むこう川 2006


2006.1.1

「わたしってプラス思考なの!」・・・おめでたい頭を「プラス思考」と捉える、
それこそが「プラス思考」ですな。ああ、あけましておめでたい。


2006.1.3

お正月に実家に帰ったら、兄夫婦も小学生の娘二人連れで帰省していた。
孫に対するうちの両親の態度を見ていて思ったけれど、かーなり淡白。ふつう孫って
もっと猫かわいがりするんじゃないのか? まあ、そんなやつである。うちの親は。

子供の頃のことを思い出してみる。ピアノを習っていたのは為になったのかな?
私はピアノが大嫌いだった。いや、デタラメに弾いて遊ぶのは好きだったんだけど。
ピアノのもどかしさは、「ド」と「ド#」の間の音が出ないということ。
それだけに行間に熱がこもるともいえるけど。せつなすぎ。


2006.1.4

初夢ではないけれど、今朝見た夢。
爆発型カミナリ(建物に落ちてから数秒間花火のような閃光を発した後、爆弾のように爆発する)
が降ってきて人々は逃げまどっていた。隣の町まで逃れてくると、そこの人々は近づいてくるカミナリを
まだ普通のカミナリだと思ってるから呑気に歩いている。が、すぐにここにも爆発カミナリが落ち始める。
私は薄っぺらい旅館の浴衣を着ていて裾もはだけてしまっている。今は冬じゃないのか?寒くないのか?
と、夢を見ている私が思ったが、よく見ると夢の中の私はおなかに使い捨てカイロをぺたんと貼っていて
ちっとも寒くないのだった。そして私は、“何かくすぐったくてちょっと危険なもの”に守られていて、
カミナリも恐くないのだった。


2006.1.10

年末年始はなんにもしないでぼけぇ〜と過ごしたけれど、この連休は遊びまくりました。
7日(土)はバイオリンのエリさんのクラシック系ユニット「Cece(チェーチェ)のライブに行き、 打ち上げにまで参加させていただきました。演奏はギタリストのほのぼのしたMCとともに心地よく 流れました。演奏&打ち上げの場所は高槻のマサラバザールという自然食品の販売と飲食店を やってるお店(フォルクローレのセサル・ラ・トーレのソロライブもときどきやっています)で、 玄米のタイカレーやブリ大根やいろいろなんでもおいしかった!ライブのない日にも一度行ってみたいと思う お店でした。いつも元気なエリさんはじめフォルクローレ仲間若干名とよっちんさんにも新年のご挨拶が できてよかったわん。

8日(日)の午後は南港で「タンタナクイ」のライブを見ました。フォルク仲間に会えるとやっぱり 嬉しい。演奏は文句なしに楽しめました(井上さんのトークも)。 夜はクスコダンス「マチュピチュ」の練習と新年会。玉造の「結」という幽玄なカフェバーで ドンチャン騒ぎというか、ピーヒャラジャンジャン騒ぎしました。う〜ん、あたたかい練習場所は ありがたいのぉ〜!

9日(祝)は朝から新幹線で東京へ。お昼ごはんは四ツ谷のペルー料理「ロミーナ」でアロスコンポヨ (鶏ご飯)を食べようと心に決めてたんだけど、この日に限って夕方からの開店でした。 さいわいスタッフの方がいらして直接話せた(スペイン語で!)ので、気分的に満足しました。 で、近くにあった無国籍料理店に入りました。いろんな国のカレーがあったけど、ここはやはり タイカレーの食べくらべをしなくては!と思いタイカレーランチを注文しました。 先に出てきたミニサラダにたっぷりかかっていたドレッシングがかなり辛かったので、 「サラダでこの辛さだったら、カレーはいったい・・・」と期待と不安が入り混じり、色黒のインド系 ウエイターさんが運んできたココナツカレーにドキドキ・・・! でもカレーの辛さは普通でした。 (ちょっと物足りない・・・)
おっと、東京行きはランチが目的ではなく、ロスムシスの練習でした。10人で賑やかに練習 することができました。最初はヘロヘロだったけど、繰り返すたびにいい感じに! 2次会は生贄、 いや、生簀料理を初めて目前にして私はびびりまくってたのですが、、、 お皿の上でパクパクする魚の口にエサを与える私たちでした・・・ああ、なんまいだぶ。
帰宅は夜行高速バスで翌朝。外は氷点下だというのに暖かく夜を過ごせて、しかもいつのまにか ものすごい距離を移動しているという、なんとも幸せな乗り物です(ちょっと背中は痛いけど)。 昔、大阪の十三で最終電車に乗り遅れて、朝まで喫茶店かコンビニで過ごそうと思ったら何もなくて 寒くてあてもなく町をさまよって、寒さと疲れに負けて結局始発まで待てずにタクシーで帰ったことが あります。そのときのタクシー代よりも安い値段で東京から帰ってこられるのですから、 まったく素晴らしいことです・・・ああ、ありがたや、なんまいだぶ。



2006.1.12

どんなに頑張っても、頑張らなくても、どうしたって、落ち込みから脱出できないときがある。
今の私は違う。今は平均よりずっとハイな心境。なんと、他人を幸福にできるという気分に
すらなっている。で、この元気を落ち込んだときのために貯金しておけないかと考える。
が、思い起こしてみれば、落ち込んでいるとき、そばにハイな人がいて救われたためしはない。


2006.1.13

年末大掃除の続きを今頃やっている。私の暗黒大陸(CD&楽器部屋)の模様替えをしようと
試みて、挫折したまま年を越してしまったからだった。
6年前、最初にやってたフォルクローレバンドの録音が出てきた。こんなの今聴いたら
たまらなくヘタクソだろうなあ、ちょっと聴いて耐えられなかったら即、削除しよう、と
思って聴き始めたら、うううううむ、微妙。聴けなくはない。しかし自分が弾いてるとは
にわかには信じがたい。ここ数年まったく弾こうともしなかったごく普通のボリビアぽい
チャランゴを、私が弾いている。「リャキルナ」とかの、あのチャランゴソロとかも、
こんなの弾けましぇ〜ん!っていつも言ってるのに、6年前の私は、すごいデタラメだけど
弾いちゃってるんだよね、偉そうに人前で。いやはや、まったく記憶にございませんが。汗。
まあ、ほんっとにヘタクソで聴くに耐えないものもいっぱいありました。今もぜんぜん進歩
してないけど、とりあえず目指したい方向だけははっきりしたようです。
今年のスローガンは「いちにち、いちあやくうちょ」。今はギターばかり弾いてます。


2006.1.14

「大仏様やからねえ。」

去年の手帳から今年の手帳に書き送るべきことはないかとパラパラめくっていたらば、
このような唐突な言葉が。
よみがえるのは8月の終わりの或る朝。ちょっと暑さがマシな朝だった。私が
「きょうは、だいぶサワヤカやねえ。」と言うと、ミゲルが「誰がやねん!?」と、
わけのわからない反応をした。ミゲルの耳にはこう聞えていたのだ・・・
・・・きょうは、大仏様やからねえ。・・・誰がやねん!? まったく。


2006.1.16

うちに、ひとかかえもある大きなニシキヘビが2匹いた。
(太さのわりにはずいぶん短いヘビだったが、夢とはいつもそんなもの。)
一匹はむかし私が殺した父親で、(回想の中の私はなぜか男の子)
もう一匹は、そのために呪いにかかってヘビになってしまった私の弟。
父親のヘビはもうどこかへ消えてしまったが、弟は生きているので
普段は洋服を着て人間のふりして暮らしている。続きは・・・内緒。


