むこう川 2012


2012.1.4

初春やー 原チャリ飛ばせば 気持ちいい〜

あけましておめでとうございます。昨日と今日、街へ出掛ける用事がありまして、
渋滞の市街地をバビュンと擦り抜け、大通りをズバーっと走るのは良いですね。
今日の帰りは猛吹雪に会い、ずびずびと風邪気味ですが、今年もよろしく〜!


2012.1.6

昨日はぞくぞく寒くて体中が痛かったけど、今日は微熱でうっとり気持ちいい。


2012.1.10

玄関のドアを開けたら、春の匂いがした。


2012.1.12

うってかわって、今朝は雪。 メランコリックなワルツで目が覚めた。 youtube


2012.1.13

大好きな友だちがいなくなるなんて、考えただけでも耐えがたい苦痛...!
だけど出会えた喜びや楽しかった日々を全て忘れてしまうくらいなら...!
ふたたび真っ暗なトンネルの中を歩く虚しさを思えば...!

私は愚かですぐに調子に乗って同じ過ちを繰り返してしまうから、自らの体に
傷を刻んで、つねに痛みを感じながら生きるくらいでちょうどいいのと思う。
いや、多分それでは全然足りない。流された血や涙を思えば。。。

私はやさしくなんかない。私はただ自分の大好きなものを失いたくない、と、
せめて、忘れてしまいたくないと、思うだけ。行かないで!ここにいて!と、
自分勝手に望むだけ。


2012.1.16

行き交う雑踏を眺めているとつい、まだ見たことのない姿をモンタージュしてしまう。
聞いたところによると、背の高さはあれぐらい? 髪の色はこんなで、髪型はたぶん
あんな感じで、きっとこんなふうな服を着て、肌の色は、、、とチョイスしていく。
だけど、いつも、出来上がらない。どこにも見つけられない、瞳の色。


2012.1.17

自分のやり方を他者に押しつけようとするのは、にんげんだけ。
他のどんな生きものも、そんなことはしないのに。
そんなものが70億もはびこったのでは、他の生きものにとって
生きやすい世界であるはずがない。


2012.1.18

ざて、マルビータスは、いかりをあげて前進します。


2012.1.19

じゅうぶん大人になってから、というか、ほぼここ数年のことなんだけど、、、
なぜか『大学を卒業できない』という夢を何度も見る。そう、今朝も見た。
卒業論文が書けないとか、試験で合格点が取れないとか、そういうんではなく、
入学してまず、学校のシステムやカリキュラムの取り方がまったく理解できず、
一度も授業を受けないまま、誰とも会話をしないまま、気づいたら4年経ち、
学生専用のアパートなので出なければならないのだけど、仕事も行くあてもなく、
そういえば一度も授業に出てないのだから卒業できないのだろうな、と漠然と、
現実感も無いまま途方に暮れている。。。という、なんとも、もやもやした夢。
大きな建物の中や広い道路に独りでたたずむ自分以外、誰も出てこない夢。


2012.1.21

ミゲルの見た夢の話。。。「わしらの家は、映画館の4階にあるんや。」
3階までは座席があって、4階に部屋を間借りして暮らしているらしい。
それで、手鏡を持って、ふすまを開けたら、居ながらにして映画が楽しめる
のだと言う。。。「それ、いいやん。」と思ったが、、、
毎日、家に帰るたび、入館料を支払わなければならないのだという。
その日も、ネギなどを買って帰宅し、入館料を支払って4階へ上がり、
ごはんは外で済ませてきたから、さあ寝ようと布団に入ったら、天井から
水漏れ。「支配人を呼べー!」っと叫んだところで、目が覚めたとか。

それにしても、「支配人を呼べー!」というのがツボにはまった。
間借り人のくせに、えらそう。


2012.1.29

今日はグループ、マチュピチュの練習と新年会だった。
日本人客が来そうにないようなペルーレストランで、久々にクスケーニャネグラ
を飲んで、いろいろ食べた。ポヨ・ア・ラ・ブラサがすんごく美味しかった。
初参加のギタリストさんは話題も豊富で盛り上げてくれてめっちゃ楽しかった!


2012.1.31

十年以上通ったアルバイトを今日で終了した。
十年以上続けてきたマルビータスも年明けにひとつの進展があって、
今年はようやくいろんなことがぼちぼちと動き始める気配、かな?


2012.2.7

先週金曜の深夜、高速バスで東京へ。土曜の朝はパリワニータさん宅で、恒例の朝ごはん、
モンドンゴ(アヤクーチョ名物のスープ)をいただき、晩ごはんはアヒ・デ・ガジーナの鶏裂きを
私も手伝った。ピスコやらジンやら、ギリシャのワインやらを飲みつつ楽しく過ごす。
日曜は、代々木リブロ・ホールにて、“パリワニータ・コンサート2”でした。
文音ちゃんのソプラノは天を舞い、低音域はがつんとこっちに飛んでくる。。。
あろうことか、私も1曲チャランゴと歌で参加させていただきました。それもティンタの衣装を
着せてもらって、大切なイヤリングも貸してもらって。。。あ、楽器も貸してもらったんだった。
しーかし、何をやらかしたかは記憶がおぼろで、ただチャランゴは持ってたもののろくに弾いて
なかったような?気もするが? チューニングも変だった? あうう〜〜〜恥ずかしぃ〜〜〜!
月曜は雨だったので出掛けずに昼間から酒飲んでまったりとおしゃべりを楽しみました。。。
ともかく何から何までお世話になったパリワニータの松崎さん、青木さんに心より感謝〜〜〜!


