夜は忘年会で大騒ぎした。これぞ忘年会!というハチャメチャなノリでとても楽しかった。
盛り上げ上手、盛り上がり上手な人々の気配りや快活な心が嬉しくて幸せな気分で眠りについた。
そして今日は朝から『人生における馬鹿騒ぎの重要性、及び、馬鹿騒ぎを構成する要素について』
考察している。


2010.12.27

今年もお正月が近づいてきた。

といっても、近づいてきてるのは来年のお正月で、今年のお正月はどんどん遠ざかって
いってるって、知ってた?
ついでに言えば、お正月が近づいてきてるのか、お正月はじっとしていてわたしたちが
お正月に近づいていってるのか、はたまた双方からの歩み寄りなのかは、現代の科学を
以てしても解明できてないんだって。

それはそうと、ここ数年、私は自分の年齢を詐称してしまうことが多い。
いや、偽ったわけではなく誤っただけなので、けっして詐称ではないんだけどね。
そう、単にアホなだけで。。。

それというのも、、毎年お正月を迎えると「今年で私も○○歳か〜」と感慨にふけりますな、
するとそれが脳にインプットされて、誕生日がまだ来てないのに、ついうっかりその年齢を
(つまり、ひとつ多く)言ってしまうんですな。12月生まれだから、ほぼ丸1年あるのにね。

それで何度も間違ったので、「西暦で計算した後、1を引くべし!」と言い聞かせてたら、
今度は勘違いで、すでに1を引いた年齢からもうひとつ少なく言っちゃったことがあって、、、
そのときは、同席していた同年代の女性から「この人、年齢ごまかしてはる〜〜〜!!!」と
もの凄い勢いで指摘されました。年上に間違えたときはこんな鋭いツッコミなかったのにね。


2010.12.28

謎の漫才コンビ
「アウサンでーす!」「ガテサンでーす!」
『ふたり合わせて、アウサンガテサンでーす!』 ・・・笑える確率は10億分の1ぐらい。


2010.12.31

NHK紅白歌合戦を初めから終わりまで全部見た。
直接的で説明的な歌詞が多くて(演歌は別だけど)文字多すぎの漫画と同じで疲れる気がした。
音楽なんだから、もう少し音楽的な言葉を使ったほうが気持ちよくなれるのになあ〜と思った。
下手な作文のような、何のギミックもない詞が心を打つと思う風潮が(それは一理あるけど)、
バブル初期に流行った軽薄歌謡曲の反動で、いまだに続いているのかな? 確かにあの時代の、
一行おきに意味のない英文が羅列されたようなニセポップスは最悪だったけど。。
って、偉そうにすんません。J-Pop批判がしたいわけではなく、ひとつのテレビ番組を見ての
感想ってだけなんだけど、、ノリがいいだけの曲と、いかにも感動させたがってるバラード系
の曲に、パカッと二極分化してしまってるのはなんでなんだろう?と思った。
おそらくどの歌手もいろんなタイプの持ち曲があるんだろうけど「ここ」で歌うなら「これ」と
選ぶと、みんな似たような曲が並んでしまうのかもしれないね。しらんけど。
誰か、軽快なビートと、明るくて哀しい印象的な旋律に、心打つ言葉を練りこんで、それを
最高の体で表現して、NHKに通用させてやって見せてくれないかなあー。


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