2006.1.17

豪華絢爛なミュージカルのポスターを見て、私って「しょぼいものが好き」だな〜と いまさらながら思う。 まあお正月には、派手なハリウッド映画や日本のアニメなど毎日立て続けに見せられて、 そういうものの楽しみ方というのも多少習得したかな、と思うわけだけど・・・
若い頃は(うげ、すでに年寄り?)、娯楽作品を楽しむということがとても苦手だった。 幼少の頃など、何も欲しがらないし、何を見ても感動のうすい子供だったようだ。 特に遊園地は苦手。そんなところに連れて行かれた日にゃあ、子供らしくキャアキャアと 喜んだふりをしなあかんのかと思うと、重い。(さいわい連れて行かれなかったけど。) 映画や玩具でも、子供のためにこれでもかと作りこまれたものは、ダメ。。。 わざとらしさが目につくと、気まずいし、どうでもいいような細部に疑問がふつふつ湧いて 気になるし、舞台裏の苦労に余計な心配したり、楽しむどころではなくなってしまう。
そんな私が毎日何をしてたかというと、ひたすら広告の裏に絵を書いていた。新聞の 折込みの中から裏の白い紙を選別するのが日課。紙と鉛筆。これさえあればよかった。 で、漫画家になるしかないと思ったんだけど、上質紙ってのが抵抗がありすぎて、ダメ。。。 漫画は、教科書の余白に書くべきものだ! 鉛筆で! 定規を使ったり下書きなんかする もんじゃない! (ああ、あの頃、「ガロ」の存在を知ってたら・・・笑) まあそんなこんなで、12歳で漫画は諦め、その後アングラ系音楽に身を寄せることに・・・
そんな私が、ここ7年、ペルーワイノにはまっているのはなぜだろう?  日本でいえば「演歌」みたいにドテドテに王道な音楽だと思うんだけどねえ?
だからとにかく、この文章読んでちょっとでも私に似てると思った人は、ペルーワイノ 聴いてみてください。きっと気に入ります。 そして、遊園地が大好きだった人も、ぜひペルーワイノ聴いてみてください。 きっと楽しめます。(保証なし!)


2006.1.18

私の大好きな路地裏に、さびた乳母車がころがっていた。
なんだかいい。絵になってる。私は心の中でシャッターを押した。
ここではどんな芸術家や職人よりも、「歳月」がいちばん“いい仕事”してるのだった。

人間にとって年齢は・・・。
状態であって、本質ではない。
中身なんてそうそう変わるもんじゃない。
でもたしかに、激バカな時代とか、あった。


2006.1.21

私の暗黒大陸(CD&楽器部屋)に棚を買って、山積みになっていたCDの入った箱を
すべて収め、アルパを棚の上にのっけたら、とても普通の部屋らしくなりました。

  


2006.1.22

なんだかなー。人のせいにしたり、環境のせいにしたり、不運をなげいてばかりでは
ダメ人間だと思うんだけれど。なんだか突然、アホラシ感やヤッテランネー感が
沸騰するときってのがあるんだな。ジレンマ生活8年目・・・(長い)


2006.1.26

なにごともあせりは禁物。無心になることが大切ですね。
でも無欲は無気力につながるから危険なんです、私の場合。(根が無気力体質)
自己主張はあるくせに、自信のなさが手伝って、肝心なときに押しが弱いんですな。
でんでんむしや泥亀にすらオイシイとこ持っていかれるタイプのダメダメ人間。
ま、くやしさをバネに、前に進むとしましょう・・・


2006.2.1

通勤電車の中で周りの迷惑も顧みず、クスコのマリネラひとつとワイノをふたつ
ウォークマンで聴きながら楽譜を書いた。子供の頃聴いた洋楽の、英語の発音が
やたらかっこよかったように、今はケチュア語がかっこいいと思う。
しかし、帰宅後キャベツの葉をめくりながら口ずさむのは、何故かこんな歌。
ハゼハゼハゼドンハゼハゼドン・・・

千切りしながら、Julio Benaventesとハゼドンの共通性について考える。
ぽけぺけハゼドンハゼハゼドンぺけ・・・


2006.2.2

チジャドールという楽器は、チャランゴ特有のコロコロした響きに加えて、
なにか潤んだ目で見る夜店の灯りにも似た、水あめのようなキラめきを持つ。

伝統的な音楽に新しい命を吹き込むような音楽家がペルーにも多数いる。
その奇天烈さに笑ってしまうものもあって、でも、とっても好きで。
かの地に、守りながらちゃんと育てている人たちがいると思うと、感涙。

新しいCDを聴くごとに謎がスルスルと解けていく。たとえば、アヤクチョの曲と
ひとくくりにしていた中にしっくりこないいくつかのタイプのものがあって、
それがアヤクチョの或る地方に特徴的なスタイルだとわかったときなど。
なぁ〜るほど、そゆうことですかってなもんだであるよ。

ともかく私はシークワーサーだか泡盛だかしらんが、グイグイ飲みながら、
新しい可能性に胸をときめかせるぅ〜。


2006.2.5

先月のクスコ伝統ダンスの練習場所に、非営業日のカフェバーをお借りしたら、
「そういうの好きな人がいるので」と、今月は練習後にミニライブをお願いされて
しまった。ダンスはまだ2曲しかレパートリーがないので、後はどさくさの演奏を
やりたい放題…。(こんなんでよかったのか?)
しかし、踊りのメンバーの意外な特技、沖縄民謡がとても本格的で感動しました。
まあ、出会いというのはいろいろと不思議なものですね〜。


2006.2.10

自分というものが一般大衆というものの中に埋没してしまったとき、
人はたやすく権力や名前に惑わされてしまう。そう、誰だって。


2006.2.10

嫌われついでに「悪役商会」に入ろうか、と思う。
もしくはどこか遠いところ(地球の裏側とか)に行ってしまいたい。


2006.2.10

私は“チャランギスタ”ではない。何度も言ってしつこいけど、何度も痛感する日々なので。
私の周りにはたくさんのチャランギスタがいて、みんな、チャランゴ・ラヴ!って感じ。
もちろんそれは素敵なことだし、私だって初めてチャランゴを持った頃はそんなだった。
でも今の私は、楽器よりもペルーワイノそのものに惚れちゃってるので、チャランゴも
ギターも、“ワイノをいっしょに歌うための仲間、同士”みたいな感じ。

もうひとつ。「チャランゴ弾きます。」なんて言っちゃった日にゃあ、人々のあの、
期待に満ちた目が、うざ、、、いや、ちょっと気分を重くする。
ボリビアの巨匠の有名曲とかを弾いてみせないと、“チャランゴの弾ける人”とは
認めてもらえないのかな、、と思うときがあるから。・・・だからといって、そんな
理由で練習する気にはならないし。結局好きなことしか本当にはできないのだし。


2006.2.10

イタリア料理店「ラッボカーレ」にて、SIN MALVIVIR が演奏させていただきました。
3人ほどできちきちなスペースに6人がひしめきあっての演奏は、マジ狭くて(笑)
ほとんど満員電車のように身動きできず変な姿勢のままで弾くという状態でしたが、
なんだかいつもと違う音の聞こえかたがして、ちょっとおもしろかったです。
というか、狭いって言ってんのに6人も押しかけちゃってごめんなさいでした!
お客さんにはどう聴こえていたのかなあ?みんなどう思って見てくれてたのかな?
・・・それだけがとても心配です。