2012.2.9

数日前、私は自分の頭のてっぺんが河童のように直径20センチほど円形に禿げているという
夢を見た。そのことをミゲルに話したら、ミゲルは
「それは、わしが最近、カッパとフンドシのことを常に考えてるからや!」と言い切った。
「カッパ」と「フンドシ」という単語に、ことさら力を入れて発音したのが印象的だった。
ミゲルが言うには、さかやきを剃ったりフンドシを締めるのは南方系の文化なんだそうだ。
泳ぐときに前髪が邪魔にならぬように、大事なところを噛まれないように、なんだそうだ。
そして南米先住民や日本人のルーツについての自説を、熱く語り始めるのだった。。。


2012.2.10

台所で洗い物をしていたとき、ふと昔の楽しくなかった事を思い出した。
けれど最近おおむね楽しいことが多いので、「かっかっかっかっか」と
声に出して笑ってやった。そしたら窓の外で「かっかっかっかっか」と
カラスがそっくりに真似して鳴いた。お茶目なやつだね。
今年の冬はとても寒いので、ワタリガラスも舞い込んでこないかなあと
思うのだけど。


2012.2.18

今年のキーワードは、「きつねうどん」と「アポヤンド」。


2012.2.19

グルーポ・マチュピチュのかわいいお嬢さんたち、「こんな長いサンポーニャ、
初めて見ました〜」なんて言いながら、いきなりサンカを、ずいー、ずいーと
良い音出してくれちゃって、掛け合いで曲も吹いてくれちゃって、感激した。
マルタを吹いてる時から、力任せではない、ていねいな吹き方をしていたし、
とても練習熱心な彼女たちだったから、きっとサンカもよく吹くだろうなと
期待はしてたけど、予想以上だったので、合奏が楽しみだ。


2012.2.23

このところ昼間でも薄暗く、吹雪いたりしぐれたりという毎日だったのが、
ひさしぶりに晴れて春の気分になり、そういえばこのところ気分も沈んで
いたのだなあと気がついた。
行動の前に思案しすぎる、ぐずでのろまの私。後になって「あのとき私も
そう思っていました。」なんて言っても、意味がないことはわかっている。
できることは何だろうとあらためて考える。


2012.2.25

ずっと昔に友人にもらった音源で、「コンドルは飛んでいく」の最強にかっこいい
バージョンがあり、それ以来その演奏に勝る「コンドル」を聴いたことがないのだ
けれど、このたび自分たち(マルビータス)のやり方を見直す必要に迫られたので、
その音源を久しぶりに聴いてみた。いやー、びっくり。ほんまにかっこええ。
こんな「コンドル」なら毎日聴いても厭きない。
同じようにやろうと思ったら人数も技術も足りないけど、ベースラインやおかずの
フレーズなど、思わず盗んでしまうのだった。あはは。


2012.2.28

夢を見ているのはほんの数秒の間だけで、目覚めてから思い出そうとしたときに、
長い物語に成るのだという。(おそらくは、言語化に伴って論理が介入するため)

私は今、現に生きている、つもり、、、と思ってるけど、
もしかしたら、ついさっき私は生まれたばかりで、今まさに死んでいく途中で、
人生を夢のように構築している真っ最中なだけかもしれない。


2012.3.1

久しぶりの笹久保伸さんの関西ライブ(喫茶ササンカ@御幣島)に行ってきました。
1部はギターソロと弾き語り、2部はサンポーニャ奏者の青木大輔さんと共演でした。
平日の夜7時から開演だったというのに、終了後にビール飲み放題の懇親会があって、
しかも豚シャブ、本格的にお鍋! なんてすばらし〜! とても美味しかったです!

いやしかし笹久保さんにはいろいろお世話になってるのに、私は無礼ばかりしており
(レッスン料を払い忘れること複数回、、などなど)、そして最近は連絡すらとって
なかったり、だったのですが、、変わらぬ調子で話しかけてくださり嬉しかったです。
短い時間でしたが、とてもたのしい懇親会でした。

おっと、演奏会なんだから、演奏のことを書かねば。。。 ええと、言うまでもなく、
不味いはずがなく、、、。よく知ってる曲もよく知ってるようには演奏されないので、
ほうほう〜とおもしろく聴けて、あっというまでした。マイクは未使用でしたが、
ギターの低音がよく響いて、黒人系の曲とかも気持ち良かったです〜。


2012.3.4

膝にトイプードルを抱いて自動車を運転した人が道路交通法違反で逮捕された
というニュースがあった。そりゃ確かに、犬を抱いて運転するのは危険だ。
しかし、肩にオウムを止まらせて運転するのも違法なのだろうか?
両手があいていれば、よいのだろうか?
両手があいていても、大蛇を首に巻いていたりすると危険かもしれない。
眉間にカブトムシを止まらせるのはどうなんだ?


2012.3.11

きょうは、京都市営地下鉄の「御池」駅構内にて「サブウェイ・パフォーマーによる
東日本大震災復興チャリティー」というイベントがあり、ラス・マルビータスで3曲
演奏してきました。いろいろなジャンルの12組が10分ずつのリレー演奏でした。
私は「蜘蛛イヤリング」をつけて歌いました。この幸せに感謝しています。。。

それにしても、ここ数日、テレビでは震災関連の特別番組ばかりで。。。こんなこというと
ひんしゅくなのかもしれんけど、阪神淡路の時にも感じたことなんだけど、、、、、、
一度にたくさんの人が犠牲になると、このように追悼式が行われたり、黙とうが捧げられたり、
義捐金が集められたりするわけだけど。。。毎日どこかに、理不尽に殺される人や、誰にも
気にかけられず孤独に亡くなる人がいて、しかも社会からは一切見向きもされてない少数の
人たちのことを思うと、なんだか不公平な気がしてしまう私はひねくれてるのだろうか? 