2006.2.11

午後。きょうと土曜サロンの新年会にて、クスコ伝統ダンス 「グルーポ・マチュピチュ」の演奏隊「ロス・コンドリートス」で2曲ダンス曲を伴奏しました。 踊り子たちの着替えの合間にも2曲ペルーの曲を演奏しました。土曜サロンは中南米文化が 好きな人々の集まりなので、なかなか興味深く見て(聴いて)いただけたような気がしました。 客席の顔が笑顔だととっても嬉しくなります。
最初にケーナ教室の皆さんの発表があったのですが、ひとりずつ好きな曲を1曲選んで 先生のギター伴奏で吹くというスタイルでした。指がぶるぶる震えてる人もいました。 が、その演奏はとても心にしみこむのでした。 マイクを通さない生の音は泣きたくなるほどケーナらしいケーナの音でした。 後半はサルサのミニレッスンやゲストの演奏もありました。いちおう私たちのダンスチームもゲスト の扱いだったのですが、フォルクローレ教室・新旧先生たちの年季の入った演奏は 比べ物になりませんです、はい。
それにしても、「ペルーの音楽は本当にいいですねえ〜」なんて言われちゃうと、もうと〜っても幸せでした。

夜。ボリビアから一時帰国中の秋元広行さんのライブ(@梅田のロス・インカス) を見に行きました。歌もギターも昔から上手かったのを知っているので、上手すぎる音楽が 好きじゃない私としては一抹の不安もあったのだけど、クエッカ、カルーヨ、モレナダ、カポラール、 タキラリ、、とトラディショナルなリズムを聴いているとすっかりご機嫌になりました。 カルカスもかっこいい。(もっともボリビア音楽はあまり知らないのでアバウトなリスナーではありますが。) アルゼンチンの曲やオリジナルも混ぜてバラエティにとんだ選曲で、あっさりしたMCもよかったし、 なんだかボリビアのペーニャのような雰囲気になってましたね。 いや、ボリビアには行ったことないのだけど…。(^_^;
ロス・インカスでは、何人かのペルー人の友人にも久しぶりに会えてとても嬉しかった。

なんていうのかなあ、日本でペルー音楽を知ってる人なんてものすごく少数だと思うから、どんどん 違うジャンルのステージに出て行って、「こんなのがあるんだよ!」って教えたい気持ちはあるけれど、 やはり最初は「何、これ?」って、ポカンとされることもあるだろうし。 フォルクローレ仲間の世界に戻ってくると心底ほっとしました。 なんだか今日は久しぶりに幸せな気分で眠れそうです。



2006.2.23

目はかゆいけど、やっぱり寒い。春が中途半端。近いようで遠い。はああ、ためいき。


2006.2.27

6年もぶつぶつと書き続けてるこのページ。他人の日記なんか読んでもおもしろく
ないだろうと思いつつも、ひっそりと「ひとりごと」として続けてきたけれど、
最近流行のブログって・・・?
機能は違えど中身は私がここでやってることと変わらないのもあるような・・・。


2006.2.28

何年も前のこと、おそらくロス・ムシスが発足して1、2年くらいの頃だと思うけれど、
ムシスのことが2チャンネルの掲示板で話題になってるという噂を聞いて、覗いてみたら、
『ムシスって何?−−−オタクの集まり。』みたいな会話があって、笑ってしまった。
まあ一部(私を含んで)には言い得てるかもしれないけど、大部分の普通のメンバーには
申し訳ない。オタク、かぁ・・・。
誰だって、自分が入り込めない話題を目の前で展開されたら、自分が無視されたと感じて
不愉快だよね。たまたま同類だったら盛り上がれるけど、そうでなかったときは不幸です。
人それぞれ得意分野は違っているから、別の場面ではその立場は逆転したりするかもしれ
ないけど。ともかく私の友人は皆、マニアックな話しかできないような子供ではないし、
通常うかうかとそんな話をしないものですよね。だって話が通じなければ、受け手だけで
なく話し手だって悲しいんだもの。別の話題でいくらでも楽しく会話できるんだし。
あたりまえだけど、「この人は通じる」と感じたときだけ話を深めていくものです。
ま、ホームページは不特定多数の人が見ることを想定してるので、相手に合わせて話題を
選ぶのが不可能だから、開き直って「ポニタ・マニア」向け文章になったりもしますが、
会って喋ったら普通の人ですので、怖がらないでくださいね〜。


2006.3.1

梅田駅でラウル・ガルシア・サラテにそっくりな人とすれ違った。


2006.3.2

テレビで100億円強盗がどうとか言っていた。もし私が100億円持っていたら・・・
フォルクローレ名曲喫茶をつくって、ウエイトレスになりたいです。


2006.3.3

100億円あったら(その2)・・・アンデス村をつくって、CD屋さんや楽器屋さんや
雑貨屋さん洋服屋さんなどを並べて、激安貸しスタジオをつくって、ライブハウスや
コンサートホ−ルもつくって、いろんなアーティストを呼んで、来日アーティストが
ただで泊まれるホテルも建てようか!

その前にとりあえず世界旅行に行って、、、帰ってこないかもしれませんが・・・


2006.3.4

とっても不思議なことなんだけど。
事実に反することを言われて真剣に否定してるのに「謙遜でしょう?」って言われる人と、
礼儀として謙遜しただけなのに「ああ、そうでしょうね!」ってそのまんま受け取られる
人がいる。なぜ?人は何をもってそう判断するんだろう?


2006.3.4

なんだかしんどくなってきた。
文章を書かずにはいられない性分なのだけど、書くことが苦しくなってきた。
書けば書くほど、人から嫌われていくような気がするし。
演奏することも同じ。やればやるほど、理解者がいないことを思い知らされる。


2006.3.6

世の中は甘くないってことがようやく飲みこめた私。待ってたら駄目なんだって。
控えめに、なんてしていたら、一生電車にも乗れないんだって。
やらねば。新しい手法で。チャレンジチャレンジ、ハッスルハッスル!


2006.3.7

にわかに忙しくなってきました。というか、わざと、忙しくしてみました。
いろんなことに手を出しすぎてグルグルになってるという意味ではここ数年ずっと
忙しいのだけれど、やってる内容は私にとってはどれものんびりしたものだった。
自分がつまらなくなってきたので、「いい人」でいることをちょっとだけ
やめることにしました。やりたいことをやる力をつけるために。
欲張りになること。わがままになること。


2006.3.12

ペル〜ワイノは悲しいな〜あ〜 地球の裏側では独りぼっちさ〜〜〜
花粉症をこじらせて、咳が止まらないのさ〜。


2006.3.13

あっというまに幸せな気持ちになれる魔法がこの世にある限り...♪
薬飲んで寝るよりも、ビール飲んで夢のような音楽を聴こう。


2006.3.26

ペルーワイノがもうちょっと普及して欲しい、と切に願う。
そうでなければ『私が何をやろうとしているのか』が理解してもらえない。
もちろん一般のお客さんに『理解』を求めたりはしない。お客さんには
見たまま聴いたままをそのまま感じてもらえたら、それでいいと思う。
けれど同業者に私のやろうとしていることがわかってもらえないのは、、、
しんどいです。


2006.4.11

きょう、家の近くのスーパーで、いも子に会いました。いも子は私の中学校の同級生です。
でも私は、声をかけませんでした。なぜなら、いも子とは卒業以来何十年も会ってないし、
私はひっこしをしたので、このへんにいも子が住んでいる確率はとても低いからです。
つまり、きょう見かけた女の人は、本当のいも子ではないかもしれないからです。
あの女の人が、もし本物のいも子でなかったとしたら、見知らぬ女からいきなり
「いも子!」と声をかけられたら、いったいどんな気持ちになるでしょう?
「いも子!いも子とちゃうん?あんた、いも子やろ?」
というのも、私は、いも子の本名を思い出すことができなかったのでした。
「田中さん」とか「よし子ちゃん」だったら、万一ひとちがいでも許されるでしょうが、
「いも子」では、ちょっと、、あれだなあ、、と思いました。
それで、私はだまって立ち去りました。


2006.4.15

道はけわしい。ではなくて、道は無いんだと痛感。痛感…痛いほど感じる。痛みを感じる。
私は別に「こだわってる」わけではなく、好きなものが好きなだけ。


2006.4.15

午後7時〜8時、京都市右京区の松尾大社SIN MALVIVIR が演奏させていただきました。 満開の山吹の花がライトアップされ境内の拝殿がステージとなって来場者も演奏者も飲めや歌えの 大騒ぎになる予定でしたが、異常気象といえる大寒波で山吹は2分咲き(かわりに桜が残ってましたが)、 しかも朝から薄暗い雨降りでお客さんはほとんど身内のみ。室内でしめやかに演奏・・・となりました。 音響は結果的に外でやるより良かったかもしれないし、お酒はたっぷり頂いたし、遠くから来てくれたお友達もいて、 演奏環境には大満足で皆さんには感謝の気持ちでいっぱいだったのだけど、個人的事情により絶不調。 申し訳ありませんでした。


2006.4.29

ロス・ムシスの関西練習会を催しました。ロス・ムシスに関して、 私は自分の力以上のことをしてきたつもりでした。というのも、私はもともとリーダーとしての 素養をまるで持ち合わせてなかったからです。まあそれでもなんとか6年間がんばってきました。 しかし、今年はどうにもこうにも参加者が少ないという状況に陥りました。いや、陥ったわけではなく、 たまたまなのかもしれませんし、必然なのかもしれませんが。 とにかく演奏可能な人数ではあるけれど、ムシス本来の意味を考えると、どうなんだ? これはムシスなのか?と思うのでした。 それで28日の夜にはある覚悟を持っていた私でしたが、翌日虫会に行ってみると、遠くからはるばる やってきてくれたメンバーや、熱心に練習をすすめてくれるメンバーに勇気づけられ、今はとにかく 今年の三木山を元気にがんばろうと思いました。(改善策はまた考えるとして。)


2006.4.30

プカソンコ主催の淀川河川公園バーベキューパーティに参加しました。 天気も良く、お肉はおいしく、ビール飲んで、演奏もしまくりました。ケーナ教室の皆さん、着実に腕を 上げておられますね〜。マンドリンのTさんが次々とペルーの曲を弾いてくれるのも嬉しかったし、 ケーナの皆さんによって繰り広げられる定番フォルクローレ集もギター弾いていて楽しかったです。
夜はクスコダンスチーム、マチュピチュの練習で集まりました。 昼夜あわせてサリリを何度演奏したことでしょう? ついに私はストリートミュージシャンのごとく ステップを踏みながらギター弾けるようになってしまいました(笑)。5月の良い天気の日には、 何もかも忘れて能天気になれていいなあと思いました。


2006.5.3

河内長野にある大阪府立花の文化園というところで、GRUPO MACHUPICCHU がクスコの 踊りと演奏をやらせていただきました。ときどきハラハラしたけど楽しく演奏できました。子供たちが 仮面の踊りについて行ったり、演奏してる目の前で寝そべったり、自由に振舞ってておもしろかったなあ。 踊り子着替え中に演奏チーム、コンドリートスで2曲、踊り子(若い女の子たちだよ!)と一緒に全員でも 2曲演奏できて嬉しかったです。 天気も最高!花と緑がいっぱい!みんなありがとうでした! 私たちの他に大道芸もあり、 綱渡り芸の若い女性に心を打たれました。命を張った芸も凄いんだけど、喋りと演出も上手くて感心しました。
河内長野からの帰り、心斎橋にできたばかりのペルー料理店マチュピチュに行きました。 予約電話で某踊り子ちゃんが「Esta abierto?(営業中ですか?)」と訊くところを「Esta aburrido? (退屈ですか?)」と言っちゃったことに後で気づいてみんなで大爆笑。お店に着いて、「わたしたちの グループ名はマチュピチュです。」って言ったときはペルー人の店員さんたちにバカ受け(←死語?)でした。 単品だとどうしてもお値段が高めですが、この日はビュッフェ形式で、いろんな種類の料理が 少しずつ食べられて良かった。デザートのアロスコンレチェ、マサモラモラーダ、プリンも戴きました。 お腹いっぱい!

料理は私が盛り付けたため見た目悪し。(x_x)
この日はメニューに載ってない料理もあったようで、料理の名前はわからないのもありました。
店員さんたちともすっかり打ち解け、最後はワイノで踊りまくり。 ポンチョで踊ってるのはお店の人。激しい踊りでみんなゼイゼイ。 曲は軽快なアレンジのアヤクチョワイノメドレーでした。

2006.5.5

第35回中之島まつり(大阪市北区)にて SIN MALVIVIR が演奏させていただきました。 天気は快晴で人もいっぱい。応援に駆けつけてくださった皆様、心より感謝感謝感謝! おかげ様で(朝は調子出なかったけど)午後は気持ちよく演奏できました。手拍子ありがとう〜! カティちゃんが残念ながらお休みで、1曲ひろみんちゃんがボンボを手伝ってくれました。 午後はプカソンコのセルソさんに見られてしもうて緊張しました。だって恐い顔してるんだもん。 と思ったら音響さんに何か言いにいってくれたみたい。 朝昼1回ずつのステージが終わった後は衣装のままで乾杯!見に来てくれた友達といっしょに ビール飲みながら演奏しまくって遊びました。ステージよりもうまく弾けてたりして? (いや、酔ってたからわからんが。)


公会堂前メインステージ、乾杯!酔っ払いその1、その2、その3 (写真:INTIさんのカメラ)


2006.5.17

私は一生、人前で歌を歌うのは辞めといたほうがいいのかもしれないな・・・
「誰もおまえの歌なんか聴きたいと思わん」と、ミゲルも太鼓判。
人間って、自分が必要とされていないと感じることがいちばんつらい。
私の歌を聴きたいと言ってくれた人のためだけに歌えばいいんじゃないか・・・


2006.5.18

15年位前に録音したカセットテープをデジタル化しようと試みたけれど、多重録音をかさねた
音質の悪いテープは、デジタル録音するとカクカクのモザイクみたいになって原型を留めない
のであった。そのうち永遠に葬られてしまうんだろうね・・・


2006.5.22

きのうは毎年5月に兵庫県で開催される『三木山フォルクローレ音楽祭』に行ってきました。
体調が良くなくてかなりしんどかったけど、楽しかった。たくさんの友達に会えて歌って踊って。
今日はあちこちの掲示板やメールに「楽しかった」と書きまくっています。本当に楽しかった。
と思う。よく笑っていたし。たくさんの人が笑顔で演奏を聴いてくれたのも心底嬉しかった。
でもなんだかそれは自分じゃないような気持ちもどこかに少しあり、やっぱり自己嫌悪や
葛藤を抱えて、ベランダで植木鉢を粉々に砕いていた今日でした。