2012.3.12

昨夜ちょっとしたことでミゲルとけんかして以来、私の名前は『ポニタ』ではなくなった。
今の私の名前は『コノバカタレモノメガ!』だ。・・・でもそれ、結構気に入っている。。


2012.3.30

この3月半ばから下旬にかけて、友人が10日間ほど我が家に泊りこむという、
めったと有り得ない状況のもと、最高に楽しい日々を過ごしました。
その間食べたペルー料理は、アヒ・デ・ガジーナ、プカ・ピカンテ、モンドンゴ、
ミラネサ・デ・ポヨ、エンサラダ・デ・ベテラガ、アロス・コン・ポヨなど。
空けた酒の瓶は何本かしら???
そして、伏見の稲荷山に3回登りました(1晩はふもとに宿泊)。
きつねうどんを何回食べたかしら???
特筆すべきは、3月20日に『いちなん』(@京都市左京区)で行われた
パリワニータ・ライブ。私も2曲(Clavel de mi pecho、Flor de violeta)
歌わせていただくという有り難さ。パリワニータのおふたりと、焼き肉屋
『いちなん』の変態店主、孫さんには本当にお世話になりました。
遠くから見に来ていただいた皆さん、本当に有り難うございました。
いや、それにしても楽しかったなあと余韻にひたっています。。。


2012.3.31

いつのまにかどんどん春が押し寄せてきていて、この風の強さは何だ。
今日ミニバイクで走っていたら、横風でぐわあーっと右側にあおられて、
車が来ていたら真面目に危なかったと思う。怖かった。

春の乾燥した風の日は苦手だ。だけどこんな風が吹くと花粉やら種やら
遺伝子をできるだけ遠くに飛ばそうとする生きものが喜ぶのだろうから
調子に乗ってはびこりすぎた人間が少々鼻水をたらしたところで何だと
言うのか。みずから作った乗り物でひっくりこけても、文句言えない。


2012.4.22

同じ家に長く暮らしていると気づかないうちに家具や電化製品やありとあらゆる
ものが古くなっていて、ある日一斉に朽ち果ててしまうという恐怖。
器械として機能はしており、まだまだ使えるにもかかわらず、プラスティックや
布の部分などが、さわっただけでパラパラと粉末状となり、物質自体の寿命が
終わっていることを思い知らされ、なんというか、ああ無常、という感じ。

形ある物ですら粉々になってしまうのだから、民間伝承やら田舎の文化なんて、
うかうかしていたら今この瞬間にも無数の値打ちある物事が、どんどん消えて、
なくなって、二度と思い出されず、闇に葬られ、忘れ去られていくんだろう。

歴史は政治だけだから、歴史上の人物は名を残すけれど、歴史下のものはすべて
無きものとなっていく。さまざまな文化が、ほんの百年ほどで、関心を持つ人も
いなくなって、推理のみに頼る考古学となってしまうのかも。ああもったいない。

すべてを胸に刻んでおきたいと思うけど、すべての本を読んですべての映画を見て
すべての人と話すことなど不可能だし、そもそも私にはそんなバイタリティーが
かけらも無いし、せっかく知識を得ても記憶力が皆無で、記録をとる根気も無く、、
どのみちせいぜいあと数十年で、、、私自身が、パラパラと、粉々に風化。。。


2012.4.23

もっともっと感じ取りたいのに、私には心が足りない。


2012.5.2

長いこと体調が良くなくて、といっても寝込むほどではないのだけれど、どこがどう悪いのかと
訊かれたらひとことでは答えられないほどとにかく体中あっちこっちがそこはかとなく不調で。。

去年は病院へも行ったけど、超音波やら内視鏡やらの検査もして、特に異常は見つからず、
もともと“慢性的な持病”がいくつかあるので、その影響かもしれないということで、
それは今すぐにどうこうというものでもないから、、、と結局何もしてもらえず。。。
これ以上しつこく訴えると精神安定剤を処方されるのが落ちだろうなと経験上思ったから、
そしてそのときはまだそれは要らないと思ったから、諦めて引きあげた。

しかし具合は悪くなる一方で、首、肩、背中のコリがあまりにひどくて、胸まで痛くて
息苦しくて、深呼吸をしようとしても、いくらがんばっても半分も吸えない感じがして、
無理に胸を大きく広げても背骨がペキと音を立てて気色が悪いし、常に酸欠状態みたいに
頭はクラクラしてるし、腹具合はずっと最悪だし、手足は痺れるし、顔面や喉まで凝るし、
鏡を見ると不自然に陰りのある不健康な顔で、笑ってもなんだか引きつっているし。

それでとうとう、友人の紹介で整体治療(経済的理由で二の足を踏んでいたのだけど)に
行ってきた。西洋医学ではピンポイントな検査になるので、ちょっとでも外れるとヒット
しないから、まずは東洋医学で全体的にみてもらってアタリをつけようと思ったのだった。
(だって、病院に行くにしても何科に行けばいいのかが、よくわからんのだもの。)
で、紹介してもらった接骨院。先月末の1回目の治療では、じつはほとんどなんの効果も
感じなくて、健康保険適用外だけに、続けるかどうしようかと迷っていたのだけど、、、
2回目の今日、劇的な変化があった。

帰り道、ふつうに呼吸すると、思いがけずたくさんの空気がスウウ〜〜〜っと体の中に
入ってきて驚いた。何?この、引っ掛かりの無さ!
さっきまでは、ぺっちゃんこのストローをくわえて息を吸っていたみたいな感じ。。。
つまりここ数ヶ月まともに呼吸できてなかったんだということに気がついて、愕然とした。
長いこと具合が悪いと、それに慣れて、こんなものだっけ?という気になってしまうのだけど、
「違う〜!普通の人は(私も昔は)、こんなにいっぱい酸素吸ってたんだ〜!」って
思い出して、ものすごくびっくりした。

その先生が言うことにゃ、
「あなたは、自分ではテンション上げよう上げようとがんばってるのだけど、
脈拍がとっても弱いんです。」

たしかに。。最近手首で脈をとろうとしてもどうしても脈が見つからなくて不思議だった。
先生は何度も何度も脈を見ながら整体をしてくださり、治療後はドックドックと脈が出現。
ついでだから常日頃の疑問も先生に訊いてみた。
「ときどき胸がボコボコっとなって息ができないんですけど、それはなんなんでしょう?」
すると「それはそれほど気にしなくていいです」とおっしゃるので、
「でも歌を歌ってる最中にそうなると、息が吸えなくて困るんですが、、」と言うと、
「カラオケですか?それともお仕事で?」と訊かれ、「カラオケはしませんが、、」とか
もごもご言ってると、いろいろ追及されてしまい、仕方なく「趣味で南米の音楽をやってます」
と白状すると、「南米の音楽、いいですね!ぼくも大好きです。」と言って、ものすごい素早さで
BGMをヒーリング音楽からフォルクローレに変えはりました。
その瞬間、「あ、この先生に任せれば、私は治る!」と思ってしまった私はアホか?