2006.5.23

一昨日は兵庫県三木市で開催の『第10回三木山フォルクローレ音楽祭』に行ってきました。
毎年5月に催される、約50組のフォルクローレグループ(&ソロ)の演奏が1日中聴けるという
関西最大のイベントです。私はこの6年間、ロス・ムシスというグループで出場しています。
さらに今年は、シン・マルビビールという、自分のホームグラウンド・バンドも参加しました。
ロス・ムシスは毎年20〜30人でステージに立つという大人数グループなのですが、今年は例年の
半数程度のメンバーしか参加できず、少し寂しかったです。それでも、いつも支えてくれる
関西のメンバー、長野県や東京からはるばる来てくれたメンバーと、一緒に演奏できて凄〜く
感動的にしみじみ嬉しかったです(泣泣)。いいお天気で、ごらんのとおり、緑いっぱい!
見ているだけで踊りだしたくなるような楽しい演奏、すっげぇ〜うま〜い演奏、いろいろあり、
たくさんの友達や知り合いや知らない人の笑顔が見れて幸せでした。
↑SIN MALVIVIR@エントランス・ステージ
 ピンクのTシャツ、チャランゴでロゴが見えな
 いけど、「インカコーラ」シャツです。(^m^)
↑LOS MUSIS@音楽ホール
 久々にてんとう虫帽子をかぶってみた。クリック
 しても大きくなりませんよ。恥ずかしいから。
(写真:インティさんのカメラ)


2006.5.26

『ワイノ喫茶“わいのワイノ”(←関西弁)』というお店をを開業する夢を見た。
わいのワイノって、、、なんじゃそりゃ。だいたい、「ワイノ喫茶」てなんじゃ?


2006.5.27

きょう、本物のフォルクローレ、本物のペルーワイノを聴きました。
ペルー人の友人のご両親が来日されていて15人くらいで一緒に食事したときのことでした。
私たちも「Vaso de Crystal」や「Ollantay」や、クスコの祭りの音楽などを演奏しました。
私たちがひとしきり出来うる限りの曲を演奏した後、お母さんが息子さんのギター伴奏で
3曲歌ってくださいました。それがもう、本当に心に響く歌でした。なんていうか、それは
「大勢の人に聴かせる為のウタ」ではなく、「思いをそのまんま歌ったウタ」と言うか、、
商業主義と無縁なところに存在する、「お母さんのウタ」のような感じでした。
2曲は有名なワイノ、もう1曲は自分の娘が生まれたときに娘のために作った唄ということで、
歌い始めてすぐに、何か思い出されたのでしょうか、泣いてしまわれました。
泣きながらも最後まで歌ってくださいました。聴いていてこちらも胸がしめつけられました。
その節回しは紛れもなくペルー民謡。でも、私たちがうわべだけをなぞっているものとは、
まったく違うもののようにすら感じられました。私は明るく楽しく歌っているときも、この
胸の痛みを決して忘れてはいけないと思いました。


2006.5.31

ギターの音を聴き取るのは、たいした耳を持ってない私にとって、とても難しい。
というわけで、アヤクチョ音楽研究会は何十回も挫折を重ねてきたのでした。
もう無理だ!って投げ出しちゃうわけです。
曲を聴けばすぐに耳コピーできてペロペロっと弾けちゃう人が羨ましい。けど、
日本中にたくさんいるであろう、そういうギタリストのうち、アヤクチョ音楽を
弾こうとする人が果たして何人いるんでしょうか?
いくら腕や才能があっても私の好きな曲を弾いてくれない人は、私にとってはつまんない。
というわけで、アヤクチョ音楽研究会は今日もひとり、地道に歩み続けるのでした。


2006.6.2

熟していない果実を食べてはいけません。
おでんはじっくり煮込まないとおいしくない。
気持ちが入らないのであれば、やらないほうがいい。


2006.6.3

それはそうだけど、どんなにボロボロに中途半端な状態でもそれをさらけ出して
いかなきゃならないときもある。格好つけてても、事は運んでいかないから。


2006.6.11

今朝も意味なく暗い時間に目が覚めた。
ペルーで買ってきたアルパカの人形が駄目になったので、再びペルーに行かなくちゃ、
という思いに駆られる。その反面、なにか虚しさが。ガラスのコップは温度差に弱い。
いろんな言葉でカモフラージュしてるけど、ほんとの望みはもっと単純なんだぁ。


2006.6.13

夢の中でいいアイデアを閃めいて、目が覚めると忘れてた、って話はよくありますね。
けっこう憶えてるときもあるんだけどな、今朝はだめでした・・・
そこはがらんとした教室。クラスメートのぼんやりした感じの子が役者志望で勉強中だという。
私も何かを目指してる研究生なんだけど、ふたりともぜんぜん焦ったり頑張ったりしてないの。
私は教室の片隅でサボテン(というか割り箸のはしくれみたいな木)を小さな植木鉢に立て、
さらさらと砂を入れている。そのときの私がひゅるりと名言を吐いたんだなあ〜。
感心したんだけど、覚えてない。とにかく心が静かでほのかな幸せ感がありました。


2006.6.15

雨の日はお気に入りの路地が歩けない。道幅が狭くて傘がつっかえるから。
ああ、雨降りだ。梅雨だなあ。
環境破壊の波はすさまじく、
大好きだった空間が永遠にこの世からなくなっちゃった。


2006.6.16

思えば、どれほど時間と距離に邪魔されようといつも夢ばかり見ていた。


2006.6.17

眠ってるあいだは幸せなんだけどなぁ。
朝、目が覚めると同時にいろいろ思い出して重くなる。
嫌われ光線を浴び続けると、体内から自信がぜ〜んぶ抜き取られてしまうらしい。


2006.6.18

「音楽の祭日」というイベントで梅田の地下、阪急三番街の噴水前にて、SIN MALVIVIR が
演奏させていただきました。吹き抜けのため冷房が効いておらず、ムシムシっと暑い中、
ちょこっと失敗もあり、暑い汗と冷たい汗の両方をかきました。ふう〜。(-o-; 
だけど、気持ちよく演奏できたときも、トチったときも、大切な経験には違いありません。
今日は久々にメンバー6人全員そろって演奏できたことが良かったです。
観葉植物に囲まれたステージ。
最近のマルビの衣装は、お揃いではないけど
テイストが統一されていて、雰囲気がとても
好きです。しかもそれぞれ個性が出てるし。


撮影:はまさん
(いろんなアングルから撮ってくれてありがとう!)