しかし、行き帰りがバイクで雨に濡れて寒くて、風邪ひきました。ずびずび。


2012.5.4

「楽しむ会」の練習を2ヶ月連続で休んでしまっていたので、今日は本当は風邪で寝ていたい
ところだったけど、三木山音楽祭も近いことだし、薬を飲みまくってマスクをして出かけた。
練習中は薬が効いていてわりとラクで、楽しくギターを弾いた。飲み会では、、、寝た。

ちなみに2回休んだ理由は、体調のせいではなく、頭の中がややこしくなっていたせいで
ダブルブッキングやら予定表の書き忘れやら、間抜けをやらかしていたのでした。


2012.5.11

けさ、夢で自分の幽霊?に会った。なにかアンダーグラウンドな芸術家が集まりそうな
なんのお店かよくわからないお店のようなところに私はいて、「みんなここに座るから
畳の色が変わってしもてるね」とか言っている。「あ、ほらまた誰か座ってる。」
この時そこに座った人は、半透明でモノクロっぽくて幽霊のような変な感じで、
よく見ると、なんだか見覚えのあるダサイ服装で、髪型から察するに
22〜23歳の頃の私ではないかと。。。。。。
そう思った途端にその半透明な人は見る見る色が濃くなって普通の人のようになり、私に
向かって何か話しかけてきた。ふたことみこと言葉を交わしたその内容は覚えてないけど、
やっぱりその人は、過去の私のようだった。

そりゃまあ、22歳の私はもうこの世にいないのだから、幽霊になっていてもおかしくない
のだろうけど、、、でもそんなこと言ったら、1秒前の私の幽霊もいるはずで、
そこらじゅう幽霊だらけになっちゃわないのかなあと思うのだけれど。。。


2012.5.13

錆びきっていたマンドリンの弦を張り替えた。ペルー製マンドリン、買ってからおそらく
10年くらい経つと思うけど、とにかくギターを弾いてくれる人がいないと私は他の楽器を
弾く機会がないので、チャランゴ同様、長年ほったらかしになっていた可哀そうな楽器。。
で、今日のグルーポ・マチュピチュの練習でちょっと弾いてみたら、思ったより弾けた。
まあギターが弾ければ(ピック弾きの経験があれば)誰でもとりあえずは弾けて当然か。
マンドリンはメロディーを弾くための楽器だから、速いフレーズも、ギターやチャランゴ
とは比べ物にならないくらいラクに弾けるし、ギターやチャランゴだと単音でメロディー
を弾くだけではいまひとつぱっとしないのだけれど、マンドリンだと、音そのものが派手
だから、それだけでかっこよく聞こえる。うーん、便利な楽器だ。そして結構たのしい。
とはいえ、ひとりでギターとマンドリンを同時に弾くのは無理なので。。。求む、人員!


2012.5.15

地下鉄駅にて2時間ほど演奏してきた。事情によりミゲルとポニタふたりだけで。
とてもいい感じに聴いてくださる方が何人もいらっしゃって、とても幸せでした。


2012.5.16

日曜のマチュピチュの練習でチューナー(調弦機)を忘れてきたらしいということに、
火曜になって気がついて、すぐスタジオに電話したら、幸い、落し物として事務所に
届いているとのことだったので、「では明日、取りに行きます。」と言って、水曜に
出かけたらば、スタジオは定休日。警備の人がいたけど、わからない、と言う。
ぐああ、電車乗って往復2時間以上かけて行ったのにい〜。バカタレモノメガ〜。


2012.5.17

新大阪のスタジオに、忘れ物のチューナーを引き取りに(再度)行った。
箸置きほどの大きさのクリップ式チューナーで、もう戻ってこないかもしれない
と思っていたのが無事に手元に返ってきたのが嬉しくて、日本はいい国やな、と
思いながら、お礼を言って、帰った。
でも本当は、「一昨日電話したとき、なぜ明日は定休日ですとひとこと言って
くれなかったのか?」と言っておかねば、、と思っていたのだけれど。。。
まあ、いいか。。。
・・・と、こういうところが、私のちょっとダメなところかもしれない。


2012.5.20

今年の三木山は体力的にきつかった〜。もう10年以上毎年出場していて、3グループ掛け持ち
だったことも何度かあるのだけど、今年は3グループの出演時刻が接近していたのに全て衣装を
着換えたのでバタバタしたというのもあるのか、、、それとも単に歳のせいなのか。。。
他のグループの演奏を見るのもそこそこに、たくさんの知った顔に出会いながらも手を振って
わ〜っと通り過ぎ、あっというまに1日が終わってしまった。あ〜しんど。
いろいろアクシデントもあったんだけど、たくさんの人のお世話になって、、、楽しかった。


2012.5.26

心のスタミナがたりない。 がんばれ、私。


2012.6.7

もし私がファンタジー映画や物語の主人公だったら、どんな難問も
知恵と勇気をもって、すぱすぱ解決していくのだろうけど、、
私の現実は、そこはかとなく、間抜け空間。。


2012.6.10

今日は梅小路公園にて『京都市公営交通100周年記念フェスタ』という盛大な
イベントがあり、その中の『第2回キング・オブ・パフォーマー決勝戦』に
出場してきました。ラス・マルビータスが、サブウェイ・パフォーマーの
ベスト8に選ばれたということで・・・(信じらんなーい!)
イベントは、京都市の市電開業100周年を祝うもので、市電や地下鉄の廃品や
記念グッズの販売などいろいろあって、たいへんな人出でした。
昨日まではどしゃ降りの雨、今朝もまだ雨が残ってましたが、次第に晴れて
気持ちいい新緑に囲まれたステージでの演奏でした。8組が10分ずつ演奏し、
6名の審査員によって今年のキング・オブ・パフォーマーが選ばれました。
選ばれたのはマルビではなく弾き語りの若い女性でしたが、楽しかったです。


2012.6.17

喫煙に次いで、飲酒も、規制しようという動きがあるらしい。
いったい、誰が、そんな馬鹿げたことを・・・・・・ WHOですかーーー!?
もし日本で酒が飲めなくなったら、どこか酒の飲める国に移住しなくては、、、
もし世界中で飲めなくなったら、、、そのときはもう、生きていなくていいかも。。


2012.6.18

人はなぜ何かを残してゆきたがるのか。人はなぜ自分を特別な存在と思いたいのか。
しょせん70億の集合体の中のどんどん入れ替わっていく細胞の一つにすぎないのに。
自分らしさ、なんて、つまらないことじゃないのか。ただの自意識過剰じゃないか。
植物みたいにただそよそよと風に吹かれていればいいんじゃないか。
でも、誰もが、“あなたは大切な人なのです”と言われることを、必要としている。


2012.6.19

無力感に打ちひしがれる。私自身あまりあれがしたいこれがしたいという欲求が
旺盛ではなく、すぐに何もかもがどーでもよくなってしまうほど気力不足なのに、
こんな私が、だれかに生きる希望を持たせることなんてできるのか?


2012.6.20

隣県の原子力発電所が再稼働に向けて動き始めているらしい。
人は、“せっかくの警告を無視したがためにすべてがオジャンになる”
ということを何度繰り返せば気が済むのだろう。


2012.6.21

誰かに会えなくなるということは、その人と出会う前に戻るというのとは違う。
弱気な私を叱る声が聞こえる。いや、正しくは、叱る言葉を読む私の心の声か。
それはいつも私の中にあるから、もうこれからはずうっと、、、


2012.6.30

Facebook というものに登録してみたのですが、使い方が全然わかっておりませぬ。
というわけで、ご利用の皆様に失礼がありましたら何卒お許しくださいませ〜。


2012.7.14

とてもひさしぶりに、、とりあえず、、安堵した。


2012.7.15

『フィエスタ・ペルアーナ神戸2012』というペルー独立記念イベントにグルーポ・
マチュピチュで参加してきました。演奏や踊りの出演者はほぼ全員がペルー人、
もしくは混血の子供たちで、お客さんも日本人はかなり少ないイベントです。

マチュピチュは今年で3回目の出演で、今まではどうということもなかったのですが、
なぜか今年はえらく絶賛されて、非常に驚きました。「ブラーボ!」の声は上がるし、
全4曲終えた後、来賓の方たちが全員ステージに上がってこられて賛辞の言葉とともに
メンバーひとりひとりと握手してくださり、まるで記者会見のようにバシャバシャと
写真を撮られ、、、、一体何が起こったのかと、、ほとんど困惑してしまいました。

演目は去年と半分同じだったのに、この劇的なまでの反応の変化はいったい・・・???

じつは、先月からParihuanitaのMicaelaさんに踊りの指導に来ていただき、去年までの
とは演奏も少し変えたし、踊りも今までに比べると格段にメリハリが出たと思う・・・
のだけれど、でもまだまだ始めたばかりで、これからもっと徹底的にビシバシとご指導
いただく予定なので、今、褒められすぎても困るのですけれど・・・!(笑)
いや、それにしても、あまりの効果てきめんっぷりにびっくりです。

まあ、褒められたといっても「日本人なのに〜」という条件付きなのだろうからあまり
調子に乗ってもいけないとは思いますが、演奏だけの曲も今年はいかにも日本人受けする
ケーナメインのインスト曲ではなく、クスコのワイノを歌ったのが良かったのかもしれ
ません。やはり歌モノのほうがペルーの人たちには受ける気がします。私はペルー大使の
かたに、スペイン語の発音と歌の心が素晴らしい、などと言っていただき、ものすご〜く
嬉しかったです。フォルクローレでの歌を褒められたのは生まれて初めてでした〜泣。

それにしても今日は湿度が高くて(気温はそれほど高くないのにベタベタして)、まるで
リマの夏のような一日でした。ペルー料理をいっぱい食べ、どれもこれも美味しかったです。


2012.7.21

京都市役所前で開催された『御池ワールド・ミュージック・フェスティバル』に
ラス・マルビータスが出演させてもらいました。きょうの演奏はなんというか、
あまり気持ちよくできませんでした。まあ、いろんなときがありますなー。
でも今、マルビータスの3人で演奏できることは、とても幸せに思ってます。
私はミゲルのケーナとカティちゃんのビオリンやチャランゴの音が大好きだ。


2012.7.23

何もかもが嫌になって疲れ切ってしまった。
かなしすぎる。かなしすぎる。かなしすぎる。
すべて良かれと思ってしたことなのに、
結果的には、 好きな人の信頼を裏切ってしまった。
もう何もかもがオシマイ。死んでしまいたい。

けれど、、、それは誤解。間違った解釈。ほら、いつもの早とちりなんだってば。
でもひどい言い方をしたのは私で、彼女の深く傷ついた心は二度と元に戻らない。
どう言ったら信頼を取り戻せるかなんて、見当もつかない。

途方に暮れ、号泣しながら、、、
それでも私の根っこに流れるのは、 とてつもない楽観。

宇宙は、自然は、悲しいものであるはずがない。
悲しかったり苦しかったりするのは、何かが間違っているせいだと思う。
悲しいままなのは、まちがっている。
悲しいままなのは、正しくない。
バランスが崩れたり、病気にかかったり、なにか誤解が生じているのだと思う。
誤解は、解かれなければならない。
シェイクスピア喜劇じゃあるまいし、誤解で悲しくなって
誤解で死んでしまうなんてのは、ばかげている。
生まれてきた存在自体が悲しい存在、なんてものが存在するなんて、私は信じない。
だれでもみんな幸せであるべき。生きものでも、非・生きものでも。
とらわれてる考えを横に置いて、もつれている糸をほどいて、正しい位置に戻せば、
きっと。