2006.6.20

『ピン芸人養成所』では「ひとりで何もできないヤツが何人集まったところで何もできねえよっ」
をモットーに、まずは他力本願をちょっとだけやめることが課題です。


2006.6.22

沖縄関係の対照的な2冊の本を読みました。

『竜宮歳時記 〜どんとの愛した沖縄』小嶋さちほ著(角川文庫)
著者は80年代のニューウェイヴバンド「ゼルダ」のリーダーだった小嶋さちほさん。 今は亡き夫のどんとさん(ex-ローザルクセンブルグ、ボガンボス)とともに移り住んだ沖縄で綴られ、 ロック誌に連載されていた沖縄の歳時記、&どんとさんの好きだったスポットを紹介した沖縄ガイドブックでもある。 読めば必ず行きたくなるような、エネルギッシュな沖縄が、女性らしくも冷静な文章で紹介されている。 私が特に好きな章は、なぜかハワイでの話だけど。ハワイの「BON DANCE」会場で繰り広げられる 「ニッポン音頭」での「アッジー、アッジー、アジノモト!」の掛け声や、教会そっくりなお寺の壁に 「NENBUTSU NOW!(念仏ナウ!)」の張り紙など。。。 日系人も三世ともなれば普通の日本人とはまったくかけ離れているという、この感じに、にやり。。。

『沖縄文化論 〜忘れられた日本』岡本太郎著(中公文庫)
こちらは、あの「芸術は爆発」で有名な岡本太郎氏が1959年に訪れた沖縄。 当然、返還前。過去の傷跡生々しく抑圧された暗いイメージの沖縄の姿がつらく、途中で何度か挫折しそう になりました。前述の本では楽園のように感じられたのにこのイメージの違いは何だ?と思いました。 が、「八重島の悲歌」の章では岡本氏の芸術論が炸裂していて、おもしろかったです。 文字がなかった孤島で伝承されたユンタやジラバなどの無伴奏の歌、限界をはるかに越えた過酷な労働の後、 キチガイのように絶叫して踊り狂ったという、、全身全霊をもって、瞬間に消えていく、人間の声、、本当のうた、、、 それがチャンチャカと繰り返される楽器の装飾的・技巧的・形式的伴奏によって規制され、ならされていく過程、、、 文化財のようなお年寄りの叫びが滅んでゆき、「耳ざわりよく三味線にのせ、あるいは時の好みに 合わせた新曲を作った」という節歌だけが趣味的に残っていく・・・ ああ、どこかで聞いたような話だなあ。。。

ついでにもう一冊、沖縄つながりでインパクトあった本。
『泣きなさい笑いなさい 〜ウパニシャッドの詩』喜納昌吉著(リヨン社)
この本を読んだのは15年くらい前で、喜納昌吉ファンの友人が貸してくれたからです。「ハイサイおじさん」や 「花」で有名なミュージシャン喜納昌吉の自伝です。家は貧しく学校にも行かずヤクトールの配達 (ヤクルトではない)をしたり毎日遊んでいたという子供時代。学校へ行かされて初めて“標準語”を習ったなんて 話は、これまたどこかと似たような話だなあ、と今にして思います。 しかし沖縄の話にはいつも、混沌の中にも何か「あっけらかん」って感じがつきまといます。 100%共感するわけではないけど、ハイサイおじさんの話や、アル中になってアルコール注射で 腕を切り落としかけた話などは、衝撃的、かつ勉強になりました(注射だけはやめとこうっと)。。。


2006.6.27

世の中の人はみな忙しがっている。忙しくない人も、何もかもが自由自在というわけではない。
いつか歳をとって時間をもてあますようになったとき、大好きな音楽がそばにあればいいなあ。
今年もくちなしの花が強く香る季節です・・・好きなものを、ほんの少し。それで、しあわせ。


2006.7.2

今日は大胆にも、某教会にて凄いことをしてきました。あはは。最初で最後かもしれません。あはは。 私たちにマリネラの踊りを教えてくれたペルー人のシスターがしばらく日本を離れられる ことになったので、最後に踊りましたのです。人前で。あはは。あはは。(@∀@)
ミサの後わざわざ席を設けてくださったようです。スペイン語ミサの日だったらしく、ほとんど 南米のかたばかりでドキドキでしたが、掛け声や手拍子で応援していただき、嬉しかったです。 自然に湧き上がった手拍子が全員ピッタリで、さすがだな〜と思いました。 終了後にもあたたかい声をかけていただき、感謝感激です〜。

(写真左)
 アヤクチョ人とマレーシア人?

(写真右)
 トリミングしてもどうしても入ってしまう神父様の御頭…。
 右の女性がシスター。ちなみに生徒は全員、仏教徒。


 撮影:カティちゃん


2006.7.6

私を憂鬱にさせる、露骨な差別。もう、じゅうぶんですってば。
落ちこぼれ気分に侵食されて病気になって早死にしそう。


2006.7.8

ペルーアンデスの人の音って、「持っていく」んじゃなくて、「置いていく」感じ。


2006.7.9

嘘つきの手を噛むなんて消極的なやつではなく、
本当のことをスパッと言ってくれる「真実の口」があったらいいのに。


2006.7.10

なまこのような生活に疲れました。無人島の貝になりたい。


2006.7.11

電車の窓から都会の街並みを眺めつつ、ふと思いました。
人類、火を起こすところから始まって、よくここまで文明をつくりあげてきたなあ、
もうそろそろ滅びてもいいんじゃないの、、、なんて。
「オマエひとりで勝手に滅びてろ!」と言われそうですね。
はい、まったく、おっしゃる通りでございます。

ふぅー、熱帯植物園にでも行きたいなぁー。


2006.7.12

15歳のとき、初めてバンドを組んだ。「どんな曲がやりたい?」と聞かれ、
「曲が終わった瞬間、“もう一回聴きたい!”って思うような曲!」と答えた。
聴いているときのこの幸せな気分がいつまでも終わらないで欲しいと思うような、ね。

いま思うことは、「愛のある演奏をしたい」。それだけ。
演奏しているときの幸せな気分がいつまでも終わらないで欲しいと思うような、ね。
・・・そんな言い方は抽象的だけど、それが具体的に音楽としてどの音がどう違うのか、
今の私には説明できるように思う。


2006.7.15

私は自分のつまらない固執のために人を傷つけているのかな。
でも、ここ最近に築いた(というほどでもない)ものをすべて失っても、
原点に戻りたいと思うんだ。選ぶのは「1」か「0」。


2006.7.18

テレビで犬ぞりレースを見て思った。
「犬の性格は、噛み合わないのも困るし、噛み合うのも困る。」


2006.7.30

民族音楽にどれほど心を寄せようと、現地の人と完全に同化することはできない。
けれど今、はからずも同じ種類の強い意地ともいえるものを身につけてしまった。
最後まで私には理解不能と思っていた、彼らの強い「愛郷心」。
虐げられるほどに、愛着は誇りとなるのだ、ということを知った。


2006.8.5

今は今のこの幸せをむさぼろう。今はのほほんと。嘘でもいい。ホントノコトよりも
今しかできないことを遊んでいよう。どのみち行き着くところは同じだろうから。


2006.8.6

ううう。ちゃぶ台ひっくり返したい。。。でも、
長期的展望でもって何人もの人を巻き込んで生きているのだから、そうもいかない。
じっと我慢である。。。しかしなんだか私、長生きしそうにない気がしてきたよ。


2006.8.8

今日は、吹田メイシアターの「VIVA!8.8 PEACEコンサート」に行ってきた。 出演バンドは「サキタハヂメ&アイアンズ」「きしもとタロー&フレンズ」「ハマナー」の3組。 入場無料のイベントだったけど、どのグループも聴いていてその世界に惹きこまれる力強さが あって、「こんなん、無料でいいの!?」ってドキドキするくらいおもしろかった。 サキタさんのダンシング指揮者っぷりと、その一挙手一投足に神経を集中させるメンバーの皆さんを 見ていたら「全員サキタさんのことが好きで集まった人たちなんだろうなぁ」と思えて、羨ましかった。 西アフリカの太鼓と踊りのハマナーは、汗を飛ばしながらの迫力ある太鼓叩きと踊り、立体的で 楽しいステージ構成も良かった。みんなめっちゃ気合が入ってて、「アフリカ大好き!」という 思いが溢れているようなステージだった。いいなあ。 そしてタロー&フレンズは、他の2グループと違って少人数編成で、まさにタローさんの笛を 聴かせるためのアンサンブル。これまたはっきりしていて羨ましい〜と思ってしまった今の私は、 ちょっと駄目かも。


2006.8.9

先生の渋い表情が印象的だった。
しか〜し、嫌〜なレントゲン写真を見せておきながら、医院はお盆休みに突入!!