だけど、いそがなくては。
「誤解はほうっておくと本当になるよ」と或る人の助言。


2012.8.3

自信というものを、他人から評価されることのみで構築しようと思ったら、
どえらいことになります。
ひとはそうめったに他人を褒めたりしませんから。
もちろん、波に乗っているときなら良いのですが、弱気になっていて本当に
褒めて欲しいとき、つまり疲れきっていて自分に自信が持てないようなとき
なら、なおさら、ひとが褒めてくれるはずがないではありませんか。。。
なのに、褒められることで自信を取り戻そうなんて思ってしまったら。。。


2012.8.5

ひとりでからまわりしていたということが、少し寂しくもあり、けれど救いでもあり。
わたしたちはもっと、しあわせのかたまりのようにならなくてはダメ。なんだってね。


2012.8.7

テレビを見てると、どーでもいいことばかりが気になる。
たとえば、本当にどうでもいいんだけども、医薬品のCMで「朝がきつい」と言ってる
のを聞くと、朝があなたに主体的に何かしてきはったのですか?と訊き返したくなるし、
「歯がしみる」と聞くと、歯がシュワっと溶けて口内にしみこんでいくような気がして
思わずつばをためる。

ドラマはドラマで、
「血はつながってなくてもお兄ちゃんは本当のお兄ちゃんよりもっとお兄ちゃんだった」
とか言っていて、ええ〜、本当のお兄ちゃんというのはどこかちょっとお兄ちゃんでは
ないものなのか? じゃあそもそもお兄ちゃんて何なんだ〜?という謎が駆けめぐる。

あるいは夏の夕暮れに、原動機付きバイクで走りながらご機嫌の私は古い歌を口ずさむ。
「おらは死んじまっただ〜 おらは死んじまっただ〜」
ヘリウムガスを吸ったような声で、そして時々ドスをきかせた低い声で、歌ってみる。
「天国良いとこ 一度はおいで、酒はうまいし、ネエちゃんはきれいし、」

は???
天国のネエちゃんはみんなきれいなのか??? ・・・ということは、、、
もしかして、きれいでないネエちゃんは全員地獄に落ちてしまったってことかっっっ?

それが事実であれば、恐ろしいことです。あああ。


2012.8.11

真夏の野外ステージ・その1
今日は『楽市楽座夏祭り』というお祭りで、ラス・マルビータスが演奏してきました。
ご近所の人たちがたくさん集まって、音楽や踊りを見ながら、屋台の食べ物とビールで
夕涼み、といういかにも夏祭りらしいイベントでした。私としては鹿教湯のストリート
フェスティバルによく似た雰囲気だなーと思いましたが、それより場所も広くて人出も
多かったかもしれません。まあ会場が街なか(京都駅から徒歩10分)でしたので。

控室として、マルビータスだけで会議室ひとつ使わせてもらえたので、そこでの練習が、
とても幸せでした。ふだん練習で使ってる音楽室は防音壁に吸収されて自分たちの音が
聴こえにくいのだけど(音楽をやるための部屋なのに音が聞こえないってのはどうよ?)、
会議室は適度な反響があって、気持ちいい。本番前にすでに私は満足してしまったよ〜。
本番もプロの音響屋さんが大音量出してくれて幸せに演奏できました。

ただ、お客さんの位置と演奏位置がかなり離れていたせいか、BGM的に聴いてくださった
ような感じで、拍手はなんとなくまばらでした。うーん、演奏の自己満足度とお客さんの
反応というのは、必ずしも一致しないものですな。両方が良ければそれほど幸せなことは
ないのだけど、どちらか片方と言われたら、当然、他人の評価より、自己満足のほうを
取りますな。今日も知り合いは来てなかったので写真は無しですが、今日の私はきっと、
とてもいい顔で歌っていたんじゃないかと思います。


2012.8.12

『今日は、きびだんごとトマトのスープです』という音声がテレビから聞こえて、
はぁ?と思って画面を見ると、きびだんごではなくエビだんごと判って、納得。


2012.8.21

活動的な夏を「生」、静かな冬を「死」のイメージと見ることも有りがちだけれど、
夏は命のサイクルが速くなることで、逆に、死に接する機会が多いようにも思える。
今日は親戚に不幸があり通夜で芋焼酎を飲んだ。芋は苦手と思っていたのだけれど、
最近もっぱら飲んでるドライジンと比べて、口あたりが柔らかく飲みやすかった。

未亡人風?


2012.8.22

真夏の野外ステージ・その2
吹田フォルクローレフェスタの会場になったこともあるKOKOプラザが主催の、『ココ夏祭り』
というお祭りに、グルーポ・マチュピチュが呼んでいただきました。今回テーマが『インター
ナショナル』ということで、私たちの他は、アイリッシュハープ、二胡、タヒチアンダンス、
ベリーダンスなどでした。いや〜、夏らしく肌露出度の高いタヒチの踊りも良かったけど、
動きそのものが艶めかしいベリーダンスには目が釘付けになってしまいました〜。ホホホ。
うちらのリハーサルは午後2時半からで、本番は午後7時からという長時間に及びましたが、
滅多に有り得ないほどスタッフさんがきちんとしていて、ていねいに作られたイベントで、
ストレスなく楽しめました。屋台の食べ物も安くて美味しかったので食べまくりました。
このあいだ(8/11)のマルビータスが出演した京都市の夏祭りといい、今日のこれといい、
今年初めて参加させていただいたのですが、とても気持ちの良いイベントでした。


2012.8.26

教育現場の名のもとに、暴行、恐喝、傷害、殺人未遂などの明白な犯罪行為を、わざわざ
「いじめ」という名の「やっかいな問題」にすり替えて議論しているのは何故なんだろう? 無法地帯の正当化