2006.8.11

右肩甲骨と上腕と肘と手首に「大きな親知らずが生えてるかのような」痛みがあって、
用事のないときはずっと椅子の背もたれにエラそーにふんぞりかえっている毎日。
(その姿勢だとぐっと痛みがやわらぐのです。)
だけどじっと椅子に座っていても、いろんなことの終わりがどんどんこっちに向かって
迫ってくるのを止めることはできない。もう、時間の問題だな、と思うのです。


2006.8.12

チャンスは何十回もあったのに、ことごとく踏みにじられてしまうので、
もう気持ちを変えるどころか、決意は固まる一方です。

『提出期限が迫ってるのにまっ白な画用紙』みたいな頼りない私だったけど、
今は静かに、自分が琥珀の結晶のようになっていくのを感じています。


2006.8.15

不自由なのが右手で良かった。とにかく左の指がちゃんと動けば、ギターも
チャランゴも弾くことができる。右手はストロークさえできればオッケーだ。

私は私の左手が大好きだ。指は長くないけど(小指は比較的長い)手のひらが幅広で
よく広がるし、指1本1本の力が強くて、薬指も小指もカンカンとよく動く。
早弾きには興味が無いからやらないけど、いつでも自分でイメージした通りには
動いてくれるから、左手にもどかしさを感じたことは今まで一度もない。

このところ、左の肩にも右と同じ神経的な痛みがたまに走るので嫌な感じ。
まあ、腕全体の痛みやしびれはないから大丈夫だろうと思ってたんだけど。
この脱力感と感覚の鈍さが、気のせいでありますように・・・!


2006.8.16

こないだ、篠田昌巳のコンポステラというCD を十数年ぶりに聴いてみた。良い。
彼は今どうしてるんだろうと思いネット検索したら、92年に病死していたと判明。
34歳。…若すぎる。
数日後、テレビの懐メロ番組を見てたら、あがた森魚氏の歌う赤色エレジーで
チンドンっぽいチューバをぶっかぶっか吹いていたのは関島岳郎氏。健在。

ロックやポップスのレコードをほとんど買わなくなって15年ほど経つのだけど、
それでも2〜3年に1度ほど本屋で気まぐれに「レコードコレクターズ」とか
「ミュージックマガジン」とかの雑誌を、何気なく手に取ってみるときがある。
それが今日だった。読むでもなしにパラパラページをめくっていたら、ふと
目に入った文字「シド・バレット死去。」・・・ああ。
今だから白状します。曲作り、歌い方、影響受けましたとも!

ブライアン・ジョーンズも、夏に死んだ。
私も自宅プールに沈まないよう気をつけなくては。…え?


2006.8.19〜20

『かけゆストリート・フェスティバル(仮称)』
今年はちょっと町はずれに舞台が設置され、より大自然を満喫しながらの演奏会でした。 私はロス・ムシスと人数少なめのシン・マルビビールで演奏に参加。最初の出番が早くてバタバタしました。 そして演奏もバタバタしちゃった。でもなんだかそんなことはたいしたことではなくなっていきました。 みんなとっても笑顔なんだもん。 ボリビア人の方がたくさん来られていて踊ってくれるので雰囲気は大盛り上がり! 夜は打ち上げ花火、豪勢でした。岩魚、おいしかったです。演奏会の時間は押しに押して、その日のうちには 終了せず、眠〜くなりながら、乾杯、さらに皆で楽器持って歌って、、、。温泉つかって、寝る。
2日目、寝不足で炎天下、ふと気づけば牛のような目になって、よだれも流れていたかもしれません。 が、そんなことはたいしたことではなくなっていました。背もたれのない椅子には1分座っているのも 苦痛で、ムシスの最後の曲で右手がビリビリに痺れ、引き続いてのマルビの1曲目で左手が 動かなくなって一瞬無伴奏状態になっちゃったけど、まあ、そんなことはたいしたことでは なくなっていました。恒例のバングラディシュカレーを食べ、赤とんぼが飛び交う中、 後ろ髪引かれながら夏の祭りに別れを告げ、車に乗り込む関西組でした・・・また来年♪


2006.8.31

毎日いろいろな新しい種類の症状がいろいろなところに現れるので、日々新しい発見が
あるものだ…と感心。(つまりは順調に悪化?)
最初は、椅子にふんぞり返ってたらマシなので、こりゃ楽な病気だと思ってたんだけど、
同じ姿勢のしすぎで背中や腰がつらくなってきて、24時間どこかが苦しいんだわ。
・・・まあ、愚痴を言う元気が出てきたのも、心の恋人、音楽のおかげです。


2006.9.10

イベントレポートと単なるヒトリゴトは別ページにしたほうがよいな〜と思いつつ。 とりあえず記録。

『第4回京都フォルクローレ音楽祭』に、シン・マルビビールとアウトクトナ・カンチャイの 2グループで参加しました。出番が終わった頃には立ってても座ってても体がつらくなってきたので、 交流会まで控え室で寝ていようと思ったのですが、知り合いの出番はやっぱり見たくてつい 見てしまいました。楽しかったけど、長時間のイベントはこたえました。 交流会では「寝たい寝たい」と思っていた年寄りな私。
この日いちばん嬉しかったことは、演奏後ある人からマリネラを褒めてもらったことでした。 私もその方の歌にはいたく感動し、その思いを伝えたかったのですが、先に褒められてしまったので なんだかお返しに義理で褒め返してるみたいに聞こえはしまいかと思って、言うタイミングを なくしてしまったのでした。いや〜、本当に素敵でした! (途中で正午の鐘が鳴ったりしましたけどね。)


2006.9.17

河内長野市の『大阪府立・花の文化園』にて、シン・マルビビールが演奏させていただきました。 午前と午後の2回ステージでそれぞれ40分ほどの演奏でした。 台風接近で会場に着くなり雨がピトピトしてましたが、なんとか演奏中だけは降らずにもちこたえました。 主催者さんが「よほど皆さんの普段の行いが良いのでしょう」と言ってくださいましたが、いえいえ、 普段は悪行の限りを尽くしておりますですよ、私は。ああ、それなのにお客さまときたら、 熱帯植物温室のような蒸し暑さの中で最後まで聴いていただき、ミゲルの退屈な学校の講義のような 喋りにも熱心にうなづいてくださり、本当にありがたいことでした。時々ふわっと涼しい風が吹いて、 とても気持ちよかったです。


2006.9.23

求めよ。さらば、与えられん。求めよ。さらば、与えられん。求めよ。さらば、あやくーちょ。


2006.9.28

安ごはん屋さんのドリンクバーにて発見! あまりおいしくないアイスティーを
レモンスカッシュで割る(4:6くらいで)と、おいしくなる。(かな?)