2012.8.27

午前零時。バスタオルを干しにベランダに出れば、大きな金色の半月があまりに眩しくて。
赤でも黄色でもない、信じがたいような、甘い蜜がたっぷりの焼き芋のような、黄金色。
ふっくらした半月は、それこそサツマイモの形で。しばし目を奪われるのであった。

神様が人間を作ったのか、人間が神様を作ったのか、いつからそれは居るのか、私は知らない。
知らないけど、人間は、祈ったり、願ったり、感謝したり、するのであった。


2012.8.31

うわああああああああああああ〜〜〜と絶叫して、頭を抱えてうずくまる。
喩えていうならば・・・・・・
可愛がってる子猫がケガをして、命に別状ありませんように!早く治りますように!
と必死でお祈りをしているその最中に、ついうっかりその猫の足を踏んでしまったり、
ごはんをあげるのを忘れていたり、、なんて間抜けをやっちまう!あああああほ〜〜〜


2012.9.5

ミゲルは血糖値が高くて、私は辛党なので、わがやの砂糖消費量は、わりかし少ない。
最近は蜂蜜をよく使うし、夏は煮物より炒め物が多くてますます砂糖の使用頻度が減る。
そんなわけで、きょう砂糖壺を開けたのはちょっと久しぶりだったのだけど、、、

薄茶色の三温糖に、小さな白い虫(円柱形・蛆虫系?)が一面にうじゃうじゃと居る!
うぎゃああああああああああああ〜〜〜!!!
お米や小麦粉、パン粉に虫がわいたのは見たことあるけど、砂糖にもつくのか〜!
しかも、見たことのない真っ白い虫!!なんじゃこりゃあああ〜〜〜!!!

ええーっと、、見なかったことにして、フタをしてこのまま置いとこうかしら?
でもミゲルが見つけたら激怒するだろうなあ、、、ドキドキ、、、
うーん、、もったいないけど、ビニール袋に密閉して捨てるしかないか。。。
でも、ゴミ箱の中で変態して何やら黒いものがわさわさ出てきたらどうしよう!?

と、近眼の私であるが、その虫はまったく動いていないことが分かった。
そして、じんわーりと、緩慢に、思い出した、、、、、、

市販のヨーグルトに付いてくる顆粒状のオリゴ糖が、使わなくて溜まってくるので
砂糖壺の三温糖の中に混ぜたのだった。。。白い虫、よく見たら、顆粒状。。。


2012.9.9

第10回京都フォルクローレ音楽祭。記事と写真はブログのほうに少しだけ。


2012.9.22

フェルナンドF田さんの15周年記念コンサートは素晴らしかった。いつもみたいに
もう少しお茶らけた感じかと思ってたら意外と何もかもが程よくちゃんとしていて
(もちろん十八番のダジャレはそこかしこに盛り込まれてましたが)感動しました。
ひさしぶりに行ったレストランプカソンコ、ひさしぶりに会った人々にも灌漑、
じゃなくて感慨深いものがありました。


2012.9.29

携帯電話が壊れた。6年近く使ってきて、今やずいぶん古い型になってしまってるので、
まあ、買い替えどきだろうなと思い、携帯電話屋さんへ行ったらば、店員さんからは
激しく“スマートフォンの購入”を勧められた。
なんだかそれを買わないと罪人のような気持ちにさせるほどの推しっぷりだったのだけど、
そもそも1日中パソコンの前に座ってるような人間にスマホなど不必要なので、頑なに
スマートフォンを拒否し、携帯電話購入を希望したらば、店員さんは、人生真っ暗闇、、
というほどに悲しそうな顔になり、怖かった。

買い替え時の常であるが、機種は選ぶというより必然的に、これ、と決まってしまう。
そうして買った新しい携帯電話は、はっきりいって、ものすごく使いにくい!!!
前に使っていた機種よりサイズが大きくて、手にもなじまないし、ジーンズのポケット
にもなじまない。文字を打つとき本体がグラグラしてしまうし、写真撮影のときも
レンズの位置に指がかぶったりしてシャッターが押しにくい。
それよりなにより、太陽光の下で二つ折りにしたままだと、おもての時計表示が、
まっっったく見えないのが、最低に最悪!!!
私にとって携帯電話は第一に腕時計であり、カレンダーであるというのに。。。
メーカーに怒鳴りこみに行きたいほど憤ってしまうのだった。
そして、機能が数倍増えてるくせに、今まで出来ていた簡単なことが出来ない、、バカ。。
ほっといてほしいことを勝手に先走りやがって、逆に邪魔だし、やって欲しいことは
何ひとつやってくれない。
この嫌がらせ?は、スマホを拒んだ私への逆襲なのか???


2012.10.5

【演奏記録】京都市交通局の企画“パリ白夜祭”でマルビータスが3曲演奏。
本日のマルビは、サブウェイ・パフォーマーの先輩であるYさんにチャランゴと
ボンボでお手伝い参加をしていただき、Katyちゃん、Miguel、Ponitaとで4人編成♪
私が大ボケして一番肝心の配線を持って行くのを忘れたため、ギターの貼り付けマイク
以外にはスタンドマイク1本だけしか使えず、きゅっと小さくかたまって演奏した。
音量バランスには問題があったかもしれないけど、見た目としては和気あいあいとして
良かったんじゃないかと思う。残念ながら、写真は無い。


2012.10.14

【演奏記録】大阪府立花の文化園にて、13日(土)グルーポ・マチュピチュ、14日(日)は
ラス・マルビータスで、2日連続演奏した。土曜は快晴、日曜は晴れのち曇り一瞬雨。
マチュピチュも音響機材について考えないといけない時期に来た。人数が多いので大変だ。
マルビは今日も強力助っ人Yさんに加わってもらったけど、Katyちゃんが欠席だったので、
結局人数はいつもと同じ3人。曲によってはかなり良い感じの演奏だったと思うのだけど、
そういうときに限って録音してなくて残念。ワマンギーナ衣装の写真も無し。
あまり良くないときの演奏ばかりが、知らないうちに(無断で)世間に出回っていたりして
悔しいのだけど、まあ、常に良い演奏ができるように心がけるしかないのだな。


2012.11.1

ニュースを見ていると、世界はどこへ向かうの?日本はどうなるの?と不安になる。
そんな世界人類的な不安と比べたら些細なことだけど、日常生活の中でがっかりすること、
それは、家電量販店で780円の乾電池1連を買って800円を出したとき、などである。
20円の釣り銭とレシートを私のてのひらに乗せつつレジ係の店員が言うことには、

「20円からのお返しです。」

・・・は?
「からの」って何???? 「からの」って何???? 「からの」って何ーーー????