2006.9.30

自分の書いた走り書きのメモを見て首をひねる。・・・“エロカード”って何?
よく考えてみたら、“IDカード”のことだった。


2006.10.7

京都、松尾大社にて、SIN MALVIVIR の演奏。全13曲。ほとんどレパートリー全部。
またもや天候不良のため拝殿では演奏できず宴会場での演奏となってしまったけれど、
遠いところから、近いところから、友達が、知り合いが、知らない人が、見に来て
くれてとても嬉しかった。こんな長時間の演奏させてもらえる機会がいただけたこと、
それを実現させてくれたメンバー、音響さんにもとても感謝しています。


2006.10.9

河内長野、花の文化園にてグルーポ・マチュピチュの踊りと演奏。私は演奏隊で参加。
若い踊り子ちゃんたち、衣装を身に着けると華やかで、とってもかわいらしいです。
踊りの衣装替えの間に演奏隊だけで2曲、そして最後に踊り子も一緒になって全員で
数曲演奏したのだけど、それも元気いっぱい楽しくやれてよかった。
打ち上げは心斎橋のブラジル料理店。おいしくてなかなかおもしろいお店だった。


2006.10.17

某有名牛丼屋にて。向かいの席についた男の人が『ブタの思い出』と注文した。
ブタの思い出・・・フランス菓子のようにメルヘンチックなそのメニューとは?
運ばれて来たのは、豚丼、大盛で。


2006.10.18

鳥のきぐるみを着て、言い放ちたい。「これは世を忍ぶ、雁の姿です!」


2006.11.2

映画『3丁目の夕日』を見た。いいなあ、すぐに泣いたり怒ったり。。
今や、ちゃぶ台ひっくり返したりできない時代になってしまったもんなぁ、、、
いろんな意味でね。。。

時代の流れはとても速いので、生きてるだけでベルトコンベアーのタイムマシンに
乗ってるようなもの。長生きするのもおもしろいかも、、と思ってみたりする。


2006.11.5

アンデストラディショナルダンスグループ「グルーポ・マチュピチュ」の仲間
Sさんの結婚披露宴にて、踊りと演奏。あたたかく楽しい披露宴でした。
Sさん、Hさん、お幸せに!(なんと、能舞台での踊りと演奏でした)

 


2006.11.9

カレンダーのところどころに「リハ」の2文字。
それが何かの「リハーサル」とかならかっこいいけど、
私の場合は「リハビリテーション」。とほほ、です。


2006.11.10

マルチ翻訳の関西弁というのがあったので、ためしに『Te quiero』
(=英語でいうところの『I love you』)を変換してみたら、、、
『わいは、あんはんを愛していまんねん。』
・・・いくら関西人でもこれは。。。(こんな告白、やだ!)
歌の題名とかも入れてみた。
『わいの人生は、拷問や。』・・・う〜ん。ちょっといい感じ!?


2006.11.19

突然のペルー旅行計画、勃発! 人生はいつも急展開。私の頭は急回転。
2度目のペルー行きとなる今回は、観光地ではない田舎にも足を伸ばしてみたい。
いつも聴いてる楽団や大好きな歌にゆかりの土地などを訪ねたい。とぞ思ふ。


2006.11.26

『第4回吹田フォルクローレ・フェスタ』に「アウトクトナ・カンチャイ」で参加。
歌が調子っぱずれになってしまったけど、まあいいや。それはそれで。うん、いいの。
今年はリハ時間と重なって大好きなドンジャラタイタを見れなかったのが残念でした。


2006.11.29

冬眠、暁をおぼえず。


2006.12.1

春はあけぼの。冬は鍋もの。


2006.12.2

今週、刺激を受けた演奏。

熊澤洋子さん(@CD『しげとくまのロマのうた』)
・・・ロマ(ジプシー)バイオリンとギターのデュオ。あまりのかっこ良さに秒殺されました!

ラス・オタバレーニャス(@吹田フォルクローレフェスタ 11/26)
・・・選曲や構成が特に、いいなあ〜と思う。演奏も雰囲気も好きなグループです。

オサケーニョス(@ロスインカス・ライブ 12/2)
・・・20曲近い演奏でしたが、退屈のかけらも無く、とても心地よい時間が過ごせました。
3人のメンバー+ゲスト2人という編成でしたが、3人だけでの曲もしっかりした音でした。
南米各国の曲をどの曲もきちんとていねいに演奏されていて好感が持てました。歌もいい感じ!



2006.12.14

最近、見たライブ。

ケルマントゥ(@エルモ大阪 12/3)
・・・大阪拠点のペルー人グループ。数年ぶりに見ましたが、いやあ〜、演奏に勢いが
ありますね〜。ノリがいいだけではなく、いろいろ頑張ってるなぁ〜とも感じました。

シサイ(韓国メンバー)(@マイカル茨木 12/14)
・・・エクアドル人のグループ。めちゃ上手いですね〜。歌もすごく上手い!
ボリビアの曲はボリビアらしく、エクアドルの曲はエクアドルらしく、、
曲によって声質まで変わる感じ。さすがにちゃんとしている!
軽やかでなめらかで掴みどころがないようなバイオリンの音色もとても好きでした。



2006.12.15

あいかわらず、朝起きてしばらくは小指が45度くらいしか曲がらない。
医師いわく、「それで、なにか、困りますか?」
いやその、、。ギターがヘタになりました。なんて言っても、仕方ないしな。


2006.12.17

ロス・インカスにて忘年会&2年間南米で働くH子ちゃんの壮行会。
フォルクローレや南米が好きでたまらない人たちの集まりって感じで、いい雰囲気。
演奏も気持ちよくできて、しあわせでした♪ H子ちゃん、がんばってね〜!


2006.12.18

携帯電話を買い替えた。しかし、、
着メロよりけたたましいマナーモードの振動音って、、どうよ?


2006.12.22

インターネットや本で調べても、アヤクーチョに関する情報はとても少ないので
思いあまって、名古屋のペルー雑貨店「プキオ」のミゲルさんに電話してみたら、
あらためてペルーの小さな村同士の交通網の希薄さを思い知らされました。。


2006.12.25

がるるるる。リマからアヤクチョに飛ぶ飛行機が無いですと〜〜〜!?
なんでじゃ〜〜〜!


2006.12.29

ペルー旅行計画は波乱万丈。日程を変更しようと思ったらすでに旅行社は休業。
ま、なるようになるだろう。


2006.12.30

謎の忘年会。総勢約50人ほぼ初対面。 チリ人、アルゼンチン人、コロンビア人、ペルー人、ブラジル人、、、とラテン度が高い。 とはいえ、いかにも陽気なラテン系って感じの人もいれば、とってもシャイな感じの人もいて 統一感はまったくなし。日本語の話せる人もいるけど、ラティーノ同士では当然スペイン語での 会話になる。みんな違う国の出身なのに、母国語で会話できるのは羨ましいなあ〜。 ともかく、デタラメに踊ったりしながら食べて飲んで・・・ん? なんとはなしにワイノぽい動きで踊ってる人がふたり・・・と思ったらやはりペルーの人でした。 後で、同じテーブルになったので、思いきって声をかけ、近々ペルーに行くと話したら、 いろいろ親切に教えてくれました。なんだか南米旅行の予行演習みたいな、ふしぎな夜でした。


 00  01  02  03  04  05  06  07  08  09  10  11  12  13  14  15  最新


このページは無断転載禁止です。

ポニタの押し入れに戻る
トップページへ