2012.11.7

最近月日の経つのが速いので、この調子なら五百年ぐらいあっという間なのかもしれない、なんて思う。
他人の断片的な夢の話ほどつまらんものはないので以下読まなくていいんだけど(オチも無いことだし)
今朝見た夢の、最初の場面は、仮想空間のV字型畑一面に咲く赤白の小海老草(@キツネノマゴ科)。
日々の、夢のような現実を、ほんとうの夢の中で見ると、とても不思議な感覚になり、まるで目覚めて
いるときのこの毎日が逆に、すべて夢だったかのように思われる。

突然場面はコンサートの舞台。私のギターのヘッドには小窓があって、その中でコンパクトディスクが
くるくる回っているのが見える。これが最新のメカなのだ、とか思っている。目覚めてから考えたら、
いまどきCD? ていうか、なんでギターのヘッドに? 意味がわかりません。

次の場面では、何か独特な自作曲をギターで弾き語りする女性がいて、私もあんなふうに歌いたいなあー
なんて思いながら見ているのだけど、今思えばそれは30代なかばで病死した中学時代の友人だった。
彼女は個人的にはそれほど親しかったわけでもない部活動の仲間で、大人になってからは付き合いも
全然なかったのに、なぜか時々夢に出てくる。努力家で妥協を許さない真摯な人だったな、合掌。


2012.11.23

ヘーゲル・ロダスさんの『ケーナ、サンポーニャ教室合同発表会&ロス・チャンカス・ミニライブ』を
見に行きました。午前11時オープニングで、いきなり乾杯(酒!酒!酒!)という素晴らしいイベント!
生徒さんたちがリラックスして演奏できるように・・・という、なんとも粋なはからい!さすがっ!
単なる観客の私も、いきなり酒〜〜〜!!!テキーラがすっごく美味しかったーーーーー!!!
たくさんの新旧の知り合いの顔が見れたし、盛りだくさんの演奏で踊ったりして楽しかったです。


2012.11.26

世の中にウソばかりが蔓延るわけは、、、誰もホントウのことなど知りたいと思わないからだ。
ホントウのことを知ってる人がそれを口にすると、たちまちキチガイ扱いされてしまうからだ。


2012.12.6

1週間東京へ遊びに行ってきました。青木隆八さんのギター&うたソロライブにゲスト出演させて
いただくという名目で。私はつたないチャランゴ弾き語りで、青木さんにギター伴奏していただき、
「ワクチャプキト」と「フロール・デ・ビオレタ」を歌わせていただきました。ああ、冷や汗!
今後精進いたしますのでまたよろしくお願い致しますうううう〜。


2012.12.11

人はなぜ、同じ過ちを繰り返してしまうのだろう?
しまいに取り返しがつかないことになって、そのときになって初めて後悔する。
けれど、喉もと過ぎればまた繰り返す、、、とことんアホな生きもの。
やさしいって、なんだろう?と考えることがよくあるのだけど、
それは体力のいることであるのは確かで、余裕のないときにはどうしても
やさしくなれないもので、けれど余裕って、どう考えるかの問題であって、
どんなときでも、どんな物事に対しても、雑に扱わず、ていねいに対処する、
ということがまずは基本なんだろうと思うけど、、、
人いちばい面倒くさがりで怠惰な私は、どうしてもやさしいひとになれなくて、
ぎゃーとかひいーとか呻いてばかりいる。


2012.12.23

先週日曜(12月16日)は『第10回吹田フォルクローレ・フェスタ』というイベントがありまして、
私はなんだかんだで第1回の前のプレ開催の時から毎年出演させていただいていたのですが、、、
なんと今年は、私の体調不良のため、ラス・マルビータスの出場は、辞退という事態に!
本番2日前のドタキャンとなってしまい、関係者の皆様には大変ご迷惑をおかけしました。
じつは、げえげえ吐いて熱も出ていたので、感染性の強い疾患だといけないということで
ドクターストップ(人混み禁止令)がかかってしまったのでした。
さいわい症状はすぐ治まり週明けに検査結果を聞きに行きましたら、ノロでもインフルエンザ
でもなく、単なる急性胃腸炎だろうということでしたが、いやはや、お騒がせいたしました!
今回マルビの演奏を披露できなかったのは残念だけど、まあ、焦らず次回に備えます〜


2012.12.26

炊飯器が壊れて、なかなか買いに行けず、かれこれ1ヶ月、お鍋でご飯を炊いている。
慣れてしまえばそれほど難しくもなく、炊飯器で炊くよりおいしい気がしている。
家電といえば、少し前にLEDシーリングライトを買ったんだけど、なんだかなあ、、
10年とか20年とか長持ちするといわれてるLEDだけど、回りのプラッチック部分がどうも
4〜5年でパキとかペキとか折れそうなほどちゃちで、業界の陰謀かしらと思ってみたり。


2012.12.29

船頭さんがたくさんいると、船が山に登るんだそうだ。
まさかと思うけど、辞書にも書いてあったから、これは確かな情報だよ。
う〜ん、いったい何人くらいの船頭さんが集まれば、船で富士山に登れるかな?
正月特番向きのネタだなあ〜